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四月になれば彼女は

4月5日

今日は朝から夕方までずっと雨だった。
春の雨はキライ。
桜が散ってしまうから。
いやなことも思い出しちゃうから。
早く止んでくれないかな。

4月4日

愛するおばけちゃんと2人で城崎温泉へ行ってきました。
マイカーでのほほん旅行である。
城崎は年に1、2回ペースで行ってるから、もう慣れたもの。
みんながカランコロンと下駄を鳴らしながら浴衣で歩く情緒ある温泉街。
温泉上がりに食べる黒豆きなこソフトクリーム。
そこら中にある足湯。
帰り道の出石そば。
あぁ、城崎って天国。
書くこと多すぎて、かんなりはしょりましたが、本当に城崎は温泉天国ということをお伝えしたかった、そんな次第です。

4月2日

帝塚山にある『となりのGenji』という創作料理屋さんに家族で夜ご飯を食べに行った。
ここはすぐ近くにある和食屋『源氏』の兄弟店で、多田家がかなりお気に入りで頻繁に利用するお店であーる。
常時、何十種類のメニューが用意されており、和洋折衷なんでもコイなところが素敵である。
この日はコースを食べた。
最初の方に食べたくるみ胡麻豆腐がかなり美味しかった。
その後も貪欲に人のものまで食べ、満腹で家に帰った。
食べてばっかりね、オイラ。

4月1日

キター!!!
4月です。エイプリルです。
エイプリルフールだけどウソつくの忘れました。
って、それだけなんだけど。
今日のお昼ごはんは心斎橋そごうの『大和屋』で。
『大和屋』といえばカニクリームコロッケ。カニクリームコロッケといえば『大和屋』。(ちなみに、たまコロといえば『やろく』)
というぐらい、有名なコロッケなのだ。
これが、いつ食べても美味しいんだなぁ。
お昼は3000円、5000円、7000円のコースがあるのだが、コロッケメインの3000円で浩子ぐらいのぺーぺーちゃんには十二分。
春のお料理が目の前に並ぶと、わくわくしてしまう。
ぬた和え、春大根、桜餅などなど。
こういう所の和食ってすばらしいね、ビジュアルが。
目にも鮮やかなお料理がココロを春にしてくれる。
はーるがきーた。はーるがきーた。浩子のおなかにはるがキター!!
春キタついでに、勢いに乗って、夜ご飯は梅田のイタリアン『tooth tooth』でピッツァにパスタを食べまくる。
ちなみに浩子の送別会ですよ、コレ。
ただ食べまくってたワケではなく、同期の女の子達が集まって送り出してくれるという素晴らしい会だったのです。
みんなから可愛いお花とイケてるオサレな名刺入れを頂いてしまった。
みんな、ホントにありがとう。

3月31日

2ヶ月ぶりに美容院に行った。
やっぱり女子たるもの、2ヶ月に1回は髪の毛のお手入れをしなければいけないデスね。
ハイ。

3月30日

最後の出勤。
会社の皆様ありがとうございました。
浩子は新しい場所で頑張ります。

3月29日

今日が最後のフル出勤。
・・・最後。
そう思うと、このありえない労働時間をたたき出した1ヶ月が素敵な思い出になりそうな気がしなくもない。
何においても「これが最後」となると、人間、センチメンタルな気持ちになるもので。
どれだけ悲惨な思いをした恋愛であっても、「これで彼と会うのは最後」と思うと切なくていたたまれない気持ちになってしまう、そんな感じ。
みんな、そんなもんじゃないのかな。
人間、そこまで気持ちはスイッチのように切り替えられないもの。
「ON/OFF」でパチパチと切り替える、そんなカンタンに人の心は切り替えられない。
だからこそ、「切ない」っていう表現があるのだろうか。
春だなぁ。

3月28日

日本では、口紅を塗ることを『紅を差す』という表現をする。
数ある日本独特の美しい言語表現の中でも、極めて美しい部類の表現だと私は思う。
古代から『紅を差す』という『化粧』の文化はあったのだが、実際にその用例を確認できるものは『栄花物語』や『源氏物語』など平安時代以降の文学作品からになるようである。

頭には花を塗り、顔には紅、白い物をつけたらんやうなり。(『栄花物語』巻十六 もとのしづく)

いとあまえたる薫物の香を、返す返す薫きしめゐたまへり。
紅といふもの、いと赤らかにかいつけて、髪けづりつくろひたまへる、さる方ににぎははしく、愛敬づきたり。(『源氏物語』常夏巻 近江の君が弘徽殿の女御に対面するための準備をする場面)

こんな感じである。
古典大好き娘としては、平安時代の女性が貝殻を皿換わりにした紅を小指で唇に乗せたり、筆で差すところを想像するだけで、そのあまりの趣深さにためいきが出てしまう。
思うに、口紅を塗るという行為は、女性にとって自分を高める行為である。
セクシャルなイメージを持つ「唇」というパーツに色を重ねることで、さらに自分が「女」であることを強調し、自らもそれを再確認するのだ。
さすがに現代では、普段口紅を塗ることを『紅を差す』とは言わないが(今ならルージュかな)、その行為がもたらす影響は、いくら時代が移り変わろうとも不変なのである。
春だし、新しいルージュでも買おうカナ。

3月27日

花粉症がヒドイ。
何が去年の10分の1だよ。
ばかー!!!

