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モツ鍋好きは春夏秋冬フル活動

9月3日(日)もう秋も近いのかしら。

 もう9月。怒涛の8月はホントに「あっ!」と言っている間に終わり、近頃はもう夕方になると涼しい風が私の横を通り過ぎてゆく。秋なんだなぁ。たぶん、もうすぐ、きっと。今年の夏は結局海に行くことも無く、花火大会に行くことも無く、ひとつちょっとした事件が起こったぐらいで、のらりくらりと過ぎて行った。仕事の方はとりあえず順調で、毎日「奈良」のことばかり考えながら、鹿に追い回される悪夢にうなされつつも、地道に着々とゴールへ向かっている。ま、とりあえず総体評価は「フツー」な8月なのであった。そんなフツーな8月も終わり、9月になってしまったワケだけれど、この夏何をイチバン食べたかというと、ズバリこれ。モツ鍋。冬だけじゃあないのだよ。春夏秋冬、モツ鍋好きはフルで活動しているのです。そして今回は大阪の数あるモツ鍋屋の中でも、ベーシックで下町なお店「石鍋亭」をご紹介。ちなみに私、今日も先週の日曜日もココで食べまくっておりました。ニンニクのにおいを放ちながらこの日記を書いているというワケです。エヘヘ。

 心斎橋は御堂筋の東側に面しているナイキとユナイテッドアローズのビルの間の通り(通称・ヨーロッパ通り)からぴゅっと入った雨風横丁という不吉な名前の横丁に佇む、いかにも下町ナイズドなお店が「石鍋亭」。地元じゃ結構老舗で有名なもつ鍋屋らしい。ガラガラっと引き戸を開けると、雑然とした雰囲気の店内。テーブルが7〜8個だろうか、その上にはコンロがドンと置かれている。そう、ホントに雑然。色気もなぁんもない店内なので、来ているお客さんも夫婦や熟年カップルや友達同士が多い。実際私もいつも来るのは気心知れた友達とばっかり。メニューはシンプルでもつ鍋1人前700円。サイドメニューはキムチ300円やチャンジャ500円。〆はうどんか雑炊。別にお餅などもあるけれど、まぁ、メニューはそんな感じでホントにシンプル。でもそんなシンプルさの中に意外と格別のしあわせはあったりするもの。モリモリっと盛られたニラとキャベツにニンニクと唐辛子を効かせた醤油ベースのあっさりスープがしゅんできたら、モツと一緒にぱく。う〜、美味しい。ハクハクいいながらキャベツの芯とコリコリ&プルプルのモツを食べると「んま〜♪」。〆はモツの旨みがたっぷりの卵雑炊で「まんぞくぅ〜♪♪」という、かなりローコストなしあわせがお手軽に堪能できちゃうのである。野口英世さん2人くらいで、ビール片手にしっぽりと仲の良い友達とモツ鍋をつつく、そんな平凡だけどかけがえのない喜びを、至って飾らずシンプルに味わえるお店、それがココ、「石鍋亭」なのだ。

「石鍋亭」
住所:大阪市中央区心斎橋筋1−6−14 tel:06-6251-6420 
営業時間:17:00〜23:00 
定休日:水曜

コメント (1)

buriyuki:

某A新聞社朝刊にて8日にうちの弘子さんの写真とコメントが載りました。そこの新聞社のクラブの100万人目の会員とのことで熊本か金沢を無料で豪華ツアーだそうです。食べてきます。香港胃痙攣は面白かったです。うちの方の弘子さんもこの胃痙攣は痛いのだろうか幸せなのだろうか悩んでおりました。保坂和志の本を始めて読みましたら内田先生と同じようなことが書いてあったので嬉しかったです。肺の方も4ヶ月ぶりに正常とでました。もっと食べてください!

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2006年09月04日 16:50に投稿されたエントリーのページです。

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