さっちゃん、仕事みつけた
le 10 octobre
すっかり秋ですね。
あんなに暑かったのに、あっという間に
冷え性の私には、やや辛い季節になってしまいました。
みなさんお元気ですか?
今日、昼過ぎテレビを見ていたら、NEETが
取り上げられていた。
Not in Employment,Educatoion or Training
でしたっけ?
なんか、だいぶ前に新聞で見て、もしかして
私のことかなぁと思ったんで、思わぬところで流行に
乗ってしまったと、アホなことを言ってネタにしてたんですけど、
そういうNEETたちを更生させるべく、
国が莫大なお金を使って、コンピューターやら何やらの
技術を身につけるための施設を作るとかどうとか・・・。
どうなんですかねぇ。
そこに通うかなぁ、NEETたち。
学校行かないし技術ないし働かない人たちは、やっぱり
税金も払わないし、って言われてた気がするんですけど、
その人たちのために税金を、しかも超多額の、使ってしまうという。
でもね、そこに通うかどうかもわかんないし、だいたい
どこに作るんだろう?その学校みたいな施設。
合宿みたいにするとか言ってましたけど。
そこで、何かの技術が身についたとして、雇ってくれる場所まで
面倒みてくれるんですかねぇ。
ただでさえ、あぶれる人がいっぱいいるのに。
3ヶ月間かなんかって言ってましたけど、その間にどれぐらいの腕に
なれるのかなぁ。
何か違う気がするんですよねぇ。
おっ、めっちゃチャンスやん、って思って、
実際そこで技術を身につけたい人って、どんどん増殖してるNEETの
ほんの一部ですよ。おそらく。
わざわざ、無駄にお金を費やしてそんな施設を作るんじゃなくて、
技術や資格がなくても、長い目で見てくれて働きながらその技術やら
何やらを身につけられるような働き口を増やす方がいいと思うけどなぁ。
こっちの方が、現実の生活に結びつきやすいと思いません?
私、3ヶ月間NEET更生施設に通って技術身につけました、
でも、働き口見つかりませんでした、ってなったら意味ないじゃないですか。
また、元に戻るだけかも。
技術や資格を身につける気があるなら、言われなくても
何かしら行動してるかもしれない。
目指すところもないし、何もやる気が起きないから、
何もしてないわけですよね、たぶん。
更生施設、意味ないと思うなぁ。
そういう問題じゃないんですもんねぇ。
技術がないから働かない、とかそんな理由じゃないんですから。
でも、その内、働きたいと思うようになる日が来るかもしれないし、
何かやりたいことが出てくるかもしれない・・・。
新卒採用に向けて、ガツガツ就活するのが嫌だったのかもしれない。
どうなのかなぁ。
そのテレビでは、こういう人たちは、いざ本当にお金が
必要になってくると、働こうとしないで補助に頼るのではないかって
言われてましたけど、そうなんですかねぇ。
なんか、パリのメトロの中にときどき乗り込んでくる、
「私には仕事がなくて生活ができません。だから、お金ください。」
って叫んでる人を思い出したんですけど、
そんな人が日本でも目立つようになってきたら、大変だなぁ。
そういえば、私と同い年の人たちでも、
資格や技術を身につけるために、専門学校に行っていたり、
自分で勉強していたりする人が結構多いみたいです。
私が聞いた話は女の子の話ですが。
結局男の子の方が就職しやすいみたいですよね。
新卒で総合職に就こうと思って、必死に走り回ったけど、
最終的に行きたいところに行けなくて、一般職に就いた。
でも、納得いかなくて働きながら勉強してたり、
一般職には就かないで大学の後に専門学校に通ってたり。
女の子の場合は特に、資格とかがないと正社員にも
なかなかなれないって話もありますよ。
資格とか技術とか関係ないよ、そんなの入ってから学べるよ、
とはいかないって。
何だかんだ言って、やっぱり何らかの資格や技術がある人が、
優先されてしまうそうです。
だから、やっぱり、NEETのためにお金使うより、
資金不足で困ってる会社とかに援助する方が理にかなってる
気がする。
わざと、税金を無駄にしようとしてるんですかねぇ。
ところで、10月は、友だちと会う約束が続く。
よくわからないですけど、友だちからご飯でも・・・って
連絡が来るのって、連続するんですよね。
私から、みんなを誘っているのならわかるけど。
1年ぶりとか、それ以上ぶりの友だちにも会った。
三ノ宮まで出てきてくれる和歌山の友だちとは、
恒例になりつつある生田神社のおみくじを。
また、私だけ「大吉」なんですけどねぇ。
私は、おみくじもくじ引きも適当なんですよ。
特に混ぜたり振ったりしないで引く。
実は、混ぜても混ぜなくても同じなんじゃないかなって思うんで。
友だち2人は、なかなかにがんばってシャカシャカ振って、
出たら「吉」だったりするから、おもしろいなぁって
なるんですけどね。
中学からの友だち2人とは、姫路で会った。
「マスー、めっちゃ久しぶりやなぁ。元気?
