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2004年10月 アーカイブ

2004年10月06日

歌舞伎町で松平健の入り待ちをする土曜日

10月5日

 残業続きなので書きたいことも書けなかったりする。
 もう少し時間がほしいなあ。

10月3日

 今日一日は、洗濯をしたり散らかった部屋の整理をしたりなどエントロピーを逓減させる活動に従事する。ちょうど衣替えの時期なので洗濯すべき衣類が非常に大量にあって大変なことになっている。
 洗濯の合間にきのう買ってきた「東京ファイティングキッズ」の続きを読みながら山南さんのことを考える。(そろそろいいかげんにしろ、と思われる人もいるかもしれませんが。)
 でも、いつも微笑を絶やさず誰に対しても礼儀正しく振る舞い、不逞浪士と切り合いをした時に死体の後片付けをしたりなどの目立たないけれど大事な仕事を地道にこなしていくようなキャラクターに世間の女子たちに主役を凌ぐ爆発的な人気が出たということは非常に徴候的な事なのかもしれない、と思った。私たちは、人々に不快を振りまくタイプの人間に対して本当にうんざりしてきているのだと思う。

10月2日

 今日はお稽古をお休みしてまりりんさまと一緒に今度山本耕史が主演するお芝居のチケットを取りに行く。
 そういえばこのところずっとお稽古をしていない。もうすぐ多田塾合宿なのに大丈夫なのか。私。
 今までの人生の中でお芝居のチケットを取りに行った事がないので、そのあたりの事情がよく分からない。よく分からないので新宿のちけっとぴあの前に7:30から並んで様子を見ることにする。
 7:30に新宿京王百貨店1Fのちけっとぴあのお店の前に行ってみたけれど、まだ人は2、3人しか並んでいなかった。わたくしが到着してから少し後にきたまりりんさまに「もう少し遅い時間から並んでも良かったのに。」と言われてしまう。くすん。
 並び始めてからちけっとぴあのお店が開く10:00まで「新選組!」関連のいろいろな話をする。
 10:00ちょっと前に申し込み用紙にほしいチケットの情報を記入し、10:05くらいにはお店のお姉さんに端末を操作してもらってチケットを確保してもらう。でもこのわずか5分くらいのうちに希望の日時のチケットはどんどん無くなっていき、ようやく平日の公演のチケットを確保できた。
 一般席の半額以下の学生席を取ることができなかったまりりんさまはちょっと不満気だったけれど、まあ一応席を確保できたので良しとすることにしよう。
 その後、京王百貨店の7Fで質流れ品のバーゲンセールを開催していたので、それをのぞいてみることにする。かばんとか宝石とか時計とかたくさんの品物が歩けれど、シャネルの大きなロゴの着いたバッグなど何となく流行が一世代前のような感じ。しかもそんなに安くなっていない。まりりんさまが自分のしている腕時計と同じデザインのものが3分の1の値段になっているのを発見した。時計は元の価格と比較するとかなり安くなっているけれど、それでも元の値段が高いからなあ。
 唯一、ブランド物のかばんが3万円均一と5万円均一で売られていたスペースはものすごい人だかりになっていたけれど、そこに突入するほどの勇気は持ち合わせていなかった。チケットを買ったせいでさらにかばんを買うほどの持ち合わせはなかったし。
 さらにその後、まりりんさまが「山本耕史の入り待ちをしたいので劇場の下見をしたい」と主張したので。新宿コマ劇場と同じ建物にある劇場の通用口などなどを見てみることにする。新宿コマ劇場の裏手に回ると、松平健の入り待ちをしている中年女性の集団を発見。ここでまりりんさまが「山本耕史の入り待ちのリハーサルをしてみたい。ついでに松平健の実物を見てみたい」とさらに主張したので入り待ちをしているおばさんの集団に交じって松平健がコマ劇場にやってくるのを待つ。少しだけ周りの人の目が気になってしまう。
 40分ほどその場で待っていたけれど、歌舞伎町の真中なのでお昼前だというのに10人くらいの茶髪のホストの集団とか援助交際にしか見えないおじさんと若い娘のカップルとかあきらかに「そっち系」とわかるお兄さんが犬を散歩していたりだとか、非常にスリリングな通行人を目撃する。
 「すごいわねえ。さすが歌舞伎町」などと話しているうちに緑色のベンツがコマ劇場の裏口にそっと近づいてスキンヘッドの松平健が登場する。
 わたくしは相当やる気がなかったので、自分の立っている位置からは松平健の後姿しか見えなかったけれども、相当に頭が大きいんじゃないかと思った。でも熱心に松平健を待っていた年のいったお姉さん方は歓声を上げたりファンレターを手渡ししたりしている。ジャニーズの追っかけをしている人々とそのあたりは変わらないのかな。 
 こういうことをしてたらさすがに体力を消耗したのでこの前改装したばかりの新宿MYCITYの7Fで腹ごしらえをする。改装前はかなりしょぼかったらしいけれど現在は内装に相当気合いを入れたらしいのでデートにも使えるくらいに格好いい。
 まりりんさまが「中華料理系の物が食べたい」ということだったので焼餃子のお店に入りランチを頼む。餃子と冷麺セットを食べながら「2ちゃんねるで見たんだけれど小室みつ子(ていうTMネットワークの多くの楽曲の作詞をやっているお姉さん)はカラオケの印税で年収が推定7000万円くらいあるらしい」とか「“TRAIN-TRAIN”は発売されて10年以上経った現在でも未だにカラオケで歌われる曲の上位ランキング20位以内にいるらしいから、作曲した元ブルーハーツの真島昌利にはものすごい額の印税が入っているのではないか」とかいう話をしていたら、えらいことびっくりされた。何もしなくても過去の遺産で巨額の収入が入ってくるのはものすごくうらやましい、まりりんさまは繰り返しつぶやいていた。

