あの肩甲骨がほしい
12月9日(日)
昼から、湊川神社の神能殿にて、観世流家元による『井筒』を観能。
先日からの胃痛と体調不良により、その観賞のメインに、ほかのものはちらほらと拝見しつつ、緩やかに退席する。
12月8日(土)
久しぶりに芦屋で土曜日の稽古。広くてよろしい。ぶつからなくて、なによりである。
12月7日(金)
がんばるのだ。
12月6日(木)
夕方からは、昨日とほぼ同じコースを辿ることになる。まずは、西宮北口へ移動し、県立芸術文化センターへと向かう。
開場までの入口付近で、内田先生にお会いする。えぐっちにも会う。にっこり。
昨日が初日で今日が千秋楽(涙)の舞台を観賞。
座席の位置は、昨日とはがらりと変わって、本日は最前列なり。
でででっん、どっどーんと座席に腰掛ける。昨日は舞台の全体像を観るべく、ホールの中ほどの席を陣取ったので、今日はまさに舞台にかぶりつくように見る。
見比べてみるといちばんよくわかるのは、動きの細やかさの違いである。
これは、昨日とは違った場所から見たことももちろんそうだろうが、距離の関係だけでなく、今日が公演が二度目であること、舞台に立つ側のパフォーマンス度の違い、空気、観客の反応、湿度、温度、疲労度、歓喜度、その日に食べたもの、見たもの、服装などなどで、いろいろなことの作用もあってか、昨日より断然動きが細やかで、きれいになっている。
ダンサー彼女たちの呼吸が非常によく似ている。それは真似ているのでも、無理に合わせているのでもなく、同じ息を吸って、同じ空気を吐いているのだろう。見ているこっちの身体が心地よくなった。ああ、あのような肩甲骨が欲しい。というか、人間ってあんなに動けるんですねーと思う。しまいには、踊りたくなってくる。第三部の「Here we are!」なんて、素人目に見ても断然うまくなってます!
ビバ!舞踊専攻。ああ、踊りたい。
ビバ!トオル島崎先生。ああ、サインが欲しい(どうしたらもらえますか?)
観賞後は興奮冷めやらぬまま、内田先生、ひろすえさんとご一緒させていただく。そして、舞踊専攻の今後ますますのご発展と活躍を願って、祝杯をあげる。かんぱーい。
12月5日(水)
稽古のときはいつも、いろいろと試してみたいことが浮かぶ。稽古しながらもさまざま浮かんでくることがある。だから、試したいことは毎回、じつは山のようにある。けれども、すべてを試している時間はないし、すべてを試すだけの心得もない。もっとも大きな問題は、物理的な問題であり、次に実質的な問題である。それらもまた試したいことと同様、浮上するのだ。
試みたい事柄を、あるいはそれらのうちのいくつかを実践しようとし(または実践しても)いつも思いや感覚や行動がうまくいくとも限らない。要は、やってみないとわからないのだ。実際問題、どういう行為や心情が、何をどう転がすのか、起こるか、ほんとうにやってみないとわからないものである。メンバーも違えば、場所も空気も時間も違う。だからこそ、いろいろ試したいのだと、いろいろな折に触れて思うのだろう。
稽古後は三宅先生の治療を受ける。いつもより念入りに診ていただく。あちこち故障がみられるようだ。サポーター着用を命じられる。さして本人は痛くもないのだが、それは、相手の見た目に痛そうに思われるだろう。
帰宅し、着替えて、すぐさま西宮北口にある県立芸術文化センターへ。
神戸女学院大学音楽学部音楽学科舞踊専攻第2回公演を観に行く。
センターの近くの喫茶店でお会いしたY田先生とご友人Tのさんと共に、お話しながら開場時間を待つ。
舞台の幕が開く。
感動。
しびれた。
人間の身体があんなにきれいに動けるなんて。あんなに動きができるなんて。
きれいなものを見ると、それだけで身体がよくなる。ということは、あるのだろうと、また思う。
いまは、これ以上はことばでの示しようがない。語りようがない。というのも、動きが、ことばによって語ることの限界を超えているからだ。
さあ、ということで、やっぱり明日も見よう。
12月4日(火)
東京はたやん来神す。共に半日ガラス教室に参加す。
要は、東京はたやんの熱意にひっついていって、生まれて初めてガラス作品なるものを作らせてもらうことになったのである(「あくび指南」だったら聞こえはいいけど)。
実際に触れて感じたことは、今回のガラス作品の作成方法は、もっとも古典的な作業であると言われるものの、緻密で繊細な作業工程の連続だということである。考えてみれば、それもそのはずである。そもそもガラスという、脆く壊れやすいものを扱っているのだから、繊細でない工程があると考えるほうがおかしいのかもしれない。
生まれて初めて作らせてもらった作品は、できあがってのおたのしみ。うまくできたら、このページかどこかに掲載したいですね。
12月3日(月)
♪す~べてに~君の 優しい 微笑が~
12月2日(日)
昼から、かなちゃん道場の演武会に行く。
今回も司会を担当し、招待演武で出場する。
先日、「世が世なら弁士にでもなればよかったのに…」と言われたばかりの身であるので、今回、自らの声が気になって仕方がない。まあ、かなちゃんから「司会やって」「うん、いいよ」で済むのだから、簡単な話ではある。
それにしても、この頃のお子さま方は、名前が実にバラエティに飛んでいる。
受ける印象は、漢字そのもの意味合いよりも、音に重点が置かれているようにも見える。表音文字と表意文字の両方を持つ「日本語」だけに、起きる現象かとも思う。
演武会後は、いつもの「ふるふる」にて、プチ打ち上げ。
があー、ぎゃーと、合気道とはあまり関係のない話で盛り上がる。
そうそう来年は、うちの道場でも演武会を開催する予定である。その節は、関係者の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
12月1日(土)
教師も走る師走かな。
肉!?も滴る、いい女かな。
11月30日(金)
月末という名の金曜日。