3月26日

休日出勤の唯一の楽しみ(ホントに唯一。)、それは美味しいランチである。
今日のランチは京町堀にあるイタリアンレストラン『サンタルチア』。
本当にイタリアの街角にあるようなこじんまりした、それでもって、開いた窓からは湯気が出てくるような活気がある、とってもステキなお店である。
外の窓から中でお兄さんがピッツァを作っている様子とか食材がゴロゴロと置いてあるのが見えて、それもヨイ。
てゆーか、かなりヨイ。
お店に入る前に、いかにお客さんの視覚や嗅覚を刺激して食欲を高めるか。
これはいいレストランであるかどうかの浩子なりのチェックポイントでもある。
お客さんの食欲、煽ってなんぼの世界である。
ええ。
で、『サンタルチア』は日本でも数少ない「真のナポリピッツァ協会」の認定を受けているお店である。
(「真のナポリピッツァ協会」とは → http://www.partenope.jp/vera_pizza/vera_pizza.htm )
関西で認定されているお店は大阪と兵庫に1店舗ずつ。
その大阪唯一のお店が、ここ『サンタルチア』なのである。
認定No.は「192」。
「ほー、192番目に認定もらったのね」と勝手に思っていると、お店の人の情報では、これはある程度選べる数字らしい。
車のナンバープレートのようなもんなのね、ふむふむ。
なーんてピッツァ情報を仕入れながら、出てきたピッツァをぱくぱく食べる。
なんだこのマルゲリータ!!!
Buono!Buono!!
生地はもっちりだけど、具がのっているところは薄くてやたらと美味しい!!!
普段はクリスピー生地を好んで食べていた浩子だけれど、このもっちり生地感にはかなりメロメロになってしまった。
これが真のナポリピッツァなのね。
2年前にイタリアに行ったときは、ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノしか行けなかったので、次回は是非ともナポリに出向いて本場で「真のナポリピッツァ」をパクつきたいものである。
そういえば『LEON』のジローラモさんはナポリの人だっけな。うむうむ。
なんにせよ、これからは今まで以上にピッツァ研究に情熱を注ごうと思う。
次回は関西でもう1軒ある「真のナポリピッツァ協会」認定レストラン、兵庫・赤穂の『さくらぐみ』にロックオン!!
乞うご期待。

3月25日

これだけ残業が続いても、どれだけ毎日睡眠不足であろうとも、めげないのが浩子の食欲。
この誰にも負けないであろう食への執着心は一体誰に似たのだろうか。
前世でよっぽどひもじい思いをしたのだろうか。
我が家にはそんなにがっついた人がいないので、浩子の食欲は多田家にとって脅威のようである。
朝からハヤシライス、皿うどんを食べていくことなんてザラ。
今朝は、朝ごはんらしくベーグルにあんぱんにバナナに豆乳に野菜ジュース。
はっきり言って20代女子にしては食べすぎの域であろう。
でも浩子の一日はこれくらいのパワーモーニングじゃないと無事に始まらない。
夜ゴハンもお茶碗3杯なんて普通。
むしろおかわりをしなかったらママに体調不良とみなされる始末。
『多田家の穀潰し』と呼ばれてはや24年。
穀潰しはすくすくと育ち、人一倍『食』にアツイ女子に成長した。
ごはん最高。おいしいもの最高。イェイェイ。
胃下垂でよかったとココロから思う。

3月24日

この「浩子のだからどうだっていうのよ日記」を4月からリニューアルすることを決意。
あ、勝手にスミマセン、内田センセイ。
って、特に何が変わるというコトは無いんですけども、浩子の日記へ対する心意気をリニューアルする次第でございます。
内容のバージョンアップを図ります。
ちょっとしたコラムのようにしたいのです。主に『食』の。
3月末で今の仕事も辞め、人生もリニューアル。
自分だけの人生だもん。自分が思うように生きたいし、一日一日を大切に過ごしてゆきたい。
4月からの日記、ご期待くださいませ。

3月23日

最近あまりにも同じ繰り返しの日々で日記を書く気力も失っていた。
平日も土日も祝日もぜーんぶ出勤。
すでに残業時間は100オーバー。
もう曜日感覚も無くなってきた。
同じ1日をぐるぐるぐるぐるリピートしている、そんな感じ。
もともと同じことを繰り返すという作業は嫌いでは無い(というかそんなことについて今まで思考を巡らすことはなかった)のに、ここまで悲惨な状況がエンドレス状態で続くと、人間さすがに限界も感じてしまうものである。
同じ曲を何度も聴いていたら飽きてしまうでしょう?
同じ服ばかり着ていたら飽きてしまうでしょう?
それが多少なりとも愛着のあるものならいいのだけれど、無いときたものだからもう苦痛でしかないのである。
3月末で仕事をやめるのだけれど、そんな私にみんなは「最後だしガンバレ」という。
でもそれは本人にとっては苦痛な話で、最後だから余計にしんどいのだ。
今の仕事に対するやる気が無くなったから辞めるといっても過言ではないのに、今の悲惨プロジェクトはそんな人にさせる仕事ではない。
やる気を持っている人でさえココロ折れている今の現状、浩子のココロはもう完全喪失状態。
毎日意識を飛ばして作業するしかない。
いま仕事をしているのは浩子じゃない誰か。
そう思うしかない。
幽体離脱状態で消化試合的ワークである。
あと6日だ、ガンバレ自分。

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2006年04月06日 12:46に投稿されたエントリーのページです。

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