10月1日

 今日は衣替えの日だけれど、まだ北海道の真夏と同じくらいの最高気温。
 でももう暑さにも慣れてしまって30℃を越したくらいではもう何とも思わない。
 桜の開花時期がだんだん前倒しになっていることも考えると、地球温暖化というのは相当に進んでるのだなあと思われる。でもちょっと前と比較すると「二酸化炭素の排出量を減らしましょう」というようなアナウンスは少なくなっているような気がするけど、どうしてだろうかな。

9月30日

 内田先生、54回目のお誕生日おめでとうございます。
 今日は、ものすごく行きたかったけど行けなかった「山本耕史と堺雅人の二本松トークショー」のレポートを見たりして過ごす。
 2ちゃんねるの大河ドラマ版の見すぎで最近平均睡眠時間が5時間くらいなので、ちょっと寝不足気味。眠い。
 

 

2004年10月17日

bon anniversaire!

10月15日

 そういえばこの日記を連載するようになってからちょうど1年になった。

文章がうまくなったかどうかは読んでる人が判断することで自分ではわからないけれど、文章を書くスピードは格段に速くなったと思う。
 切込隊長のブログの今日付けの記事(これ→http://kiri.jblog.org/archives/001061.html#more)を読んで少しだけ思ったのだけれども、もう少しレベルアップしてお金の取れる文章書きになってみたいとか、そういうとてつもないことを考えてしまった。
   
 実際のところは、報酬がないから好き勝手なことを書いて遊んでいられるかもしれませぬが。
 
10月14日

 さすがに疲労困憊してきたので、今日は早めにおうちに帰ってお風呂に入って寝る。
 日記の続きを書こうとしたけれど、寝てしまった。

10月13日

 今日もまた激しく残業。
 これだけ働いていると、この1か月で2回も旅行に行ったりだとかお芝居のチケットを2枚取ったりだとかして恐ろしく散財している分の埋め合わせができるかな、とちょっとだけ期待する。
 実際は今月分から厚生年金の分が値上げされるので、そんなに貰えないだろうけれど。   

