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大阪一のすっとこどっこい

8月7日(月)
 実は今年もまた行ってきました! 毎年恒例、浩子の香港ツアー。やっぱりいいね、香港。だって何食べても美味しいんだもーん。今回は家族でリッチにペニンシュラホテルのスイート泊ってことで、快適さも格別。毎日ロビーのクラシック生演奏に酔いしれ、アフタヌーンティーを楽しみ、優雅なホテル生活をエンジョイ…。って、書いてたら相当セレブ感を醸し出していますが、モチロン外では貪欲にバタバタと「食」に走りまくっていた、セレブにはほど遠いワタシ。だって香港といえば中華中華中華! 毎日中華でも余裕な浩子にとって、そこはパラダイス。朝は朝粥、昼は飲茶に点心、夜は四川やら広東やらと、ある意味そこは食べ放題パラダイスってなもんで、ご期待どおり(?)食べに食べまくってまいりました。
 そんな色んなお店の中でも、今回ご紹介したいのが[ヨンキーレストラン]というダック料理で有名なお店。地元人の誰に道を聞いてもたいがいが知っているという老舗レストランで、場所は地下鉄中環駅(英語ではセントラル。)から歩いて5分くらい。坂をぐいぐいっと登るとでっかい電飾ビカビカの看板が見えてくるからすぐに発見できるはず。外からは吊された美味しそうなダックが何羽も見えて、そのビジュアルだけで食欲がビビビッと反応しちゃう。実は浩子、今回このお店に来たのは2回目なんだけど、1回目にここの名物料理であるローストグースをすごい勢いで食べまくり、胃痙攣を起こした経験アリというレジェンドな店。胃痙攣を起こすほど無心で食べたのは後にも先にもあの時だけではないだろうか、と真剣に思う。とにかくそれだけ美味しいローストグース。絶妙な味付けをされたグース(だちょう)の肉を甘酸っぱいとろ~んとしたタレにつけて食べると、もうそれはミ○ター味っ子ばりに、お口の中からぱぁーっと光が出るような美味しさが広がる。大阪で色んなホテルの中華とか、美味しいといわれる中華レストランには結構行ったつもりだけれど、ここまで美味しいグースは食べたことないっ! てほどミラクルなお味。香港に来るたびに来てしまうお店なのであーる。ここのピータンも絶品らしいので、香港に行った人はぜひぜひお立ち寄りくださいませ。飲んで食べてせいぜい3、4千円っていうリーズナブルさも魅力だよ。

…と、こんな楽しい日記を書いていたのは先週なのですが、ナウ(2006年8月14日)、浩子は『大阪イチのすっとこどっこい』として名を馳せております。詳細は死んでも書けませんが、『酒は飲んでも飲まれるな』ってなトコでしょうか。タイムマシンにおねがい。うー。

コメント (1)

buriyuki:

勝手に三回連載最終回(思うより文章を書くのは疲れるのを発見)。明日から仕事・嫌い・暑い・理解不能・リストラも良いな。8月に発見したのは民俗学の赤松啓介氏と食欲人種の浩子様です。浩子様(畏敬をこめて)の文章には多くは「起承転結」がありません。「起結」です。突然、一本背負いをされたような爽快感(痛いか)。連綿と続くパラダイス単語の満腹度。神社でお御籤をひいて「大吉」が出たようなしゃーわせが文章から洪水のように溢れております。極食往生・南無阿弥陀食・食欲人種として矜持をもって穀潰しに邁進してください。ではまた9月中旬にアクセスします。9月に肺が5ヶ所?なので再検査。もし死期に接遇するなら死んでも言えないお酒のお話を教えてください。聞いたら死にますからー浩子様の文章ー生き方はとても嫉妬します。神戸女学院は近いし、職場に卒業生の後輩がいるし(多分、仕事が嫌い)、内田樹氏の本は大好きだし、高橋、石川、三杉、飯田、河合、松島先生と講演、セミナー、ゼミを受けました、近いから。浩子様の食へのこだわりはわかりません。食欲人種という新しい生物なのではないかと思います。

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2006年08月16日 11:53に投稿されたエントリーのページです。

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