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2007年12月 アーカイブ

2007年12月10日

あの肩甲骨がほしい

12月9日(日)

 昼から、湊川神社の神能殿にて、観世流家元による『井筒』を観能。
 先日からの胃痛と体調不良により、その観賞のメインに、ほかのものはちらほらと拝見しつつ、緩やかに退席する。


12月8日(土)

 久しぶりに芦屋で土曜日の稽古。広くてよろしい。ぶつからなくて、なによりである。

12月7日(金)

 がんばるのだ。

12月6日(木)

 夕方からは、昨日とほぼ同じコースを辿ることになる。まずは、西宮北口へ移動し、県立芸術文化センターへと向かう。
開場までの入口付近で、内田先生にお会いする。えぐっちにも会う。にっこり。
昨日が初日で今日が千秋楽(涙)の舞台を観賞。
座席の位置は、昨日とはがらりと変わって、本日は最前列なり。
でででっん、どっどーんと座席に腰掛ける。昨日は舞台の全体像を観るべく、ホールの中ほどの席を陣取ったので、今日はまさに舞台にかぶりつくように見る。
見比べてみるといちばんよくわかるのは、動きの細やかさの違いである。
これは、昨日とは違った場所から見たことももちろんそうだろうが、距離の関係だけでなく、今日が公演が二度目であること、舞台に立つ側のパフォーマンス度の違い、空気、観客の反応、湿度、温度、疲労度、歓喜度、その日に食べたもの、見たもの、服装などなどで、いろいろなことの作用もあってか、昨日より断然動きが細やかで、きれいになっている。
 ダンサー彼女たちの呼吸が非常によく似ている。それは真似ているのでも、無理に合わせているのでもなく、同じ息を吸って、同じ空気を吐いているのだろう。見ているこっちの身体が心地よくなった。ああ、あのような肩甲骨が欲しい。というか、人間ってあんなに動けるんですねーと思う。しまいには、踊りたくなってくる。第三部の「Here we are!」なんて、素人目に見ても断然うまくなってます!
 ビバ!舞踊専攻。ああ、踊りたい。
 ビバ!トオル島崎先生。ああ、サインが欲しい(どうしたらもらえますか?)

 観賞後は興奮冷めやらぬまま、内田先生、ひろすえさんとご一緒させていただく。そして、舞踊専攻の今後ますますのご発展と活躍を願って、祝杯をあげる。かんぱーい。

12月5日(水)

 稽古のときはいつも、いろいろと試してみたいことが浮かぶ。稽古しながらもさまざま浮かんでくることがある。だから、試したいことは毎回、じつは山のようにある。けれども、すべてを試している時間はないし、すべてを試すだけの心得もない。もっとも大きな問題は、物理的な問題であり、次に実質的な問題である。それらもまた試したいことと同様、浮上するのだ。
 試みたい事柄を、あるいはそれらのうちのいくつかを実践しようとし(または実践しても)いつも思いや感覚や行動がうまくいくとも限らない。要は、やってみないとわからないのだ。実際問題、どういう行為や心情が、何をどう転がすのか、起こるか、ほんとうにやってみないとわからないものである。メンバーも違えば、場所も空気も時間も違う。だからこそ、いろいろ試したいのだと、いろいろな折に触れて思うのだろう。

 稽古後は三宅先生の治療を受ける。いつもより念入りに診ていただく。あちこち故障がみられるようだ。サポーター着用を命じられる。さして本人は痛くもないのだが、それは、相手の見た目に痛そうに思われるだろう。

帰宅し、着替えて、すぐさま西宮北口にある県立芸術文化センターへ。
 神戸女学院大学音楽学部音楽学科舞踊専攻第2回公演を観に行く。
 センターの近くの喫茶店でお会いしたY田先生とご友人Tのさんと共に、お話しながら開場時間を待つ。
舞台の幕が開く。
感動。
しびれた。
人間の身体があんなにきれいに動けるなんて。あんなに動きができるなんて。
きれいなものを見ると、それだけで身体がよくなる。ということは、あるのだろうと、また思う。
いまは、これ以上はことばでの示しようがない。語りようがない。というのも、動きが、ことばによって語ることの限界を超えているからだ。
 さあ、ということで、やっぱり明日も見よう。


12月4日(火)

 東京はたやん来神す。共に半日ガラス教室に参加す。
要は、東京はたやんの熱意にひっついていって、生まれて初めてガラス作品なるものを作らせてもらうことになったのである(「あくび指南」だったら聞こえはいいけど)。
実際に触れて感じたことは、今回のガラス作品の作成方法は、もっとも古典的な作業であると言われるものの、緻密で繊細な作業工程の連続だということである。考えてみれば、それもそのはずである。そもそもガラスという、脆く壊れやすいものを扱っているのだから、繊細でない工程があると考えるほうがおかしいのかもしれない。
生まれて初めて作らせてもらった作品は、できあがってのおたのしみ。うまくできたら、このページかどこかに掲載したいですね。


