10月15日
そういえばこの日記を連載するようになってからちょうど1年になった。
文章がうまくなったかどうかは読んでる人が判断することで自分ではわからないけれど、文章を書くスピードは格段に速くなったと思う。
切込隊長のブログの今日付けの記事(これ→http://kiri.jblog.org/archives/001061.html#more)を読んで少しだけ思ったのだけれども、もう少しレベルアップしてお金の取れる文章書きになってみたいとか、そういうとてつもないことを考えてしまった。
実際のところは、報酬がないから好き勝手なことを書いて遊んでいられるかもしれませぬが。
10月14日
さすがに疲労困憊してきたので、今日は早めにおうちに帰ってお風呂に入って寝る。
日記の続きを書こうとしたけれど、寝てしまった。
10月13日
今日もまた激しく残業。
これだけ働いていると、この1か月で2回も旅行に行ったりだとかお芝居のチケットを2枚取ったりだとかして恐ろしく散財している分の埋め合わせができるかな、とちょっとだけ期待する。
実際は今月分から厚生年金の分が値上げされるので、そんなに貰えないだろうけれど。
10月12日
合宿の余韻に浸る間もなく、激しく残業。
全身の筋肉痛がちょっと傷むのに、さらに疲労が蓄積する。
10月11日
多田塾合宿の最終日。
今日もお稽古が6:00から開始なので、5:30に起きる。
ここに来てずっと合気道だけやっていると、気がつかないうちに時間があっという間に過ぎてしまう。ものすごく楽しいので、このまま合宿が終わらなければいいのにと思う。
朝稽古では、木剣を持って行う横面打ち四方投げの動きを12通り行う。
最近あまり木剣を振っていなかったので、横面打ち四方投げの動きをすっかり忘れてしまっていた。
木剣や杖のお稽古はおうちで一人でもできるものだから、もっとちゃんと継続的に振らないといけないなあとは思っているけれども、最近振ってないなあ。
そして最後の午前中のお稽古では、短刀取りを行う。
短刀取りの五教が何回やってもうまくできないので鬱。
短刀取りをやるのは約2年ぶりだから・・・というわけでもないか。
もっとお稽古をしなくてはなあ、と思う。
最後の食事は合宿の定番メニューのカレー。
合宿中にやたらと食べていたような印象があるので、カレーはおかわりなどせずに1杯でやめておいた。合宿中は大量に汗をかいて大量にエネルギーを消費しているので「きっとこれだけ体を動かしているのだから体重も減っているに違いない」と思っていたのだけど、東京に帰ってきて体重を量ってみたらかえって増えていたということが何回かあったので。
食後にようやく内田先生にサインとネコマンガを書いて頂ける機会を得たので、持参してきた「東京ファイティングキッズ」と「死と身体」に銀色のペンでサインとネコマンガを書いて頂く。
わーい。これでわざわざ「東京ファイティングキッズ」と「死と身体」を持ってきた意味があった。
昼食も終わって日本中から集まってきた人々が出発してしまうと「ああ、これで合宿もおしまいなんだなあ」とちょっと寂しくなった。
帰りのバスの中では、恐ろしく疲労がたまってしまったのでほとんど寝てしまっていたのだけれど、途中の赤城高原パーキングエリアで「尾瀬の水芭蕉キティ」「谷川岳から湧き出る水キティ」「新潟のまいたけキティ」「館林のぶんぶく茶釜キティ」「上州空っ風の旅烏姿キティ」などの御当地キティが売られていたので、これらを収拾しているまりりんたんのために「館林のぶんぶく茶釜キティ」を買ってきた。
高田馬場のBIGBOX前で解散して、そのまま家に帰る。
ものすごく疲れたけれど、本当に楽しかった。
10月10日
多田塾合宿の2日目。
お稽古が6:00から開始なので、5:30に起きる。
この2週間くらいずっと睡眠不足なので激しく眠たい。
朝稽古では、合宿参加者が三重に輪を作って道場の中をぐるぐる回りながら、木剣を振りつづけるということを行う。朝稽古だし、いつもは呼吸法や気の感応の稽古や自律訓練法など軽めの稽古なので今回もそうかなと思っていたけれど、約20分間木剣を振り続けるというのはものすごくきつい。
気温はそう高くないはずなのに体から猛烈に汗が吹き出る。
きっと後から、ものすごい筋肉痛になってしまうだろうなあ、と思う。
朝食の後、午前のお稽古では、正面打ちの基本技をいろいろ行う。
今回の合宿は、どちらかというと体術系の技のお稽古が多いなと思う。
