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静かな日々

3月24日(木)

朝8時30分から大学病院の業務。
他院からの紹介状をもたずに来院して、受診する科が決まっていない患者さんから症状を聞く。そして、どの診療科にかかってもらうか決めていく。

婦長さんがもの凄いやり手なので、私の仕事はただ静かに座ってたたずんで、「はい」とか「そうしましょう」とか「おだいじに」などとつぶやくだけだった。あとはパソコンのマウスをぱちぱちとクリックした。

患者さんが途切れると、婦長さんの「医者論」まで聞くことが出来た。とても勉強になった。

今日は「果報は寝て待っている」わが弟の誕生日だ。やつも32歳になった。
君が寝ている間にお互い少しずつ歳を取ってきたね。

3月23日(水)

江編集長からお誘いをいただき、夜に平川克美さんにお会いした。

平川さんを囲んで、江さん、中島さん、青山さん、藤田さんとともに、楽しいお食事&お酒。

「大切なときに出てきて仕事をしたり、責任をとったりするおじさん」についての話が心に残っている。

数日前に、あぼくんから旅行に行こうと誘いを受けた。

走り出したら何か答えがでるだろうなんて俺もあてにはしてないさ

学生時代のあぼくんはこの歌が好きだった。いまもきっと好きなのだろう。

3月22日(火)

骨髄移植を受ける患者さんの全身放射線照射のお手伝い。心電図モニターの前に座って、無事に照射が終わるまで待機する。

隣の照射室では、6歳の脳腫瘍の女の子が、全脳全脊髄照射を受けていた。

女の子の髪はほとんど抜け落ちている。上半身裸の体には、右の鎖骨下から中心静脈栄養カテーテルが入れられている。彼女は台の上に横たわって、点滴を受けながら静かに照射を受けていた。

3月21日(月)

実験などする。夜はお食事会へ。


3月20日(日)

素謡会で、下川先生の『景清』を拝聴する。

3月19日(土)

下川先生のところにお稽古にうかがう。

覚えなくて良いけど忘れちゃ行けないことと、きちんと覚えなきゃならないことを教えていただいた。

3月18日(金)

送別会の幹事をする。
医局長から、一年が任期である宴会係の留任を打診され、承諾。

目下の懸案事項は花見の場所である。
昨年6月の医局合併による人員増加が、大学キャンパス内での花見宴会を困難にしているのだ。

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2005年3月25日 17:17に投稿されたエントリーのページです。

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