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誰も考えていないこと、について考えないとね

5月16日

 早起きして袴練に行って、その後にマーベラスちゃんの引っ越し祝いの品を渋谷LOFTに買いに行って、その後ほぼ日刊イトイ新聞主催の「知恵の実を食べよう-学問は驚きだ-」のインターネット中継を見て、それから家に帰って雑務をこなす。
 本当はもっとちゃんとした日記を書きたいのですが、心にやな感じの空白があるのであまりおうちのマシンと向かい合ってもキーボードを打つ手が進みません。
 やはり今日は貴方に会っておきたかったような気がします。
 追伸:「大きな物語論」≒「共同体および公と個人についてのあれこれ」は、時間があるときにちゃんと文章化します。

5月15日

 まりりんちゃんから「学士会館のビアガーデンがOPENしたのよ」というメールをもらう。
 そういえばもうすぐ梅雨、そしてもうすぐ夏がやってくる。
 そろそろちゃんと時計の針を1つ前に進めなくてはいけないような。

5月13日

 職場でいつものように休み時間に2ちゃんねるのニュース速報などを読んでいたら、うっかりニック・バーグさんが生きたまま首を切断された画像のリンクに飛んでしまい、しかもついつい最後まで見てしまった。「ぐわあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁ」と思ったけれどでも一応職場だし絶叫するわけにはいかないので我慢して何事も無いようなふりをしていたけれど、この見てはいけないものを見てしまったような何ともいえない不快感がその後一日中持続してしまった。
 しかし、よくよく考えれば「例の捕虜虐待写真」を見てしまったイラクの人々というのは今わたくしが感じたような不快感よりさらに程度が大きいものを感じてしまったわけだということに今気がついた。

5月12日

 海外からのCD輸入禁止法案の詳細について2ちゃんねるのスレッドを気合いで読んでいるうちに、ようやく何が起こっているのかが少しずつ分かってきた。
 事態は以下のような感じで推移しているらしい。
 1.当初、「CD輸入禁止法案」は東南アジアで売られている日本人アーティストのCDが日本に逆輸入されることを防止する目的で作られた。
 2.この「CD輸入禁止法案」が参議院で可決された時には、この法案の規制の対象になるのはあくまで日本人アーティストのCDの逆輸入版のみが規制の対象となり、通常の海外製作版CDには影響するものではないと説明されていた。
 3.しかしこの時文部科学省は全米レコード協会などから、「日本人アーティストのCDの逆輸入版だけではなく、全てのアメリカ製作版のCDを輸入禁止の対象にして欲しい」と主張する書面を受け取っていたのだか、そのことを隠していた。
 4.全米レコード協会などがこのように主張する理由は、海外製作版CDをそのまま日本に輸入して販売するより、ライセンスを日本のレコード会社に売りつけて再販制度によって価格が維持されている日本版の形式で販売したほうが利益が期待できるからである。
 5.しかしこのことによって、海外アーティストの楽曲が日本版のCCCDでしか手に入らなくなる・今まで海外製作版CD版は2000円前後で買うことができたのに日本のレコード会社を通すことで日本版の価格並みの3000円前後で買わなくてはいけなくなる・日本のレコード会社がわざわざライセンスを取ってまで販売しないようなマイナーな楽曲やインディーズのレーベルから出されているような楽曲は今後日本で聞くことができなくなるといった懸念が生じてきた。
 6.「海外製作版CDが輸入禁止になるのなら海外のサイトで買えばいいではないか」と思う人もいるかもしれないが、現在一部のDVDやゲームソフトがそうであるように、アマゾンなどのサイトでは日本から接続している場合購入できなくする処置を行う可能性が高い。
 7.このような事態が明るみになるにつれ、当初268人だったCD輸入禁止法案に反対する音楽関係者も600人前後にまで増加し、反対書名も6万人前後集まっている。
 ↑ということらしいです。わたくしはここまで調べて力尽きてしまいましたが、これを読んで「やばい」と思った人はどうか署名してください。

5月10日

「民主党の菅直人党首が自身の年金問題でついに辞任へ」「皇太子さまが雅子さまへの周囲の待遇について異例の苦言を述べる」「中央大生・上智大生が大麻を密輸しようとして逮捕」などなどとコメントをつけたい事件がたくさんありすぎて困るのだけれど、やはりファイル交換ソフトWinnyの開発者通称「47氏」が京都府警によって逮捕されたという事件について言及しないわけにはいかないよな、などと思ったりする。
 「現在ファイル交換が特に規制されることなく行われており、現在の著作権の考え方が時代遅れのものとなっている現状を広く知らしめるためにWinnyを開発して警鐘を鳴らすことにしようと思った」というコメントにはいまいち賛同できないけれど、それでも日本中の人々がパソコンを所有してWinnyか他のファイル交換ツールをインストールしてブロードバンドに接続すれば現在の著作権の考え方は当然成り立たなくなるわけで、誰かがこういう事についてちゃんと予測を立てているんだろうか???などと思ってしまう。でもきっと誰もそういうことを考えていないだろうなあ。

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2004年05月17日 21:42に投稿されたエントリーのページです。

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