5月7日
惨敗。
恐怖と、苛立ち。
自律神経失調。
あああ、1日って長い。
長いけど、短い。
何を当たり前のこと言ってんねん。
でも、実感するのは怖いです。
とうとう薬切れ。
月曜日に体調が最悪なのは困るので、仕方なく昨晩薬なし。
悲しいことに、昨晩あれほどしんどかったのに・・・
全く、私の身体は眠ることを思い出しておりませんでした。
夜中に、星が散る中、ふらふらとお風呂から上がり、その勢いでベッドに横になったが・・・
眠れない。
カーテンを閉め切って、真っ暗にしてみても、だめ。
眠れない。
すごい恐怖感。
雨がときおり、邪悪なまでに激しくなって、余計神経がたつ。
眠りたい。
眠れない。
目を閉じても、身体の向きを変えても、脂汗は出ても、欠伸も出ない。
身体は疲れているのに、いたずらに時間が過ぎていく。
3時、3時10分、15分、ああ、もう時計を見ないでおこう。
はあ、ちょっとトイレに行ってみよう。
3時半、まだ夜中。
少しでも眠りたい。
横になっていたら、寝てしまうかなあ。
あ、寝てた?
え?まだ4時になってない?
5分も経ってない?
気のせいか。
寝ないと、明日持たない。
どないしよう。
焦ったら余計に眠れない。
謡を思い出して、腹式呼吸して。
気分を落ち着かせて・・・
あかん、咳が出てきた。
涙が出てきた。
いっそ、起きようか、でも起きたままやったら・・・
と、この調子で5時に、ギブ・アップ。
頭はぼーっとしているのだが、でも眠れない。
集中力が落ちる中、顔を洗い、TVでニュースって、土曜日はこんな朝早くニュースはないのか。
本を読もうと思っても、頭が冴えない。
ビデオを朝から見て、ぼーっとする。
思考が空回りしている事だけが、何故かよくわかる。
何処で考え、どこでそれを空回りだよって、把握しているのか?
漸く、朝日が高くなったら、今度はヘリの音だ。
もう、1日中、うるさい。
ただでさえ、眠れぬ夜を過ごしたので、神経が逆なでされる。
ああ、うるさい。じゃかましい。
やっと、9時になったので、とりあえず薬はあきらめて、体調だけ近くのかかりつけの医者に行く。
神経はおいておき、とりあえず、検診的には、疲れによるものでとりわけ問題はない。
1週間ほど様子を見ることで、そのまま終わり。休養か。休養したいわ。
郵便局に行って、ヘリの騒音に悩みながら、帰宅。
まだ、11時過ぎ。
1日長くて、いいやん。
さあ、天気がいいから、洗濯してみよう。
朝から何も食べていないから、なんか食べよう。
ついでにキッチンも少し磨こう。
さあ、仕事。
ヘリがうるさい。
集中できない。
でも、なんとかやらなくては。
あれ、なんでもう夕方なん?
日が落ちて風が冷たくなっている。
手足が冷え切っているわ。
ええ?
たったこれだけの仕事するのに、こんなに時間がかかってんの?
困ったなあ。
まだやらないかん事山ほどあるのに。
あ、阪神負けよった。
延長12回?こっちも長い時間試合してたんやなあ。
とりあえず、電気つけよう。
ビデオを1本。
リフレッシュ、多分。
思考が宙に浮いて、ゆっくり転回、そのまま、そのまま。
あ、そういえば、のど乾いたし、なんか食べなあかんな。
おかしいな、夜中はあんなに長かったのに。
今日1日ものすごい長いのに、なんで仕事はこれだけなんやろう。
仕事をしていないと、時間がたくさんあるように思う。
でも、すごい効率悪い事してるんやな。
少しばかり眠気を感じると身体を即座に横たえてみるが、5分ほどうたた寝できたら上出来。
はあ、どうせ、今日も眠られへんねや。
って、開き直っても、集中力落ちているし、頭に入るんやろうか。
さっきから、文字を書きたいのだが、身体が、手が震えて、字が書けなくなっている。
困った。
この仕事は後回し。
自分のメモすら、書くのが辛い。
手が震えて、あとで判読できる字が書けない。
今、22時。
明日丸1日。
このままいけば、すごい長い時間あるのだが・・・開き直って完徹。
というほど、頭回ってないがな。
とりあえず、お風呂にゆっくり入って、神経を落ち着かせな。
夜が怖い。
怖いけど、後1日しかない。
このまま私の身体は頭はどないなっていくんやろう。
5月6日
ちゃんと出勤。
郵便局で各種支払い。ビンボー。
土砂降りの雨で、さらに体調優れず。
