演武とベリーダンス
6月1日
暫くだらだらとして日記が書けないでいるうちに、もう6月になってしまっている。
うわあ。
5月30日
少し気を抜いているうちに日記を更新できないでいた。
特にひどく体調を崩していたわけではないけれども、この2週間くらいひどく眠い。
あまりにも眠たくて業務中にも意識が飛んでしまうことがあったので、カフェイン錠剤を常用しているようにしているが、それでもぎりぎりお仕事中は起きていられるけれども家に帰って日記なんてとても書けないよ。という状態が続いている。
そういえばお仕事を始めてから3年が経過した。
わたくしの抱えていた懸案事項2つも、一応の区切りがついた。
自分の周囲を取り巻くコンステレーションは大きく変化する兆しを見せている。
暫しの間わたくしの状態が落ち着きを取り戻している、ということで身体が積年の疲労を回復しようとしているのだろう。
そういえば、身体の老廃物が「まるで脱皮でもするのかしらん」と思ってしまうほどに落ちている。これもまたわたくし自身が大きく変化して成長することの予兆なのだろう。
5月29日
今日は五月祭の日。
とはいっても今回わたくしの出番は無いので、きちんと睡眠をとってきちんと朝食を作ってそれからちょっとだけブログをチェックしてから出かける。
あまりにも余裕をかましていたので微妙に遅刻してしまった。
わたくしが七徳堂に到着したときには、1年生の稽古風景の演武が既に始まってしまっていた。
身内だけれど、前のほうに座って現役のみなさまの演武を眺める。
正直言って、わたくしが現役のときよりはるかに演武のレベルが上がっている。
特に3年生以上の技術の向上は目を見張るものがある。
「はー。」と思って周りを見回すと、最初は身内の人々くらいしかいなくて客席も半分以上空いていたのに、いつのまにか客席は満席になっていて、多田塾の偉大な先達の方々の姿も複数見受けられる。そんな感じなのでOBのみなさまも昨日とは異なり独特の緊張感を漂わせながらの演武となっている。
I藤くんの、恵まれた体格と綿密に鍛え上げられた高度な技術が融合した主将演武に「凄いなあ」と感嘆した後に、多田先生の演武が始まる。
最近ではほぼ恒例となった「『合気道を始めた』と言われるとご家族の方が何か宗教と関係あるのではないか、と心配される方も多いのですが、宗教や右翼とは関係ありませんのでご安心下さい」という冒頭のお言葉について、というかこういうことを多田先生に言わせてしまう世間の風潮についていろいろと考えてしまうことがあるけれども、これについてはまた時間のあるときに改めて書くことにしようと思う。
演武会が一通り終わった後に池袋のジュンク堂に行って、加藤典洋氏の「僕が批評家になったわけ」を探すことにする。
最近とっても金遣いが荒くてお財布の中身が少なかったので、内田先生がどうして長いことブレイクすることが無かったのかということについての答えだけ立ち読みしようと思ったけれど、一通り読んでみていろいろ思うことがあったので買って帰ることにした。
5月28日
今日は全日本合気道演武大会の日。
身体の調子があまりよろしくなかったので、「どうしようかな、今日は演武はしないで見学だけすることにしようかな。」と思った。
4時に目が覚めて、少し具合がよろしくなかったので6時ごろに2度寝をして再び起きた時には8時近くになってしまっていたので、急いで駒場に向かう。
1時間ほどお稽古をして、それから地下鉄で九段下まで向かう。
随分と人が多い。
九段下のマクドナルドで昼食を購入して、それから武道館の観客席を確保して食事をとる。
何となくぼーっとしているうちに演武会が始まる。
今年は開会の挨拶に海部元首相はいたけれど、亀井静香はいなかった。
3年生の人々と神戸女学院の人々の演武を見た後、ぼーっとして、それから着替えて、多田塾甲南合気道会の人々の演武を見て、自分の演武の出番を待つ。
緊張するというよりは、とにかく眠い。
そして自分の演武はあっという間に終わる。
つつがなく終わったようでもあり、見る人が見ればそうではなくお稽古不足が露呈しているのかもしれない。
自分の演武が終わった後は多田先生を始めとする師範演武を眺めて、素直に感嘆したりいろいろなことを考えたりする。
演武会が終わった後は、武道館の正面で多田塾門下の人々と記念写真を撮影する。
その後は九段会館の屋上にあるビアガーデンに移動して、恒例の打ち上げ。
左隣に座っていた、昨年夜行バスで内田先生のゼミに通っていたというG藤さんと、いろいろブログには載せられなかった話のうち飲み会では何とか話せる話をしているうちに、あああっという間に時間が経過してしまった。
この後は、激しく睡魔が襲ってきたのでささっと帰って寝る。
5月22日
お友達とメールで「最近下腹が出てきたので、毎日腹筋をしているのだけれどもあんまり効果が無いかも」「お腹を引っ込めるには腸を動かす運動のほうが効果があるらしい」ということをやりとりしていたうちにいつのまにかベリーダンスの体験講習に参加することになってしまっていた。
でも面白そうなので行ってみることにした。
ということで、13:45に六本木のアマンドで待ち合わせ。
ホームページに載っていた地図がわかりにくかったので、ダンススタジオを探すのにちょっと手間取る。
わたくしはジャージに着替えて、レッスンが始まるまで暫しの間待つ。
そしてベリーダンスのレッスンを開始。
最初にストレッチをしたのだけれども、これが腰や胸部の動きを非常に細かく割っていくものであり、最近運動不足だったわたくしには相当きつい。
「はい、体の他の部分は動かさないで、腰だけ水平に8の字に動いてくださいー。」「では、体の他の部分は動かさないで、胸の部分だけ前に押し出してくださいー。」「ちょっと難しいですが、正座して後ろに体を倒した後、ももの筋肉だけを使って体を起こしてくださいー。」などと、次々と難しい要求が出てくるので、5分くらいストレッチをしていると身体中から汗が吹き出てきた。
しかも、周りを何となく見回してみると、インストラクターの方を初めとして講習を定期的に受けている方々は非常に腰周りがほっそりとした人ばかりなので、非常にブルーになる。
しかし、前半の過酷なストレッチが終わって後半に薄いベールを翻しながら振り付けを踊る段階になると、そこそこに楽しくなった。
時間とお金に余裕があれば、そこそこに楽しそうだしお腹の周りの肉を除去するのに非常に効果がありそうだなと思った。
ベリーダンスのレッスンが終わった後は、近くのカラオケ屋で2時間ほど歌ってそれから鉄板焼きのお店に移動して激しくガン飲みを行い、最後に六本木のアマンドの2階でケーキを食べながらいろいろと語る。
ブラジャーの話がどうとか、知り合いの元スポーツ記者の人からものすごいお誘いを受けている、ということの他にも、まりりん様とまーべらす様から最近の恋愛状況についていろいろと聞いた。
5月20日
人の性格や習慣がお洋服を着替えるように簡単に変えられるのあれば、人生はそんなに難しくない。それらを変えるためには、いも虫がさなぎの時期を経てから蝶になるのと同じように少しの時間と大きな労力を要する。
今日はそんなことを思った。
さあ寝ることしようかな。