10月12日

 合宿の余韻に浸る間もなく、激しく残業。
 全身の筋肉痛がちょっと傷むのに、さらに疲労が蓄積する。

10月11日

 多田塾合宿の最終日。
 今日もお稽古が6:00から開始なので、5:30に起きる。

ここに来てずっと合気道だけやっていると、気がつかないうちに時間があっという間に過ぎてしまう。ものすごく楽しいので、このまま合宿が終わらなければいいのにと思う。
 朝稽古では、木剣を持って行う横面打ち四方投げの動きを12通り行う。

最近あまり木剣を振っていなかったので、横面打ち四方投げの動きをすっかり忘れてしまっていた。
 木剣や杖のお稽古はおうちで一人でもできるものだから、もっとちゃんと継続的に振らないといけないなあとは思っているけれども、最近振ってないなあ。 
 そして最後の午前中のお稽古では、短刀取りを行う。
短刀取りの五教が何回やってもうまくできないので鬱。
 短刀取りをやるのは約2年ぶりだから・・・というわけでもないか。 
 もっとお稽古をしなくてはなあ、と思う。
 最後の食事は合宿の定番メニューのカレー。

合宿中にやたらと食べていたような印象があるので、カレーはおかわりなどせずに1杯でやめておいた。合宿中は大量に汗をかいて大量にエネルギーを消費しているので「きっとこれだけ体を動かしているのだから体重も減っているに違いない」と思っていたのだけど、東京に帰ってきて体重を量ってみたらかえって増えていたということが何回かあったので。
 食後にようやく内田先生にサインとネコマンガを書いて頂ける機会を得たので、持参してきた「東京ファイティングキッズ」と「死と身体」に銀色のペンでサインとネコマンガを書いて頂く。
 わーい。これでわざわざ「東京ファイティングキッズ」と「死と身体」を持ってきた意味があった。
 昼食も終わって日本中から集まってきた人々が出発してしまうと「ああ、これで合宿もおしまいなんだなあ」とちょっと寂しくなった。
 帰りのバスの中では、恐ろしく疲労がたまってしまったのでほとんど寝てしまっていたのだけれど、途中の赤城高原パーキングエリアで「尾瀬の水芭蕉キティ」「谷川岳から湧き出る水キティ」「新潟のまいたけキティ」「館林のぶんぶく茶釜キティ」「上州空っ風の旅烏姿キティ」などの御当地キティが売られていたので、これらを収拾しているまりりんたんのために「館林のぶんぶく茶釜キティ」を買ってきた。
 高田馬場のBIGBOX前で解散して、そのまま家に帰る。
 ものすごく疲れたけれど、本当に楽しかった。    

