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闘病記

2月21日
げほげほ。
ごほごほ。

週末より、3日間寝込んでしまっている。
木曜日の夜、発熱したが、解熱剤を飲んで、お風呂はやめて早めに寝た。
それで、いつもなら下がるもんやった。

しかし、咳がひどく、全身いたくて、何度も夜中に起きて、頭痛もひどい。
体温計を手に取ると、38度5分。
びっくりして、市販の解熱剤を飲み、2時間ほど寝て38度。
また解熱剤を飲んで、やっと37.7度。

ふつうなら、仕事を休むところだが、まさか、こんな事になるなど思わず、今日中に連絡しなくてはならないものなど、大事なものをすべて日文研に置いてきていた。
他の人にうつしてはいけないので、自分のものを取りにふらふらになりながら出勤。
2時間ほどいたが、昨晩嘔吐しているので、固形物を食べるのが恐い。
荷物を取って、そのまま病院へ直行。
インフルエンザではない、と言われて、ちょっと安心。
咳の薬を出されて、熱は市販の解熱剤でいいと言われる。
理由は、以前、抗生物質の解熱剤が効きすぎて、低体温になったから。

それから、土・日と、固形物はすべて嘔吐し、ビタミンや葛湯、生姜湯、はちみつレモンやリンゴのすり下ろし、などで喉を潤し、後は布団の中。
悪寒がひどくて、身体が痛い。

日曜日は、内輪の「新年会」で能楽を舞わねばならず、そのために、夕方の出番に間に合うように、家で養生していたが、よくなるどころか、熱は上がる一方。
とうとう、39度も越えてしまい、(40度になったら、救急車呼ぼう)と決意。
以前、効き過ぎた解熱剤に手を出すと、みるみるうちに熱は下がり、平熱に戻る。
しかし、胃腸は何も受け付けず、喘息気味になって、咳がひどくて、耳まで響く。
解熱剤は効果が切れるのもてきめんで、またすぐに39度に熱が上がる。
土曜日の夜に、39度を越えて、ぜいぜい言いながら母に電話し、「とりあえず、遅れていきます。本番でも、風邪を引く可能性もあるから。解熱剤を飲めば、熱は下がるし」と強がる。
本心は、まじである。
素人のお遊びとはいえ、これまで稽古してきたのである。
まだ、本番が控えているが、皆さんの前で実際に舞って、いろいろ意見を頂ける唯一の機会なのである。
残念ながら、日曜日の昼間も、ようやく38度6分にさがっただけであり、「もう、今日はお休みしてあきらめなさい」と電話で言い聞かせられる。
熱は、この解熱剤さえあれば、問題ないけれど、咳がひどくて謡が一節も謡えない。
咳き込むと全身がけいれんするほど痛くて、立っていられない。
よくよく考えると、老若男女皆様が集まっているので、うつすのもいけないし、断念。
内輪とはいえ、会に大穴を開けてしまった。
悔しい。無念じゃ。
自分でも、みんなの前で舞うのはいい稽古になったのに。

今朝も、朝方4時頃(1日中寝ていて、しかも身体が痛くて睡眠できないから、違反は承知で睡眠、誘眠、頓服を時間に関係なく飲んでいるので、サイクルがおかしい)起きて、37度6分に下がっているのに感動。
でも、7時半に耳鼻咽喉科に予約の電話を入れ始めたころから身体が痛くなって、診察に出かけたときは、38度を超す。

「インフルエンザではないし、扁桃腺も腫れていないけど、高熱が不思議ねえ」
と、言われ、「咳は、痰も少し絡んでいるし、喘息性のものだから、大きな深呼吸とかしないで、安静にして」
処方された喘息の薬にプラス、インフルエンザ用のカプセルを出される。
今はインフルエンザにかかっているのではないけれど、いろいろな型が流行っているので、予防を兼ねて、38度熱が越えたら一緒に飲むように、と言われる。

少しばかり、のどごしのいいものを食べて、薬を飲んでお休みなさい。
と言っても、横になると喘息って余計に咳が出るのよね。
つらい。

ごそごそ起き出して、今、少しばかり食べてみる。
今のところ、嘔吐はないけれど。
熱も37度4分。
ここまでくると、これでも、平熱ではないかと錯覚する。
明日は、能特訓日だったので、母に電話をして「熱が下がったから」と言うが、「先生にうつしても悪いし、明日は大事を取って養生して、休みなさい」と叱られる。
今は、だいぶんと楽になったんだけれど。
風邪は万病のもとというからね。

ここ数年、高熱出しても1日でケロッとなおっていたのに。
何年ぶりかなあ。
はあ、大事な日に倒れるなんて、また喘息性の咳に苦しむなんて・・
ほんまに、日頃の行い悪いわ。
みなさま、ぜひぜひ5月29日の大会は、見に来て下さいね。
これに懲りて、体調管理をしますから。
(といっても、なにも不摂生など思いあたらんねんけれど)

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2005年02月22日 12:17に投稿されたエントリーのページです。

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