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『山は生ーきーてーいーるー♪』らしいよ。

le 26 aout


テープ起こし・・・というか、まぁMDなんですけど、
MD起こしって結構大変ですね。
何ていうか、あのー、もはや根気の問題ですよね。
たぶん、これは。

私は、文字が好きなので、文字を打つことも好きですが、
MDがねぇ。
このMDウォークマンが、ピピッっとか言って、先頭に
戻ってしまうという。

最初の頃は、心穏やかに、もう一回頭から聞いてたりした
んですけど、30分ぐらいならまだしも、1時間以上まで
進んでるのにもかかわらず、ピピッっと0に戻った日には、
もう寝ろってことか、って思って寝ましたからね。
私が、巻き戻すときに誤って先頭に戻してしまうというのなら、
納得できますけど、聞きながらカタカタ打ってる最中に
ピピッですから、納得いかない。
でも、頻繁なわけですよ。そのピピッが。
何故なんだ?
どうしろって言うねん・・・。
内田先生のウォークマンだし、適当にボタンとか押して
壊れたら困るしなぁ。
って、ぼんやりしてる内に、そういえば編集とかできるよね?
って思って、ギリギリ先生の出発前に「説明書」を
送っていただいた。

以来、適度に区切れる技を身につけたので、
これからは、もうちょっとスムーズに進むかなぁ。


そんな中、気分転換も兼ねて神戸に出て、
シネリーブルで『茶の味』を見た。

石井克人監督で、浅野忠信とか我修院達也とか三浦友和とか
手塚理美とか武田真治とか土屋アンナとか中島朋子とかが
出てるやつ。
そう、なんか、いろんな人が出てたんですよ。
私としては、浅野忠信と我修院さんが楽しみだったんですけど。

とりあえず、めっちゃおもしろかったです。

出てくる人出てくる人、みんな変。
ツッコミどころも満載だし、笑うところも満載だし、
会場全体が大爆笑な場面もあって。

春野さんという一家を中心とした話なんですけど、
家族間で交わされる会話の内容は変だけど、
微妙な間とか、母の問いかけに無反応な子どもとか、
その辺は現実と一緒なんですよね。
まぁ、結構田舎に春野家はあるんですけど、こんな家族だったら、
田舎も楽しいだろうなぁみたいなね、そんな家族で、
いっつも誰かがお茶を飲んでるんですよ。
時には、縁側に座って、家族全員で湯のみ持ってるときもあるし。

おじいちゃん役が我修院さんで、もう、このおじいちゃんの
行動とかしゃべりとか歌とか、一切理解不能だ、
いっつも音叉持ってて音とってるし・・・
って思ってたら、最後、実はすごく家族思いのいい人だったんだ
なぁ、で、死を予感してたんだなぁってことがわかって。
そう、死んじゃうんですけど。
それも、息子の誕生日記念のCDを作り終えてから、
まるで、それによって力尽きたかのように。

その息子ってのは、三浦友和の弟役の漫画家の人で、
これまた意味わかんないんですよねぇ。
36歳ぐらいの誕生日なのに、その記念にCDを作りたいって
言って、ミキサーをやっている手塚理美の弟、浅野忠信に
ミキシングをお願いするんですよ。
三浦友和と手塚理美は夫婦なんですけど。
でもなんか、浅野さんは嫌だって断るんだけど、
最終的に引き受けることになって、ちゃんとスタジオ借りて、
録音とかするんです。
で、その漫画家とおじいちゃんと漫画家のアシスタントの女性の
3人が、『山よ』っていうタイトルの自作らしき歌を
踊りつきで歌うんですけど、これがまた笑える。
てか、誕生日に関係あるのか?
「山よ、山よっ、山よ山よっ、山は生ーきーてーいーるー」
って、頭から離れないんですけど・・・。
浅野さんとか、聞いてる内に、意識が遠くなってっちゃうんですよ。
で、その浅野さんが、聞き終わった後で、
「こんなの聞いてたら頭おかしくなるよ。」
って言うのに、隣にいる武田真治が
「この曲、僕に預けてくれないかなぁ。」
ですからね。
「マジで?」
そりゃ、浅野さんじゃなくても、そう思うよ。みたいな。

この映画、140分ぐらいあって、春野家以外にも、
謎のコスプレの人たちとか、ヤクザらしき人とかも
出てくるんですけど、とにかく、全員どっか変ですから。
私には、かなりおもしろかった。
とりわけ、『山よ』が。

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2004年8月26日 11:44に投稿されたエントリーのページです。

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