10月10日

 多田塾合宿の2日目。
 お稽古が6:00から開始なので、5:30に起きる。
 この2週間くらいずっと睡眠不足なので激しく眠たい。 
 朝稽古では、合宿参加者が三重に輪を作って道場の中をぐるぐる回りながら、木剣を振りつづけるということを行う。朝稽古だし、いつもは呼吸法や気の感応の稽古や自律訓練法など軽めの稽古なので今回もそうかなと思っていたけれど、約20分間木剣を振り続けるというのはものすごくきつい。
 気温はそう高くないはずなのに体から猛烈に汗が吹き出る。
 きっと後から、ものすごい筋肉痛になってしまうだろうなあ、と思う。
 朝食の後、午前のお稽古では、正面打ちの基本技をいろいろ行う。
 今回の合宿は、どちらかというと体術系の技のお稽古が多いなと思う。
 昼食は牛丼。向かいに座っていたK藤くんが「こういうところの牛丼がうまい訳がない」とまっすーに向かって言っていたけれど、わたくし的にはこの牛丼はけっこうおいしかったように思えた。
 (しかしK藤くんは「うまい訳がない」と言っていた割には速攻で平らげておかわりするために席を立ったように見えた。)
 午後のお稽古ではあまりにも人数が多くて全員が一度に杖のお稽古をするには場所がないので、参加者を半分に分けて片方は杖のお稽古をしてもう片方は青竹切りを行う。
 女子用の細い青竹だったけど、3回挑戦して3本とも切ることができたのでちょっとうれしい。
 合宿参加者が推定で前回の1.5倍はいるせいか、杖のお稽古をするにはちょっと狭い。
 「一の杖」と「二の杖」と「植芝先生の和歌山の杖」の動きを一通り行い、「一の杖」の合わせ杖を行う。杖のお稽古はものすごく楽しい。でも「二の杖」の動きを一部まちがって覚えていたことに気がついた。あーあ。
 お稽古後には、食堂で立食パーティ式の宴会。
 さすがにほぼ全員が空腹だったせいか、出された料理が一瞬で無くなる。 
 わたくしは最初ビールの栓を抜いていてタイミングを逃したせいか、とうとうお肉を食べることができなかった。ちょっと悲しい。
 月窓寺道場の方がイタリアのお土産として、度数70度の謎の緑色のお酒を持ってきてくださったので少し頂く。おうちにあるスピリタスと同じような味がした。
 そして、やっと内田先生にお誕生日祝いの粗品を渡す機会を得た。
 このあといろいろな人といろいろな話をしたように思ったけれど、アルコールが入っていたので忘れてしまった。 

10月9日

 今日は多田塾合宿の1日目。
 台風が直撃するという話ので開催が危ぶまれていたけれども、それでも決行するらしい。
 ということで、朝の7:30に高田馬場のBIGBOX前へ集合。
 雨が降っていたので一瞬よく分からなかったけれども、よくよく見てみると知っていた顔がいっぱいあった。今回気錬会からの参加者は22人。前回の3倍以上。
 なので早稲田の人々と合同で大型バスで尾瀬まで向かうことにする。
 行きのバスの中で、早稲田OBのK浦さんからアメリカのITベンチャー企業のものすごい話を聞いてしまう。数年前のITバブルの最中には、仕事もせずにずっと自分の会社の株価をチェックしつづける人がいたりしたらしい。また、潰れそうなITベンチャーを見つけては入社して倒産した時に多額の退職金を貰うということを繰り返して、退職金だけで一財産を築いたという人も多くいるらしい。
 ITベンチャーの経営陣の中には、詐欺師みたいな人もいっぱいいたらしい。
 凄いなあ。どうかしているよなあ。おかしいよなあ。地に足がついてないよなあ。とも思うのだけど、活気のある時期に活気のある場所で働くというのは恐ろしく楽しそうだと思う。
 不況、というのはやはりそれ自体がつまらない。
 途中で立ち寄ったコンビニで昼食を調達した後、バスは峠の山道をくるくる登る。
 そして11:30くらいに宿に到着。台風がやってきているため道がものすごく空いていたため
 午後のお稽古が始まるまで特にすることもないので、お部屋でぼーっとしたり早めに道場に行って足捌きをしたりする。 
 午後からのお稽古は、四方切りや諸手取りの呼吸投げといった基本技を中心にいろいろと行う。
 最近ずっと体を動かすことが少なかったので、お稽古をするのが純粋に楽しい。
 そして、夜にちょうど台風が通過するということだったので、予定を早めてお稽古のすぐ後に倍音声明を行う。参加人数は多いのだけれど、道場が広くて音が反響するような作りになっていないのでこの前の夏合宿の時と比較するとあんまり倍音が響かない。
 でも、30分くらい続けているとだんだん鈴の音を振るような倍音が徐々に聞こえてきた。
 わたくしは今まで「24時間耐久カラオケ」などもやったりしているので、1時間くらいなら声をずっと出しつづけていてもあまり喉を傷めるという事がない。(というか長時間カラオケをやり続けているうちにだんだん喉を傷めずに声を出しつづける方法が自然と身についたかも。)けれど、声を出しつづけていると丹田のあたりが熱を持ってものすごく汗をかいてしまった。
 倍音声明の後は、夕食をとってお風呂に入ってそれからNHKで台風情報を見る。
 群馬県は大丈夫そうだけれど、静岡と神奈川と東京は台風が直撃したらしく池袋駅の地下街の天井から大量の水が溢れ出ている映像が流れていた。
 東京にいなくて良かった、とちょっとだけほっとした。

