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虫と格闘したり

7月31日
研究会も当然?欠席。
丸二日、ほぼ引き籠もり。
なのに、よく眠れない。
先ほどから、脂汗なのか、暑いせいの汗なのか・・・
身体がまだ「休ませい」と言うてる気がする。

引き籠もりをしている時は、読書か映画を観るのが一番いいのだが、さすがにアントニオー二を2本は、まいった。
個人的には好きな監督やけれども、意識がさすろうているときに、「さすらい」なんて見るもんやないね。
映画館で見た方がええなあ。

明日から8月。
気分変えられるんかなあ。

7月29日
我が家が一番。
寝に帰っていたが、ほとんど家にいた気がしないので、やっと家に帰ってきた日がする。

今朝、6時半の段階で、大阪「30度」と聞いて、「家に帰りたい」と思った。
けれども、出勤しないとと言い聞かせ、家に帰ると出られないから、昨日の格好のまま、7時半ぐらいに出勤。

昼過ぎに、研究会で東京から先輩が来てはって少し話す。
「痩せた?」と言われ、「夏ばてです」と答えると、強調するように
「京都の夏は暑いからね」と言われる。
だめ押しされた気分。

なんか、ほとんど眠れないまま、暑いので朦朧としてきた。
16時頃に、とっとと帰って、主治医のところに駆けつける。
しかも、混んでいて、診察がまわって来た時には、もう何かようわからん状態。
何を言うているのか、自分でもわからず、先生もこまらはった様子。
とにかく、「家で待機」命令。
すべてのこの後の計画を破棄して、速攻、家に帰った。

明日の研究会も楽しみなのだが、この状態では。
とにかく、今する事は。
「寝る事」を努力する事や。

7月28日
しんどい、しんどいといいつつも、今日も夜中まで帰らない。

朝から「テロリスト」と見紛うでかい「リュック」を背負い、11時頃になんとか到着。
よく眠れなかったせいか、同僚にすごく嫌な態度をとってしまった。
本当に、「こんなにいい人見た事ない」というほど、素直でステキな人なのに、その人に対して、なんてひどい態度を取ったんやろう。
些細な事やなのに、「甘え」が出て、緊張感が切れてしまった。
あかん、そんなん単なる言い訳や。
だから己は「下郎」なのじゃ。
最悪や。
お天道様はちゃんとみてはる。
絶対いつか罰当たるわ。
すみません。

本日は、1年間客員として来られていた先生が、感謝の意を込めて皆様を招待して「餃子」パーティーをするという。
まあ、中華料理をふるもうてくれるわけだ。
一応、サイドディッシュはお手伝いする事に。

しかし、始まると「段取り悪い」と感じて、やきもきする。
せっかちな性格やさかい、ほっとけばええものを、気になってしゃあない。
大陸の人はおおらかやね。
どーんと来いって感じやわ。
あない大きく構える事ができんと、あかんな。
わしなんて、身体もハラもちっこいもんな。
わらわら騒いで、わらわら手伝って、わらわら片づけて、同僚にダッシュで駅に送ってもらう。
今晩は、泊まりの日なのだ。
電話して、先に寝ていてもらう事にし、ほんまやったら一度家に帰るのだが、明朝帰る事にして、直行。

もうそろそろ寝ようかとしている時やった。
良かった。
顔が見られて。
いくら鍵もらって、「どんなに遅くてもええ」と言われていても、あまり夜中にこそこそ行くのも気が引ける。
「お風呂も沸いているから」と言われ、「お休み」と寝にいかはった。
疲れすぎて、思考が停止。
しばし、呆然。

せっかく、お風呂をまた沸かしてくれてんから、しんどかったが入浴。
ところが、風呂にはちっこいアブラムシみたい虫がおって、そいつがわてを脅かす。
湯船に入りながら、タイルの上にいるキャツとじっと対峙。
悪いが、排水溝に流させてもらいまっせ。
そう思うて、手桶に湯をくんで、バシャーっと流すと、ふっと姿が消えた。
安心して、タイルの上にあがり、頭を洗おうとすると、いつのまにやら目の前にまたおる。
うげっと思い、またザバーと流すと、飛ぶのだ。
こえええ。
水をかけて、格闘。
風呂場なんて卑怯や。
やっと、流れたかと安心して、頭を洗ってふと見ると、私のタオルの上にキャツがちょんと鎮座して、ぬくぬくとしているのだ。
泡だらけの頭で、タオルからキャツを床のタイルにたたき落とし、さらにお湯をかけると、ぴょーんと飛んで、なんと私に飛びついてきた。
ひぃーーーーーー!!!!
夜中の風呂場で、悲鳴にならぬ悲鳴を上げ、転倒しそうになった。
へとへとになって、風呂から上がり、興奮しすぎて、眠られへん。

