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極楽スキー道

3月15日

ドクター佐藤のスキー雑感その1

わーい。ぱちぱち。
適当に書いているだけなので、興味がない方はすっ飛ばしていただけますようにお願いします。個人的なメモです。


道具について

・ブーツのこと
スキーの道具のうちで一番大切なのはスキーブーツであると思われる。
ブーツの中で足を動かしてみると、5本の指が動きすぎたり、踵が浮いたりしないだろうか。足とスキーブーツの間に密着感が足りないと、滑走中のスキーの操作性が格段に落ちてしまう。足からスキーに動きを伝えるときに「あそび」が出来てしまって、スキーの動きが鈍くなってしまうのである。「どうもスキーをうまく操作できないなあ」と感じる人は、まずスキーブーツのバックルをきつく締めてみる事をお勧めする。

一日中ブーツのバックルをきつく締め続けていると足がしびれてしまうので、僕はリフトに乗る前に足の甲のバックルだけ緩めて、滑り出すときにまた締めるようにしている。結構面倒である。でも、滑る前にバックルを締め忘れたり、締め方が足りなかったりすると、野沢のパラダイスゲレンデのような整地の緩斜面でも、思うようにすべることができない。動くたびにブーツの中で足がずれてしまって、雪面の感触をつかむことができないのである。

去年までも滑走中のブーツの緩みは感じていたのだが、今年ほどそれを感じたことはなかった。合気道の足捌きの稽古のときに、足の裏の感覚を敏感にするように努めていたので、もしかしたらその成果が出たのかもしれない。でも、ただ単に、インナーブーツがヘタってきただけかもしれない。

僕は、極楽スキーツアーに、15年前に買ったスキーブーツを持って行っている。スキーとストックはレンタルですましているが、スキーブーツだけは自分のものを使いたかったからである。自分の足に合ったスキーブーツを使いたいというのは勿論だが、脱ぐと湯気が出るほど汗をかくスキーブーツをレンタルするのは、ちょっと気がひける。

僕のブーツは、テクニカと言うメーカーの黄色いブーツである。気に入って使い続けていたのだが、最近、柔らかいプラスチックのパーツがぼろぼろと剥げ落ちるようになってきたので、さすがに買い換えようかと思っている。

・サングラスかゴーグルか
僕はスキーの時には基本的にサングラスを使用している。3年前くらい前に、茨木のショッポングモールで購入したレイバンである。結構高かったので、転んだときに壊れたらどうしようかと、ちょっと思ったりする。普通の斜面では余りそんなことは思わないが、コブをすべるときなどは、サングラスのことが気になってしまうことがある。ちょっとした恐怖心と戦いながら思い切って滑るのがスキーの醍醐味の一つなので、「ゴーグルがあったらなあ」と思うことがときどきある。ストックを突いた拳が何かの拍子で雪面から跳ね返り、両目の間を強く打って、サングラスを破壊、流血の惨事というのも、何度か聞いたことがある。極楽スキーツアーでも、過去に被害者がでたということである。ゴーグルは、視界が広いので目が疲れにくいし、簡単には外れないという安心感がある。ただ、中が曇りやすかったり、天気の良い春スキーでは、汗でゴムのところが痒くなったりするのが難点である。ショートスキーで全身弾丸のように滑走するI先生は毛糸の帽子にゴーグルというのを定番スタイルとしていらっしゃる。

少しぐらいの雪でも、サングラスで十分防げるし、ほとんどの場合はサングラスで大丈夫である。サングラスみたいなものは、気に入ったものをかけるのが一番なので(よくできたもので、気に入ったものは大抵値段が高い)、現地調達ではなくて、前もってお気に入りのサングラスを買ってスキーに出かけるのが良いと思う。目を保護するために紫外線をよく遮断するものがいい。

・スキー板
正直言って、スキー板の良し悪しというのは殆ど分からない。僕はここ3年間、毎年スキー板をレンタルしているが、それぞれの違いなど分からない。一年前に乗ったスキー板と今年のスキー板の違いを比較するなんて不可能である。少し、「硬いかなあ」「柔らかかなあ」と思う程度である。メーカーとデザインの好みで選ぶのが一番だと思っている。ビールやタバコの銘柄と一緒である。味なんて気分で大きく変るのである。過去2回の極楽スキーで、僕はサロモンの板をレンタルした。僕が最後に買ったスキーもサロモンだった。ブーツとビンディングのメーカーだったサロモンがスキー板を売り出して2年目のシーズンだったと記憶している。今年は、野沢のレンタルショップ「サンアントン」でサロモンのレンタルスキーが出払っていたので、フィッシャーの板を借りた。とても感触が良かったので(何を持ってよいかと言われるとても困るのだが)、もし次にスキーを買うならフィッシャーの板もいいなあと思っている。

3月14日

ホワイトデイ。

はーてーしーなーいー

これはホワイトラブ。

3月13日

外来にAさんがやって来た。Aさんは、診療室の椅子に座るやいなや話し始めた。

「先生、ここ一週間ほどね、少しだけ晩酌はじめたんです」

Aさんは、以前、禁酒禁煙ですこぶる体調がよくなったと言っていた人である。

「あら、飲み始めちゃったんですか」

「ええ。でもね、ほんのちょっとです。小さいコップに焼酎を3センチくらい入れて、お湯割りにするんです。それ一杯だけです。夜が本当にぐっすり寝られるんですわ」

「そうですか。お家の人はどう言ってますか」

「『あんまり飲みすぎたらあかん』って、息子がいいます」

「そうですね。一杯だけにしといてくださいね」

今のところ、Aさんの表情は、前回と変らず健康そうだった。肌のつやもいい。来月のAさんの酒量と健康状態はどのようになっているだろうか。

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2006年3月15日 20:20に投稿されたエントリーのページです。

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