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まあ、当然

7月11日
 
 参議院選挙の結果は、「まあ当然」といったような感じではないでしょうか?
 獲得した議席は民主党が50議席、自民党が49議席。
 投票率は56.45%。 
 鈴木宗男・辻元清美は落選。
 神取忍も落選。
 又吉イエスは当然落選。
 有名どころで当選したのは竹中平蔵に荻原健司。
 基本的には人々の思いがそのままダイレクトに反映された感じ。
 あんまし国民をバカにしているとそのうち大きめのバチが当たります。

7月10日

 何となく朝起きて調子が悪いなと思ってお稽古に出かけたら、渋谷駅で道着の上だけを家に忘れてきたことに気がついてものすごく落ち込む。
 これでは「今週は絶対に渡そうと思っていたもの」も渡せないではないか。
 しょうがないので家に帰って切込隊長の新刊「美人(ブス)投票入門」をやけになって読む。わたくしはあまり株式投資のことについては詳しくないのだけれどもこの本は面白く読めた。  
 きょうは夕方からまりりんたんと会う約束をしていたので、5時におうちを出て新宿西口のドロミ像で待ち合わせる。そして、小田急百貨店でまりりんたんのお買い物に付き合った後土風炉に行って飲み。その後かに道楽に行ってさらに飲み。神戸ツアーの時に宝塚大劇場で撮ってきた写真を見せたりその他いろいろな話などをする。
 普通に飲んでたつもりだったけど、2人でワインのフルボトルが2本空いている。
 その他最初に生ビールの中ジョッキを空けているし、カクテルもたくさん飲んだ気がする。やはり少し飲みすぎたのかなあ。
 補足:法学部の過去問過去5年分を探しています。
 貸してくださるという親切な方はどうかわたくしの所まで連絡をお願いします。  

7月9日

 最近仕事にもある程度慣れた部分が多かったので時々ぼーっとしたり日記に書くネタを考えたりしながら業務をこなしていても何とかなっていたけれど、やはり慢心があったせいか今日レビューを行った場合に自分でよく分かっていなかった部分が大量に見つかってボロボロになってしまった。
 この仕事については、ちゃんと人様に認められてお金を十分に稼いでいけるようになっていきたいので相当に悔しい。

7月7日

 「お師匠さま」と「お師匠さん」の違いについてふと考えてみた。
 今までの人生である種の学業や特殊技能を身につけるために何人かの人間の下についていろいろとお稽古や修行をしてみたりしたけれども、ただ知識量や技能が自分より上回ってるだけでは「師匠」ではあっても「お師匠さま」とはおそらく呼ぶことができないだろう。
 「お師匠さま」というのはものを教える立場の側の人間が弟子に対して自らを尊敬することを強制して成り立つ関係ではなく、弟子の側の人間が自らが「お師匠さま」と設定した人間に対して焼け付くような尊敬の念を投影することによって成り立っているような気がする。
 最近の風潮としては、若者が特定の人物に対して激しく心酔することを懸念する人々が多いのだけれども、(そして実際にオウム真理教の麻原のようなとんでもない人物に帰依して大変なことになってしまった人もいるのだけれども)自分の五感や直感、何かのご縁や神の啓示などを駆使して「お師匠さま」としてふさわしい人物を見つけ出して、ある種のリスクがあることを自覚しながら自分の現在立っている位置から命がけの跳躍を果たすことによってしか到達することのできない境地が存在するように思える。
 とりあえずわたくしは多田先生と内田先生という素晴らしいお師匠さまに出会うことのできた幸運とこの出会いによってほとんど廃人になりかけた状態から脱却できた幸運を喜びながら、「お師匠さま」を持つことによって得ることのできる快楽を享受することにする。
 そういえば来週の月曜日に「街場の現代思想」が発売になる。買わなくては。

7月6日


左の上あごの歯が痛かったのは1か月や2か月というようなスパンではなくもっとはるか昔から「痛い」という感覚が存在したのであって、それでもただ「歯医者に行くのが微妙に面倒くさい」という理由だけで抜本的な問題処理を行うことをひたすらに先延ばしにしていたわたくしに全ての責任があるのだけれども、それでも遂に今日業務が手につかないくらいに歯が痛くなって「とうとう来るべき時がきてしまったのか」と思い歯医者に駆け込んだら、いきなり「虫歯がものすごい状態になっているので今から即効で親知らずを抜きます」と宣告されてしまい、とっても鬱。
 しかも虫歯になっている歯は抜いた親知らずだけではなく、他にも9本もあるらしい。。。。。これでは面倒臭い問題を全て先送りにしている官僚の人々を笑うことができない、という思いと今年の夏は歯の治療代を稼ぐためにちゃんと働かなくてはいけない、という思いが頭をよぎった。「もっと早くに歯医者にいっておけばよかった」と思ったけれど、いまさらそんなことを考えてもも仕方がない。

