« 2006年9月 | メイン | 2006年11月 »

2006年10月 アーカイブ

2006年10月 6日

komekome

10月4日(木)

♪小ぬか雨降る御堂筋 心変わりな夜の雨

今宵も仕事を終え、ソッコーでJRを乗り継ぎライブ会場へ。「心変わりな夜の雨」がよく働いたのか、濡れることなく会場まで辿り着いたのは、開演時間ぎりぎりの7時。
昨日のカラーが白ならば、今日のテーマカラーは赤である。
 開演は15分を押しての開始!「アトノマツリ」編が始まる。
歌いながら踊る、MCのカールスモーキー石井に聞きほれながら笑う、思いのたけをエールで送るといったほぼ宗教儀礼のようなムード満載である。ある意味、宝塚にも負けないくらいのド派手な衣装とセット、煌びやかなショーの渦のなかにいつも間にやら、自身も巻き込まれていた。まあ、原因は踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なりゃ踊らにゃそんそん、てなことです。
 実に興味深いコンサートであった。ぜひまた行って見たいものです。


10月3日(水)

 友人がチケットをくれたので、ライブに行ってきました。
行ったのは、米米CLUB再会感激祭「マエノマツリ」編@オオサカジョーホール。米米CLUB(以下「米米」)デビュー20周年(活動11年解散後休会9年)を記念しての再結成コンサートですね。全国的に開催されるのだそうで、福岡に続いて大阪が日本で二番目の会場だそうです。

米米全盛期、わたしはまだ年端もゆかぬ若造だった(今もある意味そう)ので、ライブなどには行くなど考えたこともありませんでした。そのうち、米米についてはバンドが解散。以降、二度と見ることができない幻のバンドとなったわけです。ところが何をどうしたわけか、今回の復活祭が模様されることになり、ほんの少しの興味があって、出かけることになりました。年月を重ねても、白けるどころか、踊って、ハシャいで、歌っての躍動感、実に溢れ、ほとんど誰もが踊っていることに、新参者はまず驚くわけです。そして、ナマの舞台はやっぱりいい!と思うのです。

カールスモーキー石井DXのナマ声で、『浪漫飛行』やら『君がいるだけで』を聞けるなんて、もうサイコーでした。歌うまいですし。しかもアンコールは、カールスモーキー石井とジェームス小野田が歌う『雨の御堂筋』ですぜ(懐かしき欧陽菲菲)。バンドそのものがお祭り騒ぎのような集まりなので、かなりおもしろかったです。二時間半がほんとあっという間のコンサートでした。

ところで、コンサートにはつきものの手拍子や拍手。今日はいったいどれくらい手のひらを叩いたことでしょうか。数えていないけど一万回くらい?などと思います。そして明日は、どれくらい叩くのでしょうか。
え?明日も?ですって。
ええ、明日も行くんです。だって、今日のが「マエノマツリ」編、明日のが「アトノマツリ」編。内容が違うんですって。それに、チケットありますよって言われたときに、なんだかんだで、結局前後があると聞けば、そりゃあ行かない手はないわけです。(チケットもらちゃったし)それに石井竜也は魅力的ですからねえ。米米は、一時代を気づいたバンドということを今さらながら認識したわけでありますよ。ということで、しばしツアーでさあね。


10月2日(月)

 講義第2週目。
 早くも先週とは違った興味深い新人が増えている。
あれやこれやと身体を動かすうち、たっぷり汗をかいている。
登録者のなかには先週よりも随分うまくなったひともいれば、今日が初めてのはずなのに、すぐさま器用に道具を使って身体を動かすことができるひとがいる。
毎回、わからないところやできるところが増えているといいと思う。


10月1日(日)

 下川正謡会の秋の大会@湊川神社神能殿。
 今回も朝8時半から楽屋に詰める。
初っ端から出番。
朝一に謡『紅葉狩』(ワキ)、それからずーっとあとの午後3時ごろ、仕舞『羽衣』で舞台を踏ませていただく。
 謡の『紅葉狩』はとても好きなので、うまく声が出れば特に緊張もなく、楽しんでできた。代わりに仕舞はもうずっと緊張のしっぱなし。
 仕舞『羽衣』は、型である道順を間違えずに行えれば、まずはそれが精一杯。
まだその上を進めていない。どうやったらできるだろうか。方法はひとつ。ひとつしかないのである。このことをまた一段と強く、下川先生から教えていただいた。
舞で失敗して間違えたりなんかした日にゃ、下川先生に叱られるし、叱られると誰も得をしない。わたし自身も気が良くない。暗く哀しい気分になる。それ以上に先生だって、よい気分にはなられないだろう。今回は、少し早まってしまった。それ以外はなんとか無事に済んだ。足らないところを補足しなければならない。
いやあ、しかし全身緊張しましたー。
実際の舞台とは非常に孤独なものである。非常に孤独。ただそれだけのことなのだが。

さてさて、本日は、お足元の悪いなか、お休みのなか、はるばるお越しいただき、ありがとうございました。楽屋見舞もありがとうございました。またがんばります。

会の終了後は、いつものように、中華料理で懇親会。
 下川先生から、謡についても、仕舞についても、そのほかについても、さまざまお言葉をいただくなかで、気づいたことがたくさんあった。気づいたことは、心のメモに書き留めていく。


