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それにしても、今週は死ぬかと思った

12月9日
久々の御稽古。
しかもダブル稽古。
午前中は、舞の稽古。
とにかく大会に間に合わない人リストのトップなものだから、厳しい。
珍しく午前中に誰も社中が来なかったので、まるで特別特訓日状態。
舞囃子がこの前やっと最後までいったところなので、もちろん身体が覚えているわけがない。頭の中で手順を思い出しつつしているのだから、ちょっと止まるとびしばし叱られる。
キリの仕舞も一挙に詰め込まれる。
キリの仕舞は一度やったはずなのだが、全然記憶にない。
覚えるのも早いが忘れるのも早い。
ふえーん。
25日のクリスマスは、特別特訓日となってしまった。

午後は身体を健康にするための御稽古。
雨が降ったりやんだりと変な天気。
いつもと場所を変えて、新幹線高架下にある公園でからだほぐし。
驚異的に背中や腰骨がかたまって、へばりついており、腕や肩がまわらない。
体中が錆びとりますなと指摘される。
うう、一言も返せない。
ほんまは家で10分、いや5分、いや1分でもいいからほぐしてやればいいのだが・・・
あまりにも忙しくて、ついつい自分の身体はほったらかし。
反省。
これからどんどん寒くなる。
せめて新陳代謝をよくする程度に、うごかしてやらな余計に縮こまるわなあ。

伯父たちや両親もやってきて、祖母の家で夜はにぎやかにてっちり。
美味しかった。
身体をほぐして、めぐりが少し良くなっていたせいか、ワインがよくまわり、10時過ぎにはしんどくて(心地よいが)、横になってしまった。
このまま眠れたら・・・とうとうとしていたが、12時ごろには目がばっちり冴えてしまい、頓服。
おやすみなさい。

12月8日
創立記念日で大学が休み。
学生以上に喜んでいるのは、私だけ?
なんか、めっちゃくちゃ忙しかったなあ。
というても、これからもまた忙しいねんけど。

同学部の先生方と少しでも交流をはかり、学科を越えた楽しい職場づきあいをと、有志で研究会を立ち上げることにした。
その第一回目の研究会が昨日。
授業が終わってからだったので、17時過ぎスタート。
その栄えある最初の発表者に選ばれたのだが、裏では人身御供説も。
なれない環境と忙しさに、なにも新しい研究ができていないため、まあ自己紹介を兼ねて、博論ネタのチャンバラ映画の殺陣について発表。
着物を着ていきたかったが、雨で断念。
代わり?といっては関係ないのだが、なぜか手裏剣を持参。
得物を取り揃えて、発表。
映像も満載の1時間半。
なんか90分間喋るのが癖になってきたみたい?
1時間発表予定だったのに、丸1時間話し続けた上で、折角だからと映像を見せたため、質疑応答の時間を潰してしまった。
あこぎやなあ。計画的犯行やで、ほんまは。
二人ほどから質問を受けた後、場所を移動して懇親会へ。
年齢も、研究分野もばらばらなので、同じ映像を見せても、みんな違うところをみているのが面白い。
昨日から、他の先生の協力を得ながら作ったDVD。アナログで生きている機械音痴の私には、大作業だった。
ちなみに、断片とはいえ使用した映画は、『渋川伴五郎』(1922)、『雄呂血』(1925)、『大菩薩峠』(1930)、『忠治旅日記』(1925)、『新版大岡政談』(1927)、『丹下左膳第一篇』(1933)『丹下左膳日光の巻』(1936)、『決闘高田の馬場』(1938)、『稲妻草紙』(1951)、『旗本退屈男謎の蛇姫屋敷』(1957)、『大菩薩峠第二部』(1958)、『薄桜記』(1959)、『用心棒』(1961)、『斬る』(1962)、『椿三十郎』(1962)、『十兵衛暗殺剣』(1964)、『子連れ狼三途の川の乳母車』(1972)である。
好みが偏っているのがよくわかる。まあこんなもんさ。

わいわいと騒いで、夜遅くに帰って、今日が休みだったので、久しぶりに開放・解放された気分。
しかし、今日中に締め切りのものをすっかり忘れていて、昼頃にあわててとりかかる。
投函してから、帰阪。

12月6日
会議。
なんだかねえ。
どうして、話の通じない人っていはるんやろうねえ。
御互い気持ちよく終わりたいやないの。
そうもいかへんのかなあ。
最近、いろいろ考えて、とりあえず、いったん受け流して、それから相手に気づかれぬように斬り返す術はあらへんやろうかと試してみているのだが、まだまだつかえんな。
でも、相手を居つかせることには、ちょっと成功したかも。
なにをやってんねん。

