4月22日(土)
編集・出版チームの新会社「140B」を大阪・中之島3丁目のダイビルに立ち上げました。
社長には、長い間、京阪神エルマガジン社でさまざまな出版事業に関わってきました中島淳が就任。
そして講談社、ぴあ、角川書店、マガジンハウス…の在関西の情報誌系雑誌を幅広く手掛けるクエストルーム(株)代表取締役社長の石原卓と、わたくしの3人が役員として就任いたしました。
とりわけ発起人・株主のみなさまには、絶大なるご支援を頂き、ほんとうに身が引き締まる思いです。
すでにこの長屋の主であります内田先生がそのブログでお書きになっているように、昨夜の設立パーティーには各界幅広く200人を超える方々にお出でいただき、本当にありがとうございました。
今後、必ずみなさまがたのご期待に添えるよう頑張ります。
どうかよろしくお願いいたします。
というわけで、パーティーが終わり、後かたづけをする。
とても疲れてしまって、これからいよいよ始まりなのに何かが終わったみたいな気がする。
今日、土曜日。4月半ばとは思えない寒い一日。オフィスでこのキーボードを叩いている。
そして岸和田では若頭の寄り合いだが、仕事だということで欠席させてもらった。
4月20日(木)
新会社140B(いちよんまるびー)に家具が入った。
これでやっとオフィスにて仕事を開始することが出来る。
内装は間宮吉彦氏。何回もその部屋に見に来て頂いて、丁寧に図面を引いてもらった。
「小学校の職員室みたいな内装がいい」とのことで、壁一面に幅4メートル×高さ120センチの黒板ならぬホワイトボードの白板を設置。
向かいの壁一面の本棚は、幅5メートル×高さ235センチ。
個人用にはグレーのスチール机が10台と同色のビニールの椅子。
打ち合わせ用のテーブルは4人がけ×2で、長さ150センチ×幅80センチ。
それにローボードとカップボードが主な什器である。
本棚とテーブルと2つの家具は作りつけで、濃いグレーで統一した。
部屋は大阪・中之島のダイビルの1階。ダイビルは大正14年完成の大阪が誇る名建築だ。渡邊節が設計したモダン建築で、とても天井が高い。
高さ2メートル35の本棚から目測すると4メートルはあるのではないだろうか。圧迫感が皆無だ。
設置されたばかりの机に中島社長と事件記者(というと「やめてください」といつも言う)松本くん座っていると、あんたら見てるとまるで警察署の取調室やないか、と悪口をたたく輩もいるが、こういう環境はIDカードをぶら下げ暗証番号をピッピと押してオフィスに入るようなハイテクビルでは味わえない、コミュニカティブな気分を醸しだしてくれる。
ああいうオフィスはなんか「これをビジネスモデルに」とか「ミッションとして」とか言ってそうで、みんなカリカリしていそうで怖い。
これは仕事が好きになりそうなオフィスである。
そしてすでに業務の方は始まっている。
横浜市のフィード(株)さんからご依頼を受けた入院患者向けフリーマガジン編集がそれで、これは記念すべきまたとない初仕事であり、この新会社の運命的な何かを感じている。
この有難すぎるお仕事ほか、あれこれと進行中だが、まだオフィスが整っていないので、140B室の向かいの137号室のクエストルーム(株)に間借りをしてその編集制作にあたらせて頂いていた。
社長の石原さんそしてスタッフのみなさん。約1カ月もの間「140B設立準備室」などとわざわざ一角を割いて頂き、本当にありがとうございました。
やっと本日から、新オフィスで業務開始です。
また、発起人・株主のみなさまはじめ、関係者さまにこの場をお借りして、ご報告する次第です。
加えて、心より御礼申し上げます。
回線工事さんそしてオフィス機器業者の方が来て、早速パソコンを設置する。
おお、インターネットに繋がった。
メールの初期設定も終わった(アドレス ko@140b.jp)。
早速段ボール箱を開け、書籍・雑誌は本棚に、紙資料や筆記用具などを袖机に入れる。
しかしながら、オレは何て収納下手なのだろう。
子どもの頃から、要らないものを捨てられない性格で、使わない古い手帳やカレンダー、どこのどなたかいつ頂いたのかも分別不可能な名刺の山(こういうことではイカン)、インクの出ないマジックやボールペンさらにノベルティや写真等々、ナンデこんなにいらんものが多いんだろうと思う。
昔、竹村健一が言っていたが「だいたいやねえ、書類の持ちすぎは仕事のできん奴やね。わたしなんかこれ一冊です」みたいにはいかない。
あー、これはいかん。
会社設立に際して、「感謝状」をファックスにて頂いている。
あまりに感激したので、ご紹介したい。
感 謝 状
株式会社140B
代表取締役 中島淳殿
あなたは多年にわたり京阪神エルマガジン社で活躍され
このたび新会社を設立し出版界の荒波の中へ船出されました
郵便配達員に喜ばれるでありましょうそのユニークな名前や
常任幹事が3名も名前を連ねる突飛なご挨拶状は
硬直した出版界に「こんなんありか?」と爆笑をもたらしました
今後の出版文化の昂揚発展につくされる功績は
ホンマに顕著なものがあるはずと確信します
よってここにあらかじめ深く感謝の意を表します
平成一八年四月十二日
財団法人日本出版クラブ
専務理事 小此木孝夫
長い祭の本番はこれからである。
コメント (4)
新アドレスにメールさせていただいたんですが、帰ってきてしまいました・・・ まだドメイン確定されてないんでしょうか。また連絡させていただきます。
投稿者: 九左衛門 | 2006年04月26日 16:50
日時: 2006年04月26日 16:50
>九左衛門様
見知らぬ人間が僭越ですが、
メールアドレスは ko@104b.jpではなく、
たぶん ko@140b.jp ではないでしょうか(推測ですみません)。
トップページのみですが、以下のアドレスに
ホームページも用意されているようです。
http://www.140b.jp/
以上、失礼いたしました。
投稿者: tombow | 2006年04月26日 19:09
日時: 2006年04月26日 19:09
九左衛門様、tombow様、こんばんは。
tombow様のご指摘通り、
誤)ko@104b.jp
正)ko@140b.jp
でした。
先ほど本文を修正いたしました。
コメントいただきありがとうございました!
投稿者: イワモト | 2006年04月27日 00:44
日時: 2006年04月27日 00:44
tombow様、イワモト様
ご指摘ありがとうございます。
よく見ていたら気付くことでした。
早速、江さんにメールしてみました。
ありがとうございました。
投稿者: 九左衛門 | 2006年04月27日 07:10
日時: 2006年04月27日 07:10