12月3日(月)

 ♪す~べてに~君の 優しい 微笑が~


12月2日(日)

 昼から、かなちゃん道場の演武会に行く。
 今回も司会を担当し、招待演武で出場する。
先日、「世が世なら弁士にでもなればよかったのに…」と言われたばかりの身であるので、今回、自らの声が気になって仕方がない。まあ、かなちゃんから「司会やって」「うん、いいよ」で済むのだから、簡単な話ではある。
それにしても、この頃のお子さま方は、名前が実にバラエティに飛んでいる。
受ける印象は、漢字そのもの意味合いよりも、音に重点が置かれているようにも見える。表音文字と表意文字の両方を持つ「日本語」だけに、起きる現象かとも思う。

演武会後は、いつもの「ふるふる」にて、プチ打ち上げ。
 があー、ぎゃーと、合気道とはあまり関係のない話で盛り上がる。
 そうそう来年は、うちの道場でも演武会を開催する予定である。その節は、関係者の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。


12月1日(土)

 教師も走る師走かな。
 肉!?も滴る、いい女かな。


11月30日(金)

 月末という名の金曜日。

2007年12月28日

年の瀬のごあいさつ

12月26日(水)

 年賀状を鋭意作成。
 来年の干支は子。
干支の最初にあたるので、初っ端から何かを始めるみたいに、新たな気持ちになる。
生まれて初めて年賀状を書いたのは、子の年だっただろうか(と書いてすぐ、亥だったかもしれないと思い出す。その記憶さえもあやふや)。

 もしかしたら、これがことし最後の更新かもしれません。
 ことし一年お世話になりましたみなさま、ありがとうございました。この場をお借りして、お礼申し上げます。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。そして、どうぞよいお年をお迎えください。

12月25日(火)

 ♪ク~リスマスが ことしも や~ってくる チャンチャン

12月24日(月・振替)

 正月気分がまだ抜けないまま、奇妙なクリスマス・イヴを迎える羽目になる。そんな不思議な感覚のまま夜道を歩くと、今度は、なんと初詣に行く気分になってくる。

12月23日(祝・日)

 ひろすえ5とあまの5と一緒に、おこたに入ってラーメンをすすっていると、なんだかほっこりしてきて、途端に新年が明けたような気分になった。机の上には、みかんやお菓子も並んでいる。
ずるずるうっとラーメンをすすったあと、食べるでもなくお菓子を食べて、コーヒーを飲んでいると、誰からともなく、ごろんと横になるから、なおさらだ。ますます正月三日目辺りのような気分になる。何をするでもなく、テレビを見るでもなく、本を読むでもなく、親戚を訪ねるでもなく。
 ごほごほっとまだ咳が出る。冬っぽい。

12月22日(土)

 甲南合気会の年内稽古納め。そして納会。テーマは「日本酒に合う料理」。どれもこれもおいしかったー。
 ことしも一年、ほんとうにお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。


12月21日(金)

 夜は、人生で初めて、自力で当たったチケットを握り締め、クリスマス礼拝に参列する。
 学院では、年に一度、クリスマス礼拝が荘厳な講堂で執り行われる。
個人的には、大事にしている礼拝のひとつである。
礼拝を護ることで、こころが穏やかな気持ちになれることもそうだが、一年のいろいろを思い返すよい機会だからだ。
 ところが、この貴重かつ大事な機会には、そうそう恵まれるものではない。なぜなら、この夜の部の礼拝は、抽選によってチケットが手に入るシステムになっているからである。たいへん荘厳な講堂で行われ、礼拝が護られる。それも限られた席数しかないなかに、音楽学部の生演奏によるものときたものだから、たいそう倍率が高い。よって毎年厳正なる抽選が行われるのである。もちろん礼拝は昼の部もある。それは、夜の部の礼拝に参列できない方のためでもあり、両方を参列するためでもある。こちらは学院の方であれば、誰でも参加自由だが、それなりに座席数に限りがあるし、ちょっと礼拝時間が短い。
 自慢ではないが、わたしは非常にくじ運が悪い。
盆暮れにデパートなどで行われるような抽選会のくじ引きの「空くじなし」の抽選でさえ、見事に「空くじ」を引いてしまう。当たることなど滅多とない。おみくじだって、好きでよく引くものの、「大吉」を引いたことはこれまでに一度しかない(忘れもしない高校三年生の冬)。
 それが、どういうわけか、ことしは自力でクリスマス礼拝のチケットが当たったのだから(これまで二度、友人知人が譲ってくださった)、うれしいこと限りがない。この調子でいいことがどんどん続くとよいと願う。
 風邪が治りきらないので、ごほごほと咳をしてしまう。苦しい。