けれども、来週から平常に戻るし、とうとう大会が29日に迫ってきているので、お稽古で休むこともあるし、お仕事しました。
細かいエクセルの表をみていると、頭がくらくらしてきた。
何度も書いたが、私は機械に弱い。
コピーをしていると、前からずっと調子が悪いと思っていたコピー機で、何度もトラブル。
ちょうど、ゼロックスの方が2階のコピー機の修理に来ていはった。
1階からよほど「ピー」と警告音?がなっていたのが気になったらしく、私が紙詰まりでごそごそしていると、後ろに立って「詰まりますか?」と突然声を掛けられる。
これこれこうで、と事情を説明すると、中を開けてなんやらいじらはって、「じゃあ、やってみて下さい」といわはる。
おおお!直ったではないか。
ちなみに、このトラブルは私のせいではない。多分。
4月からいつもこのコピー機で出来ない操作があったのだ。
だから、言い訳だけれども、一応「これは前からです」と言ってしまった。
まあ、共有のコピー機なので良かった良かった。
もう一つ、機会が弱いと言うより、コンピューターの検索ツールが使いこなせない事態が発生。
雑誌記事検索をして、資料課にお願いしていた記事が、実は日文研にもあり、製本されて所蔵されていたのが発見できていなかった。
「リクエストされたものが届いています」とメッセージがはってあるが、本の題名に全く記憶がない。
あのお、これは何かの間違いじゃあ?と尋ねに行くと、実はその中に探していた記事がある事を、逆に指摘される。
なまじ便利になったとはいえ、所蔵資料も自分で見つけられへんかったなんて・・・
ものすごい恥を掻きました。
余計なお手数を掛けて、しかも間抜けた事をぬかして、すみませんでした。
恥ずかしすぎる。
そんな思いをして、人のお手間を取らせているだけではなく、自分でも無駄な動作が多い。
気がつけば、夕方になっている。
あ、病院に間に合わない。
泣く泣く電話して「もしかして混んでいたら、診察時間伸びて間に合うかなあ」と探りを入れるも、思ったよりもすいていて、微妙に間に合わない気がする。
薬を速達でお願いする。
ちょっと、いかなアカンかってんけどなあ。
もう一軒は、明日の午前中も診察していることが分かって、ちょっと安心。
じゃじゃぶりの中、今日も大荷物で濡れ鼠になって帰宅。
雨のせいか、身体が痛い。
足から冷えたのかなあ。
あと2日でやらなくてはならないことが多いので、専念したいのだが、交流試合でいきなり大逆転。
アカンやん、またTVの前から動かれへん。
そうか、TVをつけなきゃええんか。
でも、ビデオが見られへんし、エア・チェックもできんからなあ。
5月5日
昨日の外出がやはり身体に触ったらしく、体調優れず。
微熱とはいえ、発熱して3日目。
って、この3連休やん。
それでも、明日より雨と聞いているから、昨日から冬物をすべて洗濯。
昼には取り入れ、布団を干し、炬燵布団も干して取りのけ掃除、アイロンがけをすませて、一段落。
うっかりしていたら、連休も残り少なくなっている。
ああ、最初の目標の半分も出来てへんがな。
気分を変えようと、「菖蒲湯」に入りました。
今日も、阪神大勝。
仕事にならんわなあ。
5月4日
朝から貧血。
でも、今日は久々にNOVAに予約を入れているし、レディース・デイなので、レッスンが終わると、ちょうど観たい映画の時間に間に合う。
と、思っていたが、世の中上手くゆかない。
ふらふらとしながら、とりあえずNOVAに行き、しどろもどろでレッスンをこなす。
NOVAさんはえらい景気がええらしく、4月からグランド・ビルに移動している。
場所が移転したのではなく、3月まで使うていたビルは、改修工事。
グランド・ビルは梅田のゆくゆく第二校となり、案内葉書によると(実は2月から行っていないのだ)3人までのレッスンが4人までに変更。
儲かってはんなあ。
で、さっさと映画を観て帰ろうと思っていると、また「レッスン後カウンセリング」だ。
かなり前、担当と名乗るスタッフの対応にムッとしたせいか、「要注意人物」と指定されたみたいで、次より担当と名乗る若いスタッフは最低限のことしか言わなかった。
だが、世の中4月から新年度だ。
しかも、今は場所も変わっている。
また、新しい担当を名乗るスタッフが・・・
悪いねんけど、マニュアルでどんな生徒か伝わってあらへんの?
