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花見をしたり大学時代のむかつく指導教官の著書を焚書にしたりする

4月5日

 祝!「ホムンクルス」第2部連載再開。
 ついでに「昴」の連載も再開してほしいな、とスピリッツ編集部の中の人にお願いしたくなる。

4月4日

 本当は今日サークルのお花見の予定だったのだけど、今日の天気予報が雨ということだったのでお花見は中止。そういうことなので例のごとく一日中爆睡。
 このところ変な咳がずっと止まらなくて体力が消耗していたせいなのか、18時間くらいを余裕で死んだように眠ってしまう。
 こういうときにはやはり誰かが傍にいてくれればいいと思う。普段は別にずっと一人で孤独でも生き抜いてみせると思っているけど。
 そういえば、今日のお花見のために買ってきた日本酒はどうしよう。
 東大農学部前の酒屋さんのおばさんのおすすめの1本だったのに。。。。

4月3日

 今日はまりりんちゃんとお寿司を食べに行く約束をしていたので、午前8時に築地本願寺の前で待ち合わせ。途中、地下鉄のホームでわたくしのスカートの中身を勝手にのぞきこもうとする人に遭遇する。ものすごくむかついたので怒鳴りつける。
 築地本願寺の前でまりりんちゃんと合流して、最初にホームページで前もって調べていたまぐろ丼のお店に向かう。まぐろ丼のお店はホームページで見て想像していたのと違って、良く言えば庶民的、悪く言えば小汚いという感じでちょっとがっかり。でも大トロ&中トロ丼2500円は、まぐろはサシが霜降り状になっているし、帆立貝の貝柱は肉厚で新鮮で甘味があっておいしかったので、味そのものについては特に大きな不満はなし。
 その後、築地場外売り場でまぐろの切り身やほほ肉が売られているのを見ながら歩いているうちに、目の前にお寿司屋さんがあるのに気づいてしまう。
 最初のまぐろ丼のお店が別にものすごく不満だった、という訳ではないけれどわたくしの胃袋はお寿司で満たされることを欲していたらしく、2人で顔を見合わせて「入って少しだけ食べない???」ということになって入ってしまう。そしてまりりんちゃんは大トロと中トロとあぶりトロとまぐろの手巻き寿司を、わたくしはぼたんえびと子持ち昆布とあぶりトロとしめサバを注文する。やはり、こちらの方の大トロは牛肉か鴨肉と見間違えるほどに脂が乗っていておいしそうだった。その他のネタも十二分においしかったです。はい。
 ここで10時30分くらいまでマシンガントークをした後、場所移動をする。
 まりりんちゃんに「諸般の事情があるので、千鳥が淵でボートに乗りながらお花見をしたいんですけど」と頼み込むとOKをもらったので、九段下まで地下鉄に乗りお花見をすることにする。
 今日はちょうど桜が満開でさらに明日の天気予報が「雨」ということもあるので、武道館および千鳥が淵近辺はものすごい人出だった。それに、散った桜の花びらが浮かんでお堀の水面を桜色に染めている様子がとても綺麗。あのお兄さんも断らずに来てみればよかったのに、とふと思う。でもまりりんちゃんとわたくしは「やおい」についての話と「週刊わたしのおにいちゃん」についての話をしながらこの最高に美しい桜を眺めていました......。
 ボート乗り場でしばらく順番待ちをした後に90分間ボートに乗る。水面から見上げる桜の花は格別に美しい。格別に美しいのでボートから手が届くくらいの高さに生えている桜の木の枝に近づいてみたら、枝にボートがぶつかってしまい身動きが取れなくなってしまった。でも千鳥が淵は広いのでボートを漕いでいるとなかなかに爽快である。井の頭公園のボート池ではこういう感じにはいかない。
 その後すぐ近くにある靖国神社の桜も見にいくことにする。でもそこで「靖国神社で同期の桜を歌う会」の方々が同期の桜を歌っている場面に遭遇する。70歳以上の人に交じって海軍士官の服を着た人や特攻隊の服を着た人もいる。かなりびっくりする。
 それから「最後の締めに神保町で飲むことにしましょう」ということになったので、徒歩で神保町に移動。ヘタレなのかこれだけ歩いたら脚が疲れてしまう。神保町についた時点でまだ飲み系のお店が開いていない時間だったので、なぜかやおい同人誌と「週刊わたしのおにいちゃん」の実物を見てみようではないかといういことになり、書泉ブックマートに行く。そこでやおいの人々とロリコンのお兄さま方の毒気に当てられて体力が消耗する。
 そして最後の最後にアジア系ダイニングで飲み。トーストにえびのすり身を塗って焼きタイ風のたれをつけて食べるのが非常においしい。でもタイ風ビーフンがちょっと辛すぎて泣きそうになる。
 まりりんちゃんとドラマの話などをしているうちにあっという間に11時をまわってしまう。こんなに遅くなるとは思っていなかったので、「グータン」の第1回オンエアを見逃してしまう。それがちょっと残念と言えば残念。