2004年10月31日

鯖、ビヤン

10月27日

いろんなことがあったので箇条書きで。

・「悔いのない人生を送ればいい」とは簡単には言えるけれども、でもどちらの方向に向かって歩いていけばよいのかは君にしか分からないことだったりする。わたくしは外野から見ているから「働けばいいんじゃないの???」とか「発動できるうちにコネクションを最大限に発動すればいいんじゃないの???」とか思うのだけど、傷を克服して立ち上がって歩いていくのは君の役目であり、君にしかできないことだったりする。でも、だからこそ今度こそは後悔しない選択をしてほしいと思う。だって今やっていることは少なくとも昔やりたいと思っていたこととは違っているわけなのでしょう???
・「一応どんな人間であっても日本国民の安全を保障するのが国家の役目」ではあるけれども、今回のイラク人質っていうのはどうよ???と思う。っていうかこんな時期にイラクへ旅行へ行くなよとわたくしは思うのだけど。台風もあったし地震もあったし、ということでスルーされてしまいそうで心配。
・お部屋の内部のエントロピーの値が限りなく極大値に近づいていたので、ちょっとだけ整理をする。そういえば誕生日祝いにあげたけれど返品されてきたごるちぇのお財布の扱いはどうしよう。まりりんたんは「堺さんのお誕生日に事務所に送ればいいんじゃないかしら」と言っていたんだけど、箱を勢いに任せて捨ててしまっているんですね。自分で使うしかないのかな。
・ところで最近体調が異様に悪くて困る。
・それとここにはあえて書かないけれども、そろそろ貴様らはいい加減にした方がいいと思うな。

10月25日

 お仕事が終わった後「他者と死者」を買いに池袋のジュンク堂へ。
 「他者と死者」は池袋ジュンク堂の1Fの新刊コーナーに平積みして置いてあった。
 端末で検索してみたところ残りの在庫があと62冊との事。
 本を探す、という時にはやはり池袋ジュンク堂か渋谷ブックファーストくらいの規模の書店(かアマゾン)が圧倒的に便利だ。探している本がたいていの場合見つかるというのがいい。

10月23日

 朝起きてお稽古に行き、そのあとにハロウィン仮装用のキラキラした品物を買い揃え、さらにその後に諸般の事情で表参道まで行って本を買いに行き、おうちに帰ってから堺さんと山本耕史の出ている土曜スタジオパークを見て、その後に眠くなったので昼寝。
 2時間ほど寝てたら突如お部屋の床が揺れ出す。
 その後も様子を見ていたら2回ほど震度3くらいの地震が起こる。
 あわててTVをつけてみたら新潟が大変なことになっていた。
 その後も新潟で大き目の余震が発生するたびにお部屋が揺れるのでけっこうドキドキしてしまう。
 東京も地震も発生する可能性が多いから、普段からペットボトルの水やひもを引っ張ることで充電可能なラジオなどを買っておいたほうが良いのかな。地震保険にも入っていた方がいいのかな。 
 しかしネットで「阪神大震災の時に、保険会社にいろいろ理由をつけられてほとんど地震保険は支払われなかった」という文章を見つけた。てことは東京を地震が直撃した時には地震保険を払ってもらえない可能性のほうが高いのかな。不安だ。

