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ディープ大阪なガイズ&レイディ

4月13日(木)

「大西ユカリと新世界」のショー「懐かしの昭和」を見にロイヤルホテルに行く。
京都のバッキー井上&キヨちゃんとエスカレータ前で待ち合わせて会場に入る。
10人かけのテーブルが30あまりの大ディナーショー状態。舞台の金ぴかのどデカイ絵は、西桐玉樹兄貴の絵だ。

実はその2時間くらい前に、開業したて新オフィスにデスクがある週刊誌事件記者(そういわれると本人はいやがる)の松本創くんを訪ねて、バンド「新世界」のオルガンのマンボ松本さんと、サックスの小松竜吉さんがご挨拶にいらっしゃってたのだ(一升瓶のお祝いありがとうございました)。
開演前にビールをちょびちょび飲り、バイキングのいろんなアテを集め始めていると、赤井英和軍団がどやどやとやってきた。
ビールを一人5本ずつくらい抱えて、ゴぉーとうなり声とも聞こえる大ヤカラ状態で、それまで井上、キヨちゃんとオレだけだったテーブルに陣取った。
おお、大阪一の男前・赤井と同席やんけ。新世界の串カツ「だるま」の上山会長もいてはる。
「赤井さん。今晩は」とご挨拶すると、にっこり。
西成のナイスガイである。
早速、上山会長と赤井さんに「エルマガ2月末に辞めて、4月に会社立ち上げたばっかりですねん」とピカピカの名詞を配る。
赤井さんには10年ほど前、一度だけインタビューをしたことがある。上山会長ところの串カツ屋には、五軒屋町の青年団の子がいるとのこと。今日の軍団は、浪高のボクシング部OBの面々だそうだ。
「どうぞ」とビールを注いでくれるので、こっちも負けずにビール5本を取りにいって、空いたグラスにどんどん注ぎ返す。
しかしもの凄くええ男である。話もおもろく、芸能人ぽっさが全く感じられない。
だんじり祭の宴会もかくやの一気にがぶ飲み状態になり、赤井軍団は「タバコ吸いたいのお。がまんでけへん。行こかぁ」と行ってしまう。
赤井さんはショートホープがほんまによく似合っている。
オレらもちょっと遅れて吸いに行く。そのコーナーはまるで高校の部室で悪達が集まって、タバコを吸っているようだった。
「そろそろ開演です」とアナウンスがあり、テーブル席に戻ると、ライブ前にスタイリスティックスのハッスルが流れる。
いきなり赤井さん「ドゥザハッソー」と叫ぶと、みんなも真似して29番テーブルだけ全員で「ドゥザハッソー」大会となり、立ち上がり踊りまくる。
京都・錦市場のバッキー井上は、こういう大阪人が感覚的に大好きだ。
開演前から、もう完全に出来上がっている状態である。

ユカリちゃんは昔からの友だちであり、わが五軒屋町の祭礼献灯台に、毎年「大西ユカリと新世界」名での御神燈も頂いている。
硬軟取り混ぜたええ感じの昭和歌謡ばかりで、あっというまにビールから水割りにチェンジ。
赤井さんがまた、オレと井上のために水割りの追加を取ってきてくれ、恐縮する。
それから何杯飲んだか忘れるほど飲んで、気がつけばアンコールの「ヨイトマケ」に聞き惚れて、終演後はリーチバーでギムレットで仕上げをしたのだった。
明くる日朝、ユカリちゃんからメールが入っていて、
「昨日来たはったんですよね?赤井さんが江さんの名刺持ったはって、だんじりの話しててん。私や新世界のマンボの友だちの松本創君が江さんに世話になんねやと聞きました。嬉しいです」
とのこと、うれしいのはこちらである。

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2006年04月15日 10:34に投稿されたエントリーのページです。

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