7月5日

 以前まーべらすちゃんから質問を受けていて「あとで詳細にお答えしますう」と言ったままそのままにしていた事があったのでこの場を借りて書くことにします。
「一応サラブレッドの世界には"3大始祖"というものが存在していて、すべてのサラブレッドと呼ばれている馬の父系をたどっていくと"ダーレーアラビアン"と"バイアリーターク"と"ゴドルウィンアラビアン"の3頭にたどり着くのだと言われています。しかしだからといって、サラブレッドという種がこの3頭の馬の子孫を交配することによって出来上がったということを必ずしも意味しているのではなく、競争用の速いお馬を生産するためにもっと多くの父系を持つ馬をいろいろに交配させていった結果、他の父系は淘汰されていき最終的にこの3つの父系が生き残ったという風に考えるのが事実に近いのでしょう。
 で、サラブレッドの雄というのはレースで結果を残したかあるいはよっぽど血統が良いかのどちらかでないと子孫を残すことができず馬肉とかアテ馬にされてしまうので淘汰される勢いというものは自然界の動物よりもさらに凄いのですが、人間の場合でも同様の淘汰というのは起こりうるわけで『もてなくて一生童貞だった』とか『子供を見るとむかつくので生みたくない』とか『鬱なので死にたい。自分の遺伝子がこの世界に残ることなんて信じられない』とか思っている人間の遺伝子は生きようと強く願っている人や自分の子供をたくさん生もうと思っている人の遺伝子に淘汰されることが予測されるわけです。今の日本だと平和だし豊かだし医療制度も整っているし、ということもあるのであまりこの事は実感できないのですが、シエラ・レオーネのように内戦と貧困と疫病の問題が深刻なものとして存在していて平均寿命が35才くらいの国では『生きのびる』ことも『子供を生んで子孫を残す』ことも非常に困難が伴う行為で『鬱だ死脳』などと考えていると練炭を使用するまでもなくすぐに淘汰されてしまうという現実があるわけなのです。
 話がちょっとずれてしまいました。それで議論を本題のほうに戻すと、『過去から現在に渡って自分の遺伝子というものは祖先の生きのびようとする意思と子孫を残そうとする意思によって自分のところまで伝えられてきた』ということはまあ言えるのかもしれないのですが、だからといって『自分は遺伝子を残すために子供を生む義務がある』という結論には必ずリンクしないような気がするのです。科学技術や医療技術が発達したとしても妊娠&出産は今も昔も女子にとってリスキーな行為ですし、養老孟司が『バカの壁』か『死の壁』のどちらかで指摘したように都市というのは子供が存在することを許さないような構造の空間になっていますし、それに子供を生んでしまうと自分の将来のキャリアプランに変更を余儀なくされてしまいますし、さらに『今のままの自分では親としてやって行く自信がない』ということもあるでしょうし、その他いろいろな理由があるとは思うので"子供を生むという環境が整ってないし、子供がほしいと強くは思えないので生まない"という選択がすなわち悪ということにはならないと思
うのです。このような要因をそのままにしたまま国策やらその他で子供を生むことを強制したと仮定してもそれは生む親の側にとっても生まれてくる親の側にとっても幸福な結果をもたらさないような気がします。
 ただ「合成の誤謬」という問題がありまして、少数の人間が『子供を生まない』という選択を行うのなら別に特に問題はないけれども、2004現在で30歳以下の日本国に在住の女子全員が『子供を生まない』という選択を行ってしまうとすれば年金問題日本社会の存続その他もろもろの事象でとんでもない事態が発生してしまうわけなのです。私の個人的な意見としては、"日本国内だけで見てみると少子化の問題が発生しているけれども世界規模で見た場合には依然として人口は増加中なのだから適当に移民が入ってきたりして何とかなるのでは???"と思う一方で、"でも地球上から日本人が消えてしまったら日本語や日本食やその他の日本語文化も断絶してしまう可能性が高い"とも思ったりするので、ちょっと微妙です。 
 今日はわたくしに降りてきた文章の神様の性格のせいか、A西くんちっくな知識を見せびらかしてエクスタシーを感じるような人が書いたような文章になってしまいましたが以上をわたくしの回答とさせて頂きます。ではまた♪」
 補足:木村剛のぶろぐに今回の質問に関連する記事が載っていたのでURIを貼り付けておきました。読んでみてください。これです↓(http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2004/07/blog_of_the_wee.html#more)

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2004年07月13日 10:16に投稿されたエントリーのページです。

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