10月20日

 今日もまた台風がやってきていて東京を直撃するらしいということなので、大事を取ってお仕事も16:00で終了。
 早めに帰ることにする。

このところずっと作業が「まじかよ」と思うくらい大量にあって、夜中まで帰れなかったことも多かったので少しは休息が取れるかな。
しかしこのところ台風の上陸などが非常に多い。
 上司のおじさんと話していたのだけれど、最近世界に満ちているの「気」が微妙におかしくなっているように感じる。こういうことを書くと、また科学的でない妄想を垂れ流しやがってとか思ってブチ切れてコメント欄にコメントスパムを大量に貼り付ける人が出てきてしまうかもしれないけれど、わたくしたちが発している悪しき思念や瘴気がそろそろ臨界点に達しているからそれが様々な現象を引き起こしているのではないかとふと思ってしまうことがある。
 わたくしたちはあまりにも欲望を肥大させて生きているのではないかな。

10月19日

 「はなまるマーケット」に堺さんが出ていたので、おうちに帰ってきてからその録画テープを見る。
 薬丸裕英が堺さんを紹介する時に思いっきり噛んだが、きっと思わず「堺正章」と言いそうになったんでしょう。間違いないなきっと。
 服は衿と袖口だけ白い太めの白黒ストライプのシャツに黒のボトムで、似合わないとは言わないけれど今回も80年代の小室哲哉か全盛期の小沢健二のような感じじゃないかとか、ドーランの色が濃くないかとか思ったけど、やっぱり格好いい。
 それに、ちょっと前までは「えっどうして???」と思うような髪形をしていた事も多かったけれど
ここ最近はちゃんとしたスタイリストがついているのか、髪形はだいぶ一般の芸能人に近づいてきた。
 まず最初に「今日のおめざ」で堺さん手製の冷や汁が出てくる。
 朝8時にスタジオ入りして、セットの片隅で野菜を切ったりいりこをすり潰したりしてつくったものらしい。いいなあ。こういう人がお家にいてくれてご飯を作ってくれたりその他の家事をしてくれてたりしたらすごく幸せなんだろうなあと思う。
 この後に写真を見ながらトークを行うコーナーに移る。
 まず大隈講堂の写真を見ながら早稲田劇研時代に大隈講堂前で練習していた話をして、その後に貧乏時代に、デリバリー寿司のちらしを切り抜いて、その切り抜いた寿司ネタで「絶対ビッグになってやる」という文字をお部屋の壁一面に貼って作ったという話をする。一見すると大人しそうなのに変なことをする人だ。
 そして貧乏時代に関連した話として、お金のなかった時にそこらへんに生えていたたんぽぽの葉を食べていた話が出る。これはさすがにびっくりした。 でも本人は「でも、湯がいてアク抜きをしておひたしにしてみたら、けっこう乙なものが出来上がりましたよ。。。」と別に変なことでもないかのように話していた。凄いな。
 この後は「趣味がコケ栽培にコケ鑑賞」の話をしたり、視聴者からファクシミリで送られてきた質問に答えたり来月出演するお芝居の話をしたりする。コケの話や、免許を持っていないので車を運転できない話、車に乗るとすぐに酔ってしまう話をしているうちにどんどん岡江久美子が引いてしまって、アナウンサーのお姉さんが「そろそろ盛り上がってきましたが。。。」と言った時に実際には薬丸さんも岡江さんもものすごいどん引き状態だったので全員が思いっきり苦笑いをしていた。見ていてちょっと笑った。
 あとそれと一点特に記憶に残っていることとして、視聴者からの「好きな女性のタイプは???」という質問に対して「言葉の美しい人、言葉にその人独特の個性がある人。」と答えていたことがある。
 そうか、言葉の美しい人か。じゃあもう少し気合いを入れて文章の修行をしよう、って思ってしまった。 

10月17日

 今日も14、5時間くらい睡眠をとった後に朝食。
 昨日のサバの刺身の残りをご飯の上に載せてその上から熱湯をかけてお茶漬けにして食べる。
 至福の瞬間。 

10月16日

 このところちゃんと休息を取る機会がなかったので、さすがに疲労がたまってしまった。
 お稽古があることは知っていたけれど、ひたすらに寝る、寝る、寝ることにする。
 14、5時間睡眠をとった後に、お買い物に出かけたら刺身用のサバを売っていたので、