昼食は牛丼。向かいに座っていたK藤くんが「こういうところの牛丼がうまい訳がない」とまっすーに向かって言っていたけれど、わたくし的にはこの牛丼はけっこうおいしかったように思えた。
(しかしK藤くんは「うまい訳がない」と言っていた割には速攻で平らげておかわりするために席を立ったように見えた。)
午後のお稽古ではあまりにも人数が多くて全員が一度に杖のお稽古をするには場所がないので、参加者を半分に分けて片方は杖のお稽古をしてもう片方は青竹切りを行う。
女子用の細い青竹だったけど、3回挑戦して3本とも切ることができたのでちょっとうれしい。
合宿参加者が推定で前回の1.5倍はいるせいか、杖のお稽古をするにはちょっと狭い。
「一の杖」と「二の杖」と「植芝先生の和歌山の杖」の動きを一通り行い、「一の杖」の合わせ杖を行う。杖のお稽古はものすごく楽しい。でも「二の杖」の動きを一部まちがって覚えていたことに気がついた。あーあ。
お稽古後には、食堂で立食パーティ式の宴会。
さすがにほぼ全員が空腹だったせいか、出された料理が一瞬で無くなる。
わたくしは最初ビールの栓を抜いていてタイミングを逃したせいか、とうとうお肉を食べることができなかった。ちょっと悲しい。
月窓寺道場の方がイタリアのお土産として、度数70度の謎の緑色のお酒を持ってきてくださったので少し頂く。おうちにあるスピリタスと同じような味がした。
そして、やっと内田先生にお誕生日祝いの粗品を渡す機会を得た。
このあといろいろな人といろいろな話をしたように思ったけれど、アルコールが入っていたので忘れてしまった。
10月9日
今日は多田塾合宿の1日目。
台風が直撃するという話ので開催が危ぶまれていたけれども、それでも決行するらしい。
ということで、朝の7:30に高田馬場のBIGBOX前へ集合。
雨が降っていたので一瞬よく分からなかったけれども、よくよく見てみると知っていた顔がいっぱいあった。今回気錬会からの参加者は22人。前回の3倍以上。
なので早稲田の人々と合同で大型バスで尾瀬まで向かうことにする。
行きのバスの中で、早稲田OBのK浦さんからアメリカのITベンチャー企業のものすごい話を聞いてしまう。数年前のITバブルの最中には、仕事もせずにずっと自分の会社の株価をチェックしつづける人がいたりしたらしい。また、潰れそうなITベンチャーを見つけては入社して倒産した時に多額の退職金を貰うということを繰り返して、退職金だけで一財産を築いたという人も多くいるらしい。
ITベンチャーの経営陣の中には、詐欺師みたいな人もいっぱいいたらしい。
凄いなあ。どうかしているよなあ。おかしいよなあ。地に足がついてないよなあ。とも思うのだけど、活気のある時期に活気のある場所で働くというのは恐ろしく楽しそうだと思う。
不況、というのはやはりそれ自体がつまらない。
途中で立ち寄ったコンビニで昼食を調達した後、バスは峠の山道をくるくる登る。
そして11:30くらいに宿に到着。台風がやってきているため道がものすごく空いていたため
午後のお稽古が始まるまで特にすることもないので、お部屋でぼーっとしたり早めに道場に行って足捌きをしたりする。
午後からのお稽古は、四方切りや諸手取りの呼吸投げといった基本技を中心にいろいろと行う。
最近ずっと体を動かすことが少なかったので、お稽古をするのが純粋に楽しい。
そして、夜にちょうど台風が通過するということだったので、予定を早めてお稽古のすぐ後に倍音声明を行う。参加人数は多いのだけれど、道場が広くて音が反響するような作りになっていないのでこの前の夏合宿の時と比較するとあんまり倍音が響かない。
でも、30分くらい続けているとだんだん鈴の音を振るような倍音が徐々に聞こえてきた。
わたくしは今まで「24時間耐久カラオケ」などもやったりしているので、1時間くらいなら声をずっと出しつづけていてもあまり喉を傷めるという事がない。(というか長時間カラオケをやり続けているうちにだんだん喉を傷めずに声を出しつづける方法が自然と身についたかも。)けれど、声を出しつづけていると丹田のあたりが熱を持ってものすごく汗をかいてしまった。
倍音声明の後は、夕食をとってお風呂に入ってそれからNHKで台風情報を見る。
群馬県は大丈夫そうだけれど、静岡と神奈川と東京は台風が直撃したらしく池袋駅の地下街の天井から大量の水が溢れ出ている映像が流れていた。
東京にいなくて良かった、とちょっとだけほっとした。