4月1日

 エイプリルフール。
 でも人をだまくらかそうとかそういう悪いことはしていない。
 諸般の事情があって、しばらく日記を書こうとしてもなかなか筆が進まなかったり体調を崩して文章を書けなかったりしていたけど、やはり日記の連載は続けていこうと思い直す。10日分くらいの日記が書きかけなので、ちゃんと書こうと決心する。明日から。
 今日は職場でのプロジェクトの打ち上げということで、業務が終わった後にビートたけしが常連だったという四谷三丁目にある焼き肉屋さんに出かけることにする。(とは言ってもわたくしはこのプロジェクトに関してはほんの少ししか係わっていないのですが。)先週のものを燃やす会の後の焼き肉ではあまり肉類を消費することができなかったので、今日はちゃんと気合を入れて消費しようと思う。自分はほとんど仕事をしていないくせに。
 ちょっとここでは書けないいろいろな出来事があってそれでしばらくブルーになったままだったのだけど、レバ刺しを食べてユッケを2.5人前食べてレモンサワーを一杯空けると、「少しくらい嫌なことがあっても、こうして会社のお金で焼き肉を食べられるのだからトータルで考えるとまあ幸せ、ということかな。」と思い直すことにする。
 その後、ねぎカルビ・ハラミ・豚の三枚肉の部分をロール状にしたもの・レバーなどを頂く。焼き肉がおいしいのでだいぶ機嫌が直る。
 どうもごちそうさまでした☆
  
3月28日

 多田塾研修会の日なので行こうと思っていたけど、目が覚めたら既に午後の2時を回っていたので「ああもう間に合わない。しょうがないので2度寝しよう」
と思って2度寝して目が覚めたらもう夕方の6時になっていた。
 体調がいまいち良くないせいか、最近はこういうのが多いなあ。。。。

3月27日

 今日は「ものを燃やす会」を開催した。
 「ものを燃やす会」というのは、嫌な思い出が詰まっているものや人生において焼却処分にしたいものを燃やす(ただし紙類のみ。)というイベントである。最初は飲み会の時におとなしく花火をしていたりしただけだったのだけど、2年前の野外での飲み会の時にわたくしが大学時代のむかつく指導教官の著書をたき火の中に投げ込んで燃やした時から少しずつエスカレートしたらしく、最近ではみんなが嫌な思いをしたプロジェクトの資料とか嫌いな人の写真とかを持ってきては燃やして遊ぶというイベントになってしまった。 今回は駒場野公園のデイキャンプ場を借りて、気合を入れてものを燃やすことにする。ということで1:30に駒場東大前改札で待ち合わせ。まりりんちゃんとM本さんと合流する。そして勢いよく物を燃やし始める。
 わたくしは今回特に気合を入れて燃やしたいものはなかったのだけど、大学時代のむかつく指導教官の本が一冊残っていたのといらない紙類があったので、それを燃やすことにする。今月末で会社を退社するまりりんちゃんは相当嫌な思い出が詰まっている書類があったらしく、表に「駒場野公園」と大きく書かれた封筒に大量の書類を入れて持ってきており、相当気合を入れて紙を燃やす。
 風が強かったのですぐに3人とも灰を大量にかぶってしまう。
 燃やしているのは紙類だけではなく、いちおう焼きいもと鶏の塩釜焼きの準備もしており、ものを燃やすついでにこれらを加熱する。1時間くらい紙類を燃やして気分を晴らしているとさすがに空腹になってきたので、一度ものを燃やすのは中断して焼きいもと鶏の塩釜焼きを食べることにする。そこに、1時間ほど遅れると前もって連絡のあった“ステキマン”さんが登場したので、4人でにわとりと焼きいもを分けることにする。
 焼きいもはきちんとおいしくできていたのだけど、鶏の塩釜焼きの方はわたくしがレシピの何かを間違えたらしくものすごく塩辛い鶏の丸焼きになってしまった。次回に対してリベンジを誓うことにする。 
 ある程度空腹が満たされたところで、再びものを燃やすのを再開しようとしたけれど、やはりものを燃やしてると周りから怪しげな目で見られていたらしく3時30分になったら公園の管理人の人に「火を消せ!!!」ときつく言われてしまう。ということなので、おとなしく火を消して後片付けをすることにする。
 この後、下北沢の「まるき」に行って焼き肉を食べることにする。カルビやユッケを死ぬほど消費したかったのに、焼きいも1本でお腹がいっぱいになっていたらしくほとんど肉類を食べられなかった。しょうがないので杏仁豆腐やアイスクリーム類を消費しながらマーベラスちゃんの到着を待つことにした。アイスばっかり食べていたせいか、やたらとトイレに行く回数が多かったような記憶があります。
 今日のわたくしの服装が80年代ちっくでおかしいというような話をしたり、まりりんちゃんが田中康夫のものまねをしたりしているうちに時間が11時を過ぎていたのでお開きということになる。
 こういうことを書くとものすごく怪しい人に思われるかもしれないけれど、ものを燃やすのは楽しかったです。多少は良心の呵責も感じてはいますけど。

コメント (1)

猫大翁:

日記、とてもオモシロかったです。ちょっと調べたいことがあり、検索していて偶然ひっかかったのですが、思わず読みふけってしまいました。感想をひとことで言うなら”日本も捨てたもんじゃないね”です。こんなに柔軟にものを考えたり書いたりできる人がいるんだというだけでうれしいです。なにがあっても、この日記を続けて欲しいと思いました。
ちなみにわたしは合気柔術他をやっている52歳のジジイです。稽古するのが楽しくて、週二日の稽古がいつの間にか三日になり、四日になりかけています(笑)。あと、ついでに言い添えておくと“昴”も単行本買ってるし、橋本治も好きだし、たき火も好きです。そう、モノを燃やすのは楽しい(笑)。

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2004年04月06日 15:01に投稿されたエントリーのページです。

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