なんで、毎回毎回同じ事言われなあかんねん。
そりゃ、全然通わん私も悪い、悪いが、私の金やし、時間や。
自覚しているので、全部あちらの言いたいことを先回りして「承知しております」と言うておるのに、これまた空気の読めん子やなあ。
新しく売りつけるノルマでもあんのかなあ?ご苦労なこって。
あんたのせいで(すんません、言い過ぎました、NOVAの方針のせいで、ですね)、私は映画に間にあわへんかったがな。
次回上映時間まで、2時間近く時間を潰さなアカン。
見たい作品やってんけど、この体調の悪さの中、気分もさらに滅入り、どんどん増えていく人の多さに人当たりして、完全に惨敗して帰宅。
悔しいので、初めて塚口のtsutayaに寄って、3本借りて帰る。
2本はすでに何度か見ている作品だが、手元にないので資料用にまた借りる。
1本は、学生さんのアンケートに二人も書いてあったのだが見ていなかったので慌てて借りた。
「黄泉がえり」である。
全然違う文脈でこの映画名が出ていたのであるが、私の感想は・・・
ごめんなさい。
草なぎ(字が変換しない)君の走り方って、なんか変やない?でした。
ついでに、朦朧としながら観た映画。
「次郎長三国志(東映版)殴り込み甲州路」「眠狂四郎卍斬り」「一心太助(TVドラマ版)」「子連れ狼その小さき手に」
田村正和って、やっぱり阪妻の子やなあ。
あまり似ていないと思っていたが、いやはやよう似てはりますわ。
やっと阪神が勝った。
結局、気になって映画が中断するんよね。
5月3日
朝から快晴。
とてもいい天気。
ちょっと暑い。
今日は、祖父の納骨をしたのである。
祖母が、寒い間にお墓に入れるのは可哀想というので、春が来て季節がよくなったら納骨しようと決まった。
祖父は、戦後関西にやってきて、一代で企業を起こした人だから、神戸に生前、墓を購入していた。
住吉霊園といって、御影というか六甲にある。
孫では私を含めて3人、後は伯(叔)父、伯(叔)母たちと祖母。
ところが、連休第2弾の大渋滞。
こっちからは車二台で、お坊さんも乗せて出発したのだが、予定より30分遅れて到着。
まあ、連れ合いの祖母と一緒に、お遺骨もお位牌も、ついでにお坊さんも一緒に遅れたので、罰は当たらんやろう。
藤が綺麗で、新緑がまぶしい中、無事に納骨を済ませた。
山から海がきらきら光って、とても印象的だった。
お墓参りに来ますね。
そうみんなで祈りながら、昼食会に移動。
って、うっかりお位牌を忘れそうになっていて、あわてて包んで私が責任を持って持たせて頂く。
昼食会が和やかに行われ、従姉と語らい、帰途につく。
家に帰ると、にわかに体調崩るる。
やはり、畏れていたことが・・・
GWに入ったときにちょっと不安に思っていたのだが、的中か?
とうとう発熱し、夕食をすべて嘔吐し、だだ崩れ。
あああ、ビデオを見てもどこか朦朧。(それでも見るんか)
5月2日
なんで、こうなんのかなあ。
今日は、なんとなく出勤しようか、家で仕事しようかなど迷っていたのだが、親孝行することになった。
別に、親孝行する気がないわけではない。
ここまで、育ててきてもらっているし、いまだに恩恵を被っているのであるから、感謝している。
いるが、1日べったり付き合うと・・・
こっちの体調も、ペースもあるさかいね。
1日何をしていたかというと、両親が、父の知り合いからチケットをもらったからと、南港で行われている「食博」に行くという。
で、チケットはまだあるから誘われた。
殊更、断る理由もなかったし、結構忙しくしているので、まあいいかと思って、同行したのである。
もちろん、父親は私を釣るための文句を用意している。
「ワインの試飲が出来るらしい」
でも、私はせっかく行くので、興味がなかったので何が出品しているのか知らなかったが、珍しい食にありつけるであろうと踏んでいた。
帰りは、母が久し振りに一緒に百貨店に行こうという話になっていた。
サンダルがもうだめだし、だからといって、日文研やその他に「下駄」で通うわけにも行かないので、サンダル欲しいなあと思っていた。
母の日も近いし、なんかええもんあればいいなあとも考えた。
けれども、あくまでもお付き合いし、同行した私の思うとおりに事が運ぶわけがない。
大体、両親と一緒に出かけると、いつもイニシアチブを取るのは父だ。