マス、今何しとん?何しとん?え、家から通っとん??」
その内の1人は、私のことを「マス」と読んでいて、
(ちなみに彼女は「マツ」。ときどき聞き間違う)
会った途端、すごい早口で尋ねられた。
「え?どこに?」
「仕事、仕事。何の仕事しとん?」
「働いてないねーん。」
「えー、じゃぁ、家におるん?家で何しとん?」
と、とりあえず、ひたすら質問される。
落ち着いてから、近況やらこれからやらの話をしたり、
お金の話をしたり・・・まぁいろんな話をした。
なんか最近、友だちがお金の話をすることが増えてきた。
結婚が絡んで来たりして。
この二人は契約社員とフリーターだけど、貯金がないと
困るらしい。
その貯金は、急にどこかに旅行に行きたくなったり、
冬場にスノボ兼山篭りに行きたくなったときのためのものらしい。
まぁ、二人とも身体を動かすのが好きなんですね。
なんか、ちょっと時間があると車でどっか行ったり、
休みには遠出してみたり。車でどこまででも行くみたいで。
私は、昔から休みは家でのんびり本読んだり
好きな音楽聞いたりしていることが多かったし、
今でも、自分の部屋にいることとか、苦痛に思ったこと
ないですけど、彼女たちからは、信じられないって言われる。
二人の内1人は、小学校も一緒なんですけど、
その彼女には、「さちこって、昔から変わっとったけど、
やっぱり変わっとうな。」って言われましたからねぇ。
いやぁ、でもわかりますけどね。
そうだよね、やっぱ私ぐらいの歳だと、時間もったいないとか
言って、いろんなとこ行ったり遊んだりするよね。
うんうん。
そりゃ、それが普通であって、私は変わってるだろうよ。
って。
でも残念ながら、家にいる時間がもったいないとか
思わないんですよねぇ。
てか、逆に、外行って遊んでる時間がもったいないと思うことは
あったし、あると思いますけど。
まぁ、「変わってる」の話には続きがあって、
変わってるけど、自分のペースがわかってる感じがする
って言ってもらえたんで、うれしかったですねぇ。
でも実際は、自分のペースなんて把握してないんですけど。
他人を見てあせって行動したりすることがあって、
それで失敗することも多いけど、そういうのないでしょ?
って言われてですね、確かに、ないような気もするけど、
失敗しないのが良いとは言えないし、人に流されないと
言うよりは、人に無関心なだけかもしれないですからねぇ。
いい様に言ってもらったけど、結構考えさせられる部分が
多かったなぁ。
こうやって、せっかく友だちに会ったからには、
ほとんど家にいる私にも、丁度報告することがあって、
「今はまだ働いてないけど、3月25日からは
愛知万博で働くよ。」と。
したらね、もう行く気満々でしたからね。
私が独り暮らししてるところに、泊まるらしい。
まだ、どこに住むかも決まってないのに・・・。
そうなんですよ。
愛知万博でアテンダントをすることになりました。
実際に万博が開幕するのは、2005年3月25日ですけど、
すでに研修は始まってて、とりあえず今のところは、
もらった資料を見て勉強中。
第一印象を良くするための顔の筋肉の動かし方とか・・・。
どうも、あんまり知られてないみたいですけど、
35年ぶりに日本で国際博覧会が開かれるんですよ。
リニアモーターカーも走るし、マンモスも展示されるし、
もちろん海外からのパビリオンもあります。
35年前の大阪の万博は、どちらかと言うとお祭りのような
感じだったらしいですが、今回は地球や環境を考えるかたちで、
テーマも「自然の叡智」です。
そんな万博の中で、私は愛知県館というホスト県の
パビリオンでアテンダントの仕事をやらせていただきます。
とか言って、不安だらけですけど。
ここ最近になって、ようやく新聞に大きく広告が
出ていたり、愛知万博のために、大阪万博のときに
建てられた太陽の塔に光が灯されたりして、少し
話題にもなってきたのかなぁと思うのですが、
なんか、あんまり浸透していないというか・・・。
大阪万博のときは、今は亡き三波春夫さんが
『世界の国からこんにちは』を歌いましたよね。
今回は、氷川きよしさんがテーマソングを歌うらしいですし、
『となりのトトロ』に出てくる「サツキとメイの家」も
あるんですけどねぇ。
うーん、まぁ、中日ドラゴンズが優勝しても、
あんまり話題にならなかったしなぁ・・・。
実際、私は3日の日曜日、名古屋に行ってたんですけど、
デパートとか駅周辺も意外に普通だったしなぁ。
阪神とか巨人だったら、あんなにすごい盛り上がりなのに。
愛知って不思議なところなのかもしれない。
でも、35年ぶりですからね。
35年ですよ。
私とか、全然生まれてないですから。
半年間開催されるので、是非みなさんいらしてくださいね。
長久手会場の愛知県館(瀬戸会場もあります)に、
お越しの際には、とびっきりの笑顔でお迎えいたします。
(ホントかよ。)