8月31日(月)
月末に 録画を見れば 気もすずし 陽水歌う 声も軽やか
8月30日(日)
選挙に行く。「政権交代」が叫ばれる今回だからか、注目度は高いのだろう。いつもより選挙所がにぎわっているように感じられる。わたしは、その、叫ぶ与党にも、野党にも投票しなかったが。
午後八時から選挙速報番組を見る。どのチャンネルでもやっている。無駄なゲストを呼ばす、静かなところはコマーシャルのないチャンネルだった。ほかはサンテレビが、伝統の一戦阪神対巨人戦をやっている。頼もしい限りだ。甲子園球場で阪神対巨人戦が行われるのは、ことしはこれが最後だそうだ。夏休み最後の日曜ということもあり、満員御礼である。しばらくはテレビ観戦。
今日は未来からすれば、歴史的ないちにちとなるのだろうか。たとえば次の総選挙のとき(四年後だろうか)、ほんとうにそう思えるのかどうか、真価が問われる気がする。
8月29日(土)
夏休みが終わるなあ。
8月28日(金)
楽しみにしていた『20世紀少年第二章』をテレビで観る。試写会で見せてもらったきりなので、忘れている箇所もある。今回、第二章のテレビ版放映は、劇場放映版とは、いくらか違うヴァージョンらしかった。
映画で、「ともだち」は「ハロハロ音頭」は踊って見せないし、カンナは賭場で「ラビット・ナボコフ」をする場面もない。代わりに「ほくろのある警察官」に関する場面と「サダキヨ」の場面がざっくりカットされていた。なんだか話が乱雑になって、物語として、読みすすめにくかった。初めて見た人はわかりにくいだろうなあと思う。
全編集中して見すぎたせいか、いくぶん目が痛い。目薬を点す。
8月27日(木)
ほんとうに疲れすぎると眠ってしまうと思う。
8月26日(水)
八月最後の水曜日。稽古日。特訓も兼ねて行う。特訓なので普段できないことをする。互いの集中力も高まっているせいか、たいへん密度の濃い稽古ができたと思う。
この調子で次回まで保ちたい。
8月25日(火)
すっかり涼しくなった感のあるこの頃。思えばこの夏、うちでクーラーをつけたのは、一度か二度くらいのことである。それでもお客さんが来られるから、という理由があってつけただけである。
電車に乗れば、必要以上にクーラーがついているし、銀行に行ってもそうだ。買い物に行っても売り物があるせいか、館内が冷え切っているほどだ。図書館も事情は同じで、クーラーが当たり前のようについている場所のひとつだ。このご時世だからか、無闇矢鱈に人が多くなっているようにみえる。実家でもクーラーのリモコンは、テレビのチャンネルを変えるがごとく活動していた。だから、別にクーラーを知らないわけでも、つけ方を忘れたわけでもない。
それでもクーラーをつけたくないのではなく、どうもこのところ、つけると却って冷えすぎて寒くなるからである。夜眠るときなんかは特にそうだ。朝、身体が冷え切ってしまうのである。要するに頭痛がする。
ことしに限っては、たまたま扇風機をいただいたので、それが重宝しているということもある。扇風機の登場は小学生以来のことで、懐かしくなり、結構うれしそうに使ってしまった。けれど、就寝時はそれもつけていない。扇風機の風もまた、どうも身体に悪いからだ。頭が痛くなる。というわけで、ことしは、すっかりクーラーと馴染みの薄い身体になっている。夏の自然の風にあたっている。汗かきなので、きちんと汗が出て、これくらいがちょうどいい。
そうこうするうち、今日などは、秋の気配がそこかしこに漂っている。
トンボが飛んでいる。セミは相変わらず随所で鳴きまくっているが、朝夕の風は、完全に秋の涼しさを運んできてくれる。甲子園が終わったとたんに。
さあ、秋が来る。あの山に登ろう。
8月24日(月)
密かに着目していた高校野球を見る。今日は決勝戦。
高校野球それ自体好きなのか嫌いなのか、自分ではっきりとはわからなないが、毎年のように、ひとこと物言いたい気分になるところからすれば、やはり根は野球好きなのであろう・・・。
物言いたいのは、野球そのものではなく、高校野球の組織のあり方、私立高校にありがちな選手の集め方、果ては試合中のガッツポーズ、歓喜の表情、選手のカメラへの写り方、チームではなく個人的ファインプレーの羅列、試合後のインタビューにさらさらと応じる高校生たちの異様さ、審判のどうみてもそれはインサイドでしょう!というところや、振ったじゃないのよ(バットを)など、挙げてみると結構ある。要は文句言いなのだろうかしらね。
それでも、毎朝新聞を眺め、トーナメント表にしるしを入れ、どこが勝ったか負けたか見ては、あれこれ考えているのである。何なんでしょうね、これ。
さて、今日の試合がことしの夏の甲子園最後の試合となる。つまりは決勝戦だ。
中京大中京と日本文理の試合である。見ながら、高校野球特有の何とも言えない淡さと懸命さと、素朴さがあって、不覚にも九回で涙してしまった。
そのまま閉会式まで見てしまいましたとさ。
8月23日(日)
電車に揺られ、波に打ち上げられ、自転車にこいで、墓参す。
ことしも田辺に行く。吉例、夏の大先生のお墓参りである。
昨年十月に国際合気道大会があったためか、駅舎とその周辺がとてもきれいになっていた(昨年十月は車での移動だったので駅には立ち寄らなかったのだ)
また、今回も生誕地や銅像を拝観し、同じところで写真を撮った。
高山寺に参って、墓前に手を合わせる。そこもまたきれいになっている。静かに祈りをささげる。
今回は、近くの浜辺や銭湯にも立ち寄り、新たな一面を改革。
数えてみれば今回で三度目の来訪。これほど田辺に来られるなんて、思ってもみなかった。
ああ、なんといい旅だったでしょう。さてと次は、熊野本宮大社に行きたいものです。
8月22日(土)
稽古(人数少なめでかなりよい)→熱めのお茶を飲む→朝カル(「監督術」を拝聴)→プチ打ち上げで興味深い話を伺う。実りある一日。
8月21日(金)
所用で出かける。案外スムーズにすべて工程が終えられた。うち二度の登山は、残暑厳しき折には結構な坂に思える。
8月20日(木)
どうもそこかしこが、しっくりかない。
8月19日(水)
合宿明けの稽古日。久しぶりで懐かしく、最近会ったような感じがして親しみ深く、それでいておもしろい。
ひとコマずつだが前に進む。
8月18日(火)
静かに深く眠る日の続き。
8月17日(月)
静かに深く眠る。