こういうと、聞こえはいいが、悪く言うと、父のペースにだけ振り回されて終わる。
そして、今日もやはりそうだった。
11時過ぎに会場に着いたのであるから、私も母も「食博」でいろいろ昼ご飯代わりに何かをつまむものだと思っていた。
だが、父は自分の行きたいところ、自分のしたいこと以外決して耳を貸さないし、正確に言うと、いくら訴えても、気付かない。
本当に、気付かない。
無視しているのなら、「俺についてこい」の昔人間と言えるけれど、そうではないだけにたちが悪い。
そして、生意気な娘から言わせてもらえば、「食」の勘に対しては、私の方が鋭い。
母の方が鋭い。
母は飲まれへんし、辛いもんやげてもんは苦手やけどね。
案の定、悪い予感が当たった。
お昼になって、みんなが並び出す前に、「あれ、食べたい」とか「あっちも見に行きたい」「今ならすいているから、少し買うてみいへん」と主張するが全く耳を貸さない。
そして、「ワインの試飲」ができると父が向かったところは、父の好みも知っている私としては、絶対あわない。
結局、2杯飲んで、不満そうに席を立つのに、母と私はついて行かなくてはならない。
仕方なく、後ろをついていくが、それでは南港まで来た割が合わない。
実行するしかあらへんと、父と母をおいて、すたすた自分の勘に従って会場を歩く。
おおっと、この「ワイン」は美味しそうだ。
そのコーナーにずかずかと入っていき、勧められるままテーブルに着くと、「またワインの試飲するの?」と訝しげに父が聞く。
「そう」(って、さっき甘いの2口飲んだだけやん)
両側にしぶりながら、両親が座る。
たくさん並ぶ瓶を眺めながら、担当の人に好みを伝える。
大ヒット!!
値段も手頃。
最初は私の勝手な行動にムッとしていた父だが、味には勝てなかったらしい。
自ら「これを買おう」とご満悦で購入してはった。
ほらね、だから私の方が勘がいいんだってば。
しかし、身勝手が罷り通ったのはここまで。
後は、母といくら訴えても、聞こえはらへんらしい。
全くマイペースに「あっちに行く」といったら後は無言で、すたこらさっさ。
都合6つのステージが組んであるのだが、それぞれのステージに所狭しと、出展や展示・販売がされている。
しかし、ゆっくりみようと思うと、自分の興味のないところは立ち止まってもくれない。
そして、12時になり、どんどん人が増えてきて、余計にゆっくり見ることも出来ず、気がつけばどこの店舗も長蛇の列。
父は並ぶのが大嫌いな人である。(残念ながら?私もこの点は父に似てしまった)
「人が多いから、一通り見たらもうええやろう」と勝手にうちきらはる。
それでも結構会場が広いので、一通りと言っても父の興味のあるところだけ一通り見て、何も食べず、最初のワインの試飲以外、何も飲まず、「出口」を出たら、1時半だった。
母も私もさすがにお腹が空いていたし、当ては外れて疲れていた。
なんのために「食博」来たん?
まあ、ワインを購入したからもうええんか。
しかし、さりげなく母と文句を言うと、「どこも馬鹿みたいに人が並んで、俺は並ぶのが嫌いなんや」と言う。
「だから、並ぶ前になんか食べようって言うたやん」と言ったところで
「そんなこと聞いてない」と切り返される。
実は、私も母も南港には来たことがない。
(随分昔に一度来たことがあるが、誰かに連れてきてもらったので、覚えていない)
父はWTCに行くと言い、自分もお腹が空いているので、漸くお昼御飯にありつけたが、入ったレストランは眺めがいいだけで、味はいまいち。
でも、天気がいいし、珍しく和歌山から、六甲山から明石大橋の方までぐるっと湾の周りに見えて、眺め代としてはいいか。(私が払う訳じゃないし)
それから、梅田に出て、「じゃあ、二人で買い物して帰るし」と言うと、なんだかはみ子にされた気がするらしい。
「どれくらいかかる?」
「さあ、2時間ぐらいちゃう」
「じゃあ、1時間半後に電話するが、一応待ち合わせ場所は○○」
「はあ?」
「はよ行ってこい」
ようわからん人やなあ、2時間言うてるがな。
と、ぶつぶつ言いながら阪神百貨店、阪急百貨店と母とうろうろする。
私はお気に入りのサンダルを見つけ、即座に決断。
大体、迷いに迷って妥協して買うたのは失敗する。
優柔不断の方だが、こういう時の商品との「出会い」は確実だ。
4月頑張った自分にご褒美だ!