9月30日(土)

 ジョンです。お久しぶりです。お元気ですか。
最近さっぱり姿が見えてこないのでどうしたのかと、熱烈なファンの皆様からメッセージが殺到しておりました。長らくご不便をおかけしましたがご安心ください。生きています。おかげさまで、ジョンもすくすく大きくなっています。なんてたって、戌年ですから成長が早く、急速に変化するんです。
 そうそう、しばらくお会いしないうちにジョンに新しい友達ができました。ご紹介します。ミルです(ぱちぱち)。誰かが見ていても見ていなくても、ミルです。聞いていても、話していても、ミルです。ミルミルはジュースです。以上、よろしくお願いします。
 ミルはが住んでいるのは、どこなんでしょうかね。えへ、じつは、よく知らないんですよ。イヌの世界では、紹介するときに、人間みたいに、「わたし、神戸に住んでいるの」とか「おいら、奈良からきたんだぜ」とかいうようなことは言わないんです。だから、よくわかりません。でも、どうやら西日本に住んではいるようです。というのも、イヌにも関西的な訛りが生ずることがあって、ミルのをよく聞けば、ちょっと関西っぽいんですよね。「わん」のときのイントネーションというか、音の響きが。
あ、そうだ。そういや今日も会う約束をしていたんでした。じゃあ、ジョンは出かけてきます。ついでに音の響きを研究しに、またすこし遠くに出かけてきます。みなさん次回までごきげんよう。


9月29日(金)

 秋晴れ。絶好の運動会日和である(って別に運動会に出る予定もないが)。
 天気がよいと気分もよい。何の遜色もない青空だとさらに。このまま晴れの日が続くといいなあと思いつつ、洗濯を干す。ぴゅーいと口笛を吹く。
 
このところ、朝には謡の稽古をし、昼には仕舞の稽古。(いえ面目上いつもしていますが)。
秋の大会に向けて、おおよその出演時間を勘定に入れて謡い、舞っている。もちろん家にいるとは限らないので、そのときは目立たないよう、どこかの隅でこっそりと。出番と同じ時間に同じように行うなんて、なんだか受験勉強みたいだねと思いつつ。

2006年10月31日

食前食後に合気道

10月25日(水)

 水曜の午後は比較的気分がよろしい。


10月24日(火)

 午後は、頭の中身を整えて美しい学舎に足を運んだ。そのまま同じ学内で身体を動かした。夜風が目に沁みる。


10月23日(月)

 講義は四回目を迎えた。だんだんと形になってきた(と毎週思う)。
 今日はその一部に、合気道の一の杖、一の杖の組杖などを行ってみたが、何も考えないで楽にやる方が結局うまくいっているように見える。


10月22日(日)

 久しぶりにゆったりした休日。考えてみれば6週間ぶりの「普通の日曜日」だ。
何も予定がないのは実に愉快である。
どんなふうに愉快かといえば、自分で自分の好きなように一日を使うことができる点、そこが愉快である。
まずは掃除機をかけ、洗濯物を干し、部屋を片付けた。いらないものを捨て、必要なものを買いに表に出た。途中立ち寄った書店で本を読みふけった。実際は、読みふけるほど長く立ち読みする気なんてほとんどなかったのだけれど、手に取るとすぐさま吸い込まれるように読んでしまったのだ(本屋さんごめんなさい)。

 それにしても「ヤンキー先生」と呼ばれたあの方って、以前よりもちょっぴり迫力がなくなったなあと思うこの頃。


10月21日(土)

稽古をした。膝を抜くってどういうことだろうか。そしてまた新たな発見がありそうなこの頃。うまく言葉にできないな。


10月20日(金)

 がきんちょの相手も結構疲れる。


10月19日(木)

 夕方にあった稽古のあと、フト先生に言われた。「先輩が(技を)教えてあげてね」と。来週末に迫った演武会のことを指してそう言われると、自身も「先輩」だったような気がしてきた。「だったような気がしてきた」というのは、実際は言われても、「先輩」という言葉にピンと来なかったからだ。それは、未だ自分が「先輩」であることを実感として、伴いにくいからだ。先輩とは後輩がいるから呼ばれるものであるわけで、逆に後輩とは先輩がいるから呼ばれるものだ。互いの呼称は両者が関わりあって、存在している。わたしは自分が先輩か何かよくわからないし、ピンと来ない。だが、かつて先輩に、そしていまでも先生に教わっていることがある。それのいくらかでもあとから入ってきた人たちに伝えることができるならば、また必要ならば、どのような立場であれ、わたしはそれをすべきであるのだろう。


10月18日(水)

