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締め切り?ま、そういうこともあるわな

8月23日(水)

夏風邪勃発。ついにこの10日ほど、一字も原稿を書かなかった。

ま、こういう時もあるわな。

え、締め切り?

ま、そういうこともあるわな。

てことで、必死のパッチの盆明け。ウォーミングアップがわりにブログを書いてみる。

のらりくらりゲホゲホというこの夏風邪ウィークの間にも、いろんなことがあった。

新書仕事でご縁ができた岩波のモリミツさんと神戸・北野のギャラリー島田でお会いし、そのご縁の流れで素敵なヒロセ姉さんとも知り合う。ヒロセ姉さんは、実は140Bの中島社長の相方であるチハルさんの友人で…と、世間は本当に狭かった。住吉で開催されるお知り合いのアーティストの展示会のご案内を頂いたので、マガハの原稿が抜けたら行ってみようと思う。

そして、お世話になりまくった宣伝会議の大越青年が東京に転勤が決定。大越さんとは、なんとなく他人の気がしない。なので、どこにいてもご縁はあるだろうけれど、やはりちょっと寂しい。彼は名インタビュアーでもあるのだが、いま発売の『宣伝会議』でも内田樹先生の談をまとめている。そりゃ、読む価値は必ずある。

そういえば、大越さんに『週刊現代』の加藤編集長と内田先生の馴れ初め話を聞いていると、またも突如、魔性の女フジモトさんが登場する。たぶん…フジモトさんには、影武者がいる。そうじゃなきゃ納得がいかない。まあ、いかなくても問題ないけど。それにしても、ここ数ヶ月の間に遭遇するフジモトさんの残像は、チャンネルひねればみのもんたという状態に近い。なのに、ふと連絡するとたいてい本願寺で粛々と仕事をしている。生き霊とか飛ばしてるのかなー。フジモトさんなら出来そうに思えるのが、魔性の女たるゆえんだろう。あ、怒らないで。きゃー。え、でも、またなんでここにいるの? …という感じの人なのである。

話は変わるが、140BのHPが進化して、ユニークな発起人たちの紹介や、140Bブログも出来ました。IT秘書のイワモトさんにこのブログにもリンク貼り付けてもらったのでまたご興味がある方はどうぞ。140Bは所属する面子のほぼ全員が、企画書をがしがし書ける編集者だ。なので、チーム仕事と個人プレーでそれぞれが多岐に渡る仕事を抱えている。ということもあり、お互いに把握できるように、そしておさらいの意味も含めて、とにかくみんなが関わった仕事をどんどんアップしていこうぜ。それと、進行している仕事のコンセンサス取るのにも使おうぜ。て感じで、脈絡なくどんどん更新していきますね。

今日は、大迫力と書いてオオサコチカラが間宮吉彦さんが設計して作ってくれたホワイトボードについて書いていた。そこにも書いてあるけれど、巨大なホワイトボードにはいろんな企画の種が所狭しと書き殴られていて、フラリと来社くださった誰かが、そこからヒントを得て140Bに関係がないところでプロジェクトを立ち上げたとしたら、それはそれで面白いじゃないか、ってノリだ。

実際にそんなことがもう既にあったりなんかして、こうして限りなくオープンソースな状態で、情報が情報を呼び、そして増殖するというシステム化できない結果システムが生まれ始めている。こういうのは、ちょっとワクワクする。生まれたときからキーボード叩いてたっていう今どきの世代じゃなくて、パソコンの画面をプリントアウトするのに未だ四苦八苦したりもするオッサンが中心になって、こんなことができちゃうってことも、「時代の進化がどうとかこうとか」って話のオチばかりのなんだか世知辛い昨今がバカらしく思えて、面白いってもんだ。3月末から140Bという新会社が少しずつ形になる過程を見ていると、つくづく、既存のシステムの中にいて、新しい発想を、とかいう発想自体が違うんだよなーと思う。発想って、そのこと自体ではなくて、どこにポジション取るかってことがほとんど全てを決定するもんなのだ。

でもとにかく、ワタシが今取らなきゃいけないポジションは、締め切り守れってことだけだろう。はい。

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2006年08月23日 23:08に投稿されたエントリーのページです。

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