12月20日(木)

 やっぱり鼻づまり。
 ことし最後の大学の稽古。一年お世話になりました。ずるずるっ。


12月19日(水)

 芦屋合気会の年内稽古納め。
 ことしも一年、無事に済みました。お世話になりました。ありがとうございます。まだ鼻づまり。咳き込む。

 夜は、またもや兵庫県立芸術文化センターへ。これで今月三度目の芸術文化センター来訪である。
今宵のお題は、神戸女学院大学音楽学部ミュージック・クリエィション専攻開設記念公演『MUSICCREATION-4つの扉を開いてみよう-』。
いまさら作曲専攻に入学する気持ちがあって観に行ったのではなく、内田先生が歌われるというので、出かけた次第(実は先生が、邦楽以外を歌われるのを拝見したことがない)。
ロビー入口では、今日の出演者のひとりである内田先生が挨拶に立っておられる。
初めて入る小ホールを見渡して、友人知人、各方面にご挨拶。
まずは池辺晋一郎氏の講演を拝聴し、作曲家による演奏を拝聴。始まってみると、まあいろんな音楽があるのだなあと感じるのみ。
トリの石黒先生作曲の歌に合わせて、内田先生が何やら歌われるらしい。それを合図に観客も客席から倍音声明をする。そのため、合気道関係者が最前列を陣取っている。
小ホールの天井が高く、あるいは響きがよすぎるのか、あまり倍音が聴こえなかった。
斉藤先生のソプラノにはまた、聞き惚れてしまう。改めてファンであることを確信(サインが欲しい。どうしたらもらえるのでしょう?)
公演終了後はそのまま倍音声明仲間の姐さまたちと小宴。
 本日もまた愉快なり。それでも鼻声。


12月18日(火)

 大学院は、年内最後の講義。ことしも一年お世話になりました。鼻づまり。


12月17日(月)

 風邪はまだ続いている。
 相変わらず風邪薬CM状況継続中である。
講義は休講にしようかとも思ったが、風邪くらいでは休講も出しにくい。それに今日が12月最後の講義である。最後で休むのはなんとなくいやだし、せっかく続けて来てくれている学生さんにも悪い。これが定めで、仕事であるのだから、がんばれおいら!と身体に言い聞かせる。まさに風邪薬を服用し、身体にゆとりを持たせながら、講義を進める。風邪菌を撒き散らさないように、あんまりしゃべらないように心がけるも、根っからの性分なので、そうもいかない。しゃべらずに過ごすことのほうが、なかなかにしんどいのである。


12月16日(日)

 風邪をひいた。
朝から喉が痛くって声も出ない。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、咳に頭痛、熱っぽさと、風邪薬のCMにでも出られそうな状況である。
こうなっては仕方がない。前々からとても楽しみにしていた韓氏意拳講習会は断念。こう痛くっては、出かけることさえ危ういからである。


12月15日(土)

 土曜日の稽古。
久しぶりの広さ。風邪気味で喉ががさがさ。声がいつもより野太い。

 稽古後は朝カル@大阪。うちに戻って荷物を置いてから、「武術的立場Ⅱ~帰ってきた武術的立場な男たち」を拝聴しに行くのである。
会場では知っている人にお会いすることが多く、さまざまご挨拶をして回る。


12月14日(金)

 今日という日は大切な日である。朝起きて、呼吸法をしながら、するまでに大切な日であることをたびたび思い返す。すーっと息が通る。どうやら数日前からやってきた胃痛は、ようやくどこかに行ってくれたらしい。
今日という日は、たしかに、赤穂浪士や大石蔵之助にも関連があるのだろうけれど、言いたいのはそれじゃないのだ。わたしが生きている限り、大切な日なのだ。窓を全快にして、空を見上げて、繋いでみたら、ほら、すーっと風が通る音が聞こえたんだから。


12月13日(木)

 関川夏央さんに会う。
 サインをもらう(今度はちゃんと本を用意しておこうね)。
 なんともかんとも声がいい。
声がいいうえに、その声がきちんと相手に届く音なのだ。それが第一印象である。
 きっとまたお会いできるのだろう。お会いするに違いない。


 それにしても、稽古は難しい!


12月12日(水)

 道場へ行く。天気が今ひとつだ。
稽古をすると、寒さも和らいでくる。
中盤、幾人かの方の審査を行う。よい出来だったから、しばらく見ていたい気分になった。
 夕方ふたたび集まり、納会である。初めてことばを交わす方々もおられたのだろう、場面は終始賑やかである。
 来週が稽古納め。ことしも無事にありがとうと思えるいちねんである。


12月11日(火)

 そうかと思えば、今日は天候も悪く、どどんっぱな雨こそ降らねど、気候のせいか頭痛がする。


12月10日(月)

 今日は比較的暖かく、日差しも柔らかである。

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