次に、母のサンダルを探すが、どうもしっくりこないらしい。
私も同意見だが、母も「ミュール」は嫌なのだ。
だって、「ミュール」って言えば聞こえがいいけど、要は「つっかけ」やん。
今年は特に、ウェッジ・ソール以外は極端に細いピン・ヒールが流行っている。
母の世代は、若いときに上記の両者を履きこなしていたはずだが、さすがに60才を過ぎるともう、高いピン・ヒールはようはかんそうだ。
まあね、こけて、骨折でもしたらえらい事やさかいね。
一緒にいろいろ探すが、みつかってもサイズがない。
そうこうしているうちに、ほんまに父から電話がかかってきた。
すでに、勝手に指定した場所で待っているという。
疲れるなあ、と思いながら、15分ほど待たせて行く。
すると、「寿司でも食いに行くか?」という。
ええ?まだお腹空いてないねんけど。
だが、なんだか上機嫌でしきりに誘うし、久し振りに行きたいとか、前に行ったやろうとか言うが、私も母も大阪に「寿司」なぞ食べに連れてもらった記憶がない。
機嫌を損ねてもええ事あらへんし、おごってくれるというのだから、二人でご馳走になることにした。
だけどね、半日付き合う予定をしていたのが、1日に延び、父は妻や娘にこんなにもよくしてやっている自分にご満悦かも知れんが、だったらもっと計画的にしてや。
結局、トータルすると、家に着くとぐったりしている。
まあ、親孝行だよね。
なんだか、体調に翳りが・・・
5月1日
あまりにも暑い。
暑くて、汗が出て、夜が寝づらい。
昨日、映画を見に行ったが、他にもまだ見たい作品がいくつかある。
今日は、映画の日。
出かけようと思ったが、飲み過ぎか、寝不足(っていつもか)か、気分が優れない。
朝方は涼しくて、少しうたた寝して、気力回復。
昼過ぎたら、梅田にでも出かけようとか思いながら、朝からソファに寝ころびビデオを観る。
5月に入ってから、しこたま今月もエア・チェックしたい作品があるので、それも兼ねて保存必要のない作品を見たら、消していかないと。
これ以上ビデオを増やせないし、どうせ画質が落ちてしまうし。
気がつくと、外は大雨になっていた。
ああ、朝から身体が重いのはこのせいか。
本当に雨に弱い。
梅雨入りしたら・・・と思うと、憂鬱である。
花粉症の人に比べたら、比べものにならないほど楽なんだろうけれど。
この3日間で観たビデオは・・・
「アドレナリン・ドライブ」「鮫肌男と桃尻女」(以前観たのを忘れていたのでこれは2回目)「右門捕物帖片目の狼」「中国の鳥人」「喧嘩屋一代どでかい奴」「眠狂四郎円月斬り」「花のお江戸の法界坊」「ジョニーの事情」「銭形平次捕物控八人の花嫁」かなあ。
この間に、録画をしたり、続々と入るJRの事故などのニュース、腹の立つ阪神戦を見ているのだから、TVっ子になってしまっている。
とりわけ、JRを中心としたさまざまなニュースを見ていると、メディアというかマスコミというかTVの報道って、本当にこれでいいのだろうかと思う。
今日は日曜日だったので、1週間を振りかえる番組が朝から多い。
そのためだろう、現場からの中継のために、朝の8時頃、10時頃、12時頃、夕方とヘリが上空を飛んで、窓を開けているとTVの音声も聞き取れなくなる。
伊丹空港も近かったし、8年ほど線路沿いのマンションに住んでいたので、いわゆる「騒音」には慣れているはずだが、ヘリの音だけはどうしても駄目だ。
なんか、震災の時とか、映画で見続けた戦争に関する軍用ヘリとか、そんなものがあの独特の音から、私の中で想起されるためかも知れない。
4月30日
昨晩は、本当に楽しかった。
リラックスして、大騒ぎして、美味しいワインをたらふく飲んで、贅沢三昧。
あっという間に、時間が過ぎて、慌てて帰宅。
4~5年前に一度だけ、お会いした人と今回初めてゆっくりとお話しすることが出来た。
なんと、家が近所も近所、隣の丁目ということが発覚。
おかげで、帰りまでずっとご一緒させてもらいました。
これからもよろしくお願いします。
昨日の朝は、眩暈と頭痛でどうなる事やらと思っていたが、天気がよいので、窓を全開。