もう3時やん。
眠りたいけど、薬を家に置いてきて取りに帰れず、こっそり置いてある頓服を服用するが、全く眠られへん。
とりあえず、暗くしてなんとかならんか。

7月27日
朝、腹痛。
昨日、調子に乗りすぎたか?
飲み過ぎって事はないが、胃腸が弱っているのはここ2週間ほど。
暑さのせいもあるかも知れない。

しかし、今日は大事な約束が。
おまけに、今日は、留学から一時帰国している友人を囲む会が。
昼前に、ふらふらになりながら出勤。

お昼を食べるものの、なんとなく調子が復帰しない。
そうも言うておれん。
自分のこともちゃんとせな。
冷房が、今日も効いて、完全に身体が冷えている。

でも、外面よしこちゃんなもんやさかい、とにかく誰かと会うときは「スマイル」。
これが、私の生きる道。
いつもそうやってきたんやけど、さすがに疲れてくると、緊張感が切れる。
つい、対応のテンションが落ちるときがある。
そこで「どつぼ」を踏みそうや。
気いつけな。

留学から一時帰国している彼女も2年ぶりぐらい。
どこか、外食してくれると楽なのだが、それは単なる私のエゴ。
エゴイスト。

仲間内のお一人のステキな新築の家で、バーベキューとしゃれこんだ。
世間は夏休みだが、私は一応17時まで出勤。
一人遅れていく。
場所が、香里園というところ。
この沿線は、ほとんど私に縁がない。
すなわち、行きも帰りも「行くのが不便」なのである。
もちろん、私にとってだけだが。
豪邸が建ち並ぶ閑静な住宅街。
16時半頃から始まっているので一人で19時過ぎて到着。

彼女は、以前よりたくましくなったような気がする。
でも、一時体調を崩していたと聞いて、心配。
それでも、TAをしていると聞いたから、思わず「それって、アメリカで教えてんの?」と当たり前のことを聞く。
あほやな。
英語のできへん私にとって、もう憧れ。
そうか、向こうの学生に教えてんのか。
すげー。

向こうも、印象は「お元気になられて」とのこと。
せやな。
以前、会うた時って、博論書いているときやったかな。
そのころよりは、「元気」です。

彼女も家が遠いので、早めにお暇するものの、家にたどり着いたのは、23時半。
昨晩は0時前。

だんだん息切れしてきた。

7月26日
実は、昨日より、7月最後の「死のロード」と名付けている。
阪神より一足お先である。
なぜなら、毎日用事があり、家には寝に帰るだけになりそうだから。

今日は朝から雨。
雨脚が強かったので、少し出かけるのを見合わせていたら、祖母が起きてきた。
なんとなく、すぐに出てしまうのがためらわれたので、8時半に出ることにして、祖母の朝ご飯を作る。
「月下美人」はすっかり花がしぼんでいる。
一鉢は、まだ今晩咲きそうなので、もうつぼみが付いていない鉢を、庭に出す。
玄関に飾っていた「カサブランカ」の花瓶を、居間に持ってくる。
洗い物をすませて、家を出る。

京都に着くと、ほとんど雨が上がっており、逆に蒸し暑い。
気温があまり高くなく、それでいて湿度が高いときも冷房が効きすぎて、冷える。
雨で濡れているのに、それで身体を冷やすから。

本日は、来月結婚をする友達のお祝い会である。
同期の一人が提案して、こじんまりとした飲み会をすることにした。
直前まで連絡が取れなかったもう一人の友人が、遅れるが駆けつけるとのこと。
この友人とは2年、いや3年ぐらい会っていない。
久し振りに会うと、お互いかわらへんわ。
と、思っているのは本人同士だけ?
なんと、その友人も9月に結婚するという。
おおお、ダブルでお祝いとなった。
めでたい。

楽しいときは、時の経つのを忘れる。
二人とも結婚しても、今のところ関西在住なので、また集まりたい。

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2005年08月02日 10:55に投稿されたエントリーのページです。

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