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シマウマ焼け改善計画

7月25日(月)

お昼から研究室へ。その後、夕方になってから家の近所のプールへ泳ぎに行った。
 
ここは夏の間だけ屋外の50メートルプールを使うことができる。

1週間前の月曜日にここで午前中いっぱいだらだらしていたら、体の前側だけひどい日
焼けをしてしまった。”suntan”じゃなくて”sunburn”てやつです。

1週間で日焼けはある程度落ち着いたのだが、まだらに焼け残ったおなかのしわの部分がシマウマの様で何ともみっともない。読んでいた文庫本につい夢中になってしまい、同じ姿勢で座りっぱなしだったのがいけなかった。

そういう訳で、「腹だけシマウマ状態」を脱出するために今週もプールにやってきた。

プールに来ている人達のほとんどが家族連れか、友達同士で泳ぎにきている小中学生で、僕のように一人で来ている人間はほとんどいない。ときどき、お腹がてっぷりと
出た初老のおじさんが、一人でベンチに坐って週刊誌を読んでいるくらい。

夕方になって既に人出のピークを過ぎているとはいえ、プールにはまだまだ沢山の人
が入っている。浮き輪につかまってぷかぷかと浮いている子供達に激突しながら100メートルだけ泳いでから、早くも休憩をする。

先週は午前中に来たので、日射しがじりじりと体に刺さるようだったのだが、夕方4時
を過ぎると、肩口にちりちりとごくごく柔らかな日射しを感じるのみであった。本を読みながらときどきプールに目をやると、その度ごとにプールに入っている人の数が
減って行く。

泳ぎやすくなった状況を見計らって、またちょっと泳ぐ。基本的にはたらたら泳いで
いるのだが、たまに思い出したように、25メートルだけ猛然と泳いでみたりする。そ
して、疲れてすぐにあがる。

プールサイドは帰り支度を始める人が増えている。スクール水着姿の女の子が、ペッ
トボトルやカップヌードルの空容器を持って、何度もゴミ箱のところへ走っていく。

このプールにはカップヌードルの自動販売機が置いてあり、異常な人気を博している。
先週来たときには、お昼ご飯の時間になると自動販売機の前に長蛇の列ができ、プー
ルサイドにはカップラーメンをすすっている人がやたらと目についた。

その辺で売っているのと同じ、ごく普通のカップヌードルを皆さんとても満足そうに食べている。

何の変哲もない普通の食べ物でも、その場所で食べると何だか旨いということってあ
りますよね。

僕は映画館で父親が買ってくれる瓶入りのコーラが好きでした。旨いけど直ぐに無く
なっちゃうんですよね。

5時を過ぎると、だいぶ陽も傾いてきたので車に乗って家に帰る。

シマウマ焼けはまったく改善しませんでした。

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2004年7月29日 08:09に投稿されたエントリーのページです。

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