風に吹かれながら、洗濯して、掃除をして、お茶飲んで、贅沢な一時。
それから、ばたばたしていて一月で溜まってしまったビデオ整理を始める。
GW中の目標は、反省の4月から5月へ向けて新たに授業準備をすること。
とりわけ、5月末に能楽という大役を控えて、お稽古も最後の仕上げになっていく。
お稽古時間を作るためには、時間のあるうちに準備をしなくては。
それから、6月に発表を控えているので、その下準備もしなくてはならない。
そのため、木曜日に紙袋一杯の本を借りてきて、家でゆっくり仕事をするつもり。
バスを降りた瞬間、紙袋のひもが切れて、抱えて帰り、家に着いたとき腕がしびれていた。
悔しいので、ちゃんと目を通して勉強しなくては。
ビデオ整理も兼ねて、さらにいろいろな映画を観ようと思ってもいる。
そう思ってGWを迎えたわけだが、いきなり無理をしていたのか朝からふらふらになったので、驚いた。
体調がずるずる崩れたらどうしよう・・・と思っていたが、簡単な一品を作り、楽しい宴会で、すっかり精神的に癒される。
おまけに、昨晩のメンバーのお一人に、何気なく「コーヒー&シガレッツ」を観に行こうと思っていると話すと、善は急げ?と今日の夕方に一緒に見に行くことになった。
今朝は、飲み過ぎ貧血で朝は呆然としていたが、それでも朝からビデオを観たりと、少しずつ計画を進めていく。
夕方にテアトル梅田に何年ぶりかに行き、久々のジャームッシュ作品を鑑賞。
やっぱり、ジャームッシュだなあ。
私はやはり「イギー・ポップ」と「トム・ウェイツ」のツー・ショットにぞくぞくした。
もういいおじさんなのに、かっこいいなあ。
そして、また懲りずに二人で居酒屋に行き、飲んで帰宅しました。
さすがに、疲労してきたかも。
4月28日
突っ走ってきた4月。
やっとGWが目前だ。
と、言うより毎月末になると、暴走している一月を振りかえってんなあ。
GWに何をするかというと、別に旅行に行くわけでもない。
とりあえず、この時期になると、発症し出す5月病の兆候が出てきているので、体勢を整え直さないといけない。
にもかかわらず、相変わらず抜けている私は、先週末より崩れつつある体調を自分でわかっていながら、今日が病院の定休日である事を失念していた。
あああ、大型連休に入ったら、来週までいけないのかあ。
もつかなあ。
とりあえず、まだ咳がとれないので、耳鼻咽喉科にぎりぎりに滑り込み、よくなれば服用をストップするという条件で、連休明けまで薬を出してもらう。
明日は、久し振りに親しくして頂き、お仲間としていろいろご指導して頂いているメンバーと宴会である。
何を作ろうかなあ。
でも、なんだか・・・
暗いニュースが多いせいか、連休にはいるというせいか、眩暈が・・・
あれ、おかしいなあ。
暑いのか、脂汗か?
4月27日
最後の舞台稽古日。
とうとう、あと1ヶ月となった。
昨晩より、祖母の家に泊まっていたので、今日は祖母も一緒に舞台稽古に行く。
当日は、挨拶やなんやでゆっくり能を見ていられないかも知れないから、稽古の間に見たいという。
自分でも、不思議なのだが、後ジテを繰り返し、やり直されているうちに、意識が遠のくような、身体がふわーっとするような気がしてくる。
装束をつけているのだから、軽くても5kgは身にまとっているし、その上、長刀を振り上げ、刀を抜くのであるから、身体が軽いわけがない。
考えられるのは、体力が持っていないこと。
あるいは、ちゃんと腰が入っていないから、腰が浮いてしまって舞おうとするため、装束や長刀に身体が振り回されてしまっていること。
どっちにしろ、あかんやん。
汗だくになって稽古を終え、後は申し合わせまで、舞台に立つことはない。
さすがに、不安が否応なく募る。
だ、大丈夫なんやろうか。
祖母と一緒に帰途につく。
祖母が「大丈夫よ。おじいちゃんに見せたかったねえ」とぽつりと言う。
迂闊にも、ぐっと涙が出そうになった。
そうなのだ。
晴れの舞台を室内から天に向かって見えるように、堂々と舞いきらなければ。
時は止まらない。
5月29日は確実に迫ってきているのだから。