 お洗濯ものがよく乾く日が続くのはいいですが、暑いですね。10月には思えないような暑さですね。着るものに少し困ります。半袖ではもう寒いですし、コートやジャケットを羽織るほども寒くもない。うっすら長袖程度です。この中途半端な時期は、たいへん過ごしやすくもあるのですが、一年を通して瞬間的というか短い期間なので、この時期に対応できる服をたくさん持っていません。だからといって、秋仕様な服を買って、そのままぼんやりしていると、いっぺんに冬が来て、寒くなってしまいます。そういや去年も買った服を忘れてましたっけ。また秋のために買った薄っぺらな服を着ていると、だんだんと冷えてきて、それこそ時代が遅れてしまうというか、風邪をひいてしまいそうです。買った服が着たいのに着られない。お天気って結構皮肉なものですよね。


10月17日(火)

 この前買った新しい服。早く袖を通したいなー。いつ着ようかなー。


10月16日(月)

 講義三週目。いろんな意味で少しずつ、形になって来たかなあ。


10月15日(日)

 白い子犬の背中をそっとなでた。ほんのり暖かい。生きている。おなかもそっとなでてみた。骨がある。ついでに鼻の上の部分もなでる。うれしいのか表情を変える。そのうち調子に乗って、わたしにくっついてくる。ついてきたので顔を見た。イヌには眉毛がない。人間だと眉毛がないと恐ろしい気配を漂わせる。だが、イヌはそういうことがあまりないようだ。いわゆるホリが深いのだろう。ちょっとこちらがいい顔をすると、なつこうとしてひっついてくる。わたしは、いぢわるな人間だ。ナツイタッてアンタ、痛い目見るぜ。そんなこと言ったところでわかりやしないのだろうけど。これだからめんどうだ。生き物ってやつは。だから痛い目を見るんだってば。しっし。


10月14日(土)

 夕方から、久しぶりの実家に帰る。
 久しぶりの実家には、家族がひとり増えていた。イヌである。白い色をした、まだ小さな子犬である。これから大きくなるのだろう。そう思ってどれくらい大きくなるのかを尋ねてみる。しかし、どうやら、余り大きくならない種類のイヌらしい。小さいので、まだ表に出してもいないようだ。だから、うちに住んでいる。かわいらしいふりをして。
イヌの声はおとなしいのか、うるさいのか、数時間ほどしか一緒にいないので、まだよくわからない。わからぬが、朝は早起きらしい。それはいやというほどよくわかった。鶏の声よりもわかりやすい。ときどきは、起きているときも、何かにおびえて、わんわん吠えるようだった。夜も吠える。わたしの顔を見たことがないからか、わたしに向かっても吠える。ときには、飛びつこうとする。敵視しているのか、あるいは自己防衛、それとも仲間意識なのか。しかし飛びつこうとしても、いつも数十センチのところで、遠慮してすごすごと戻っていく。怖いのか?それとも足が短いのか、ジャンプ力がないだけなのか。
なにはともあれ、イヌの悪行を叱るのに、イヌにわたしの名前を呼び間違える母の声を何度か聞いた。そんなとき、わたしはなんとなく心中複雑な思いにさせられるのだ。


10月13日(金)

 ようやく週末だね。


10月12日(木)

 創立記念日という名の休日。休日にはやっぱり休みらしく稽古だよね。


10月11日(水)

 越後屋試写会『父親たちの星条旗』に参る。さすがはクリント・イーストウッド。完全に映画の中の映画である。久しぶりに映画を見た感じがする。主には、アメリカ側から見た硫黄島での日本との戦いを描いている。二部作の初編。次は『硫黄島からの手紙』。こちらは日本側から見た硫黄島でのアメリカとの戦い(のようである)。どちらも必見です。


10月10日(火)

 元体育の日。
昨日までの心地よい気分が身体の芯にまだ残っているのです。
多田塾合宿のあとはいつも感じが良くなりますね。心も身も軽やかです。さわやかに朝を迎えますね。


10月7日(土)~10月9日(月)

 多田塾合宿に行ってきました。年々参加人数が増えていると聞くこの合宿は、ことしはなんと190名を超す参加者だったそうです。この人数だと合宿のすべてを計画してくださる本部=坪井先生が掌握しきれないとのことで、今回初めて各団体で人数確認および食事数を把握しておくことが義務付けられました。

 合気道、ご飯、風呂、宴会、睡眠、合気道、ご飯、風呂、宴会、睡眠…(以下続く)の三日間。稽古はすべて多田先生によるご指導。多田先生の声を聞き、お姿を拝見して稽古に励む。何と愉快なことでしょうか。
これまた三日間は、ほとんど文字という文字を読まずでした。携帯電話は目覚まし時計代わりに使うだけのものとなり、現世との往来はしばし断たれたようであります。生きて現世に戻るのが難しいほど身体が柔らかく溶けてくる感じです。ああ、稽古三昧。
多田先生の笑顔に吸収されている力をもらって、また前に進んでいこうと思います。ありがとうございます。すべてのご縁に感謝。


10月6日(金)

 明日からの合宿に備えて早めに寝よう。早めに寝ようと思った矢先、どきどきして眠れなくなる。遠足の前の日のこどもみたいよ。


10月5日(木)

 充実した稽古だったな、今日は。とてつもなく雨が降ったけども。

About 2006年10月

2006年10月にブログ「ウッキーの浮き憂き日録」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2006年9月です。

次のアーカイブは2006年11月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。