12月5日
またもや午前様。
明日、返却しなくてはならない添削の山が終わっていない。
うーん。
頭がいたい。

12月4日
映画鑑賞会。
悲しいことに、いくら宣伝してみても、学生さんたちにとって、ただで映画がみられるというのはどうでもいいことらしい。
まあ、関心があらへんみたいやわ。
観たことのある映画でもないらしいんやけどね。
いつも一人来るのだが、この学生は特別映画好きで熱心に来てくれるというより、どうも我々教員にかもうてもらいたくて来ているような気がする。
そんなん言うたら、その学生さんに失礼やないの。
ごもっとも。
せやけど、ちっとも映画に集中してくれへんし、終わってから少し映画講座をするのだが、ちゃんと筋を理解しているんかいな、時々不思議に思う。
それでも、来て観ようという心がけは、嬉しい。
今日は『カラーパープル』。
ジェンダーやエスニシティに興味がある人はぜひ観てほしかったので、講義中に宣伝したのになあ。
私も久しぶりに観たのだが、アリス・ウォーカーが出ていたドキュメンタリーの映像と記憶が混じっていたことが発覚。
思っていたシーンがなかったから。いつものことやけど。
せやけど、以前観終わったときに感じていたことから、今になると大分と印象が変わっていた。
ふむ。もう少し、考えてみようかな。

12月3日
舞の特訓日。
11月に一度も稽古に行くことが出来なかったため、日曜日にもかかわらず特訓を言い渡された。
舞囃子を半分しか習っていなかったのだが、一度に最後まで道順を教えられる。
たっぷり2時間も御稽古していただきました。

まあ、少し締め切りを延ばしてもらっていたのを、ようやく本日投函出来たので、少し気持ちにも余裕が出来た。
だから、体調はあまりよくないにもかかわらず、意外と楽しく御稽古できたと思う。
いや、稽古していないほうが、体調を崩すのかもしれないなあ。

それにしても、今週は死ぬかと思った。
締め切りが30日だったのだが、27日ぐらいには、泣きのメールを入れて今日まで延ばしてもらい、これ以上は絶対遅らせないと、必死。
かたや、学生のレポートの添削で時間を大幅に取られ、それも仕事のうちと、泣きながら授業準備を傍らでし、ちっとも自分のことに時間が避けない。
とうとう、今週までほとんど手付かずだったので、睡眠時間は2~3時間。
コタツで寝起きして、大学では大学の仕事、家に帰ってからは自分の仕事と、博士論文締め切り前のような状態で、なんとかやってきた。
1日の金曜日はまたもや、完徹。
あとは、日文研にある図書が必要となり、完徹のまま午前中に荷造りして、京都へ。
図書館にこもり、午後から研究会に参加。
もちろん目途がついたから。
その日は日文研に泊まり、今日の昼過ぎまで、図書館にこもって、一応あきらめた。
昨晩、久しぶりにベッドで寝たせいか、案外元気。

と、思って、稽古修了後、名古屋に戻ってきたが、家に帰るとめまいが。
しばし、放心状態が2時間ほど続いていたのだろうか。
あまり、記憶がない。

11月27日
映画鑑賞会。
『炎のランナー』。
不本意ながら、やらなきゃならないことが多すぎて、仕事をしながら後ろのほうで鑑賞。
情けないことに、「剽窃」リポートをみつけてしまった。
あまり「剽窃」とは言いたくない。
しかし、いろいろなサイトから参考にしたとはいいがたく、まるまるコピーしてしまっているのだから、見逃してあげるわけにはいかなかった。
なぜなら、本当に情けない話だが、これで3人目であり、すでにある科目が不合格となった他の学生の手前、同じように対処しなくてはならなかった。
このたびは、学生さんを信じて、グーグルで検索していなかった。しかし他の先生からの指摘を受け、発覚したのだが、気持ちのいいものではない。
せめて、参照ページとしてサイトを載せるか、潔く引用してくれたらよかったのに・・・
なんだか、暗い気持ちになってしまった。

11月21日
推薦入試のかたわら、この入試で合格した生徒さんたちに出す入学前課題というものを、副主任の先生とともに作成。
先週の金曜日から、着手しているのだが、なかなか大変な作業。
ついでに、入学前課題と一緒に同封する御手紙、まあ、高校生たちへのメッセージなのだが、それも考え、作成。
明日の授業準備も、まだ出来ていないのに・・・
何をしているのやら。

11月18日
またもや入試で週末がつぶれる。
噂には聞いていたが、ほんとに休みがない。

11月13日
映画鑑賞会、『キリング・フィールド』
3~4人と少ないが、まあまあかな。
とりわけ二人の学生は、講義中に「クメール・ルージュ」の話をしていたので、興味を持って観に来てくれたのであろう。
と思って、鑑賞後のプチ映画講座で確認すると・・・
「なんですか?それ」と言われ、おまけに「だって高校のとき世界史をとっていなかったから」といわれてしまった。
がっくり。
世界史未履修問題ではなく、先日の授業で話をしたやん。
ただ単に、映画を観にきてみただけやったんかいな。

先週は金曜日締め切りのものを日曜日まで待ってもらい、やっとメールに添付して仕上げた。
ほんまに綱渡り人生やなあ。
ふらふらになって今日は出勤したのに、なんか肩透かし食らわされたみたいやわ。
大学祭やなんやで、なんか週末がつぶれて、どうしてこんなに忙しいかもうわからへん。
頭の悪いのがさらにひどくなって、記憶力がどんどん落ちていく。

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2006年12月13日 11:37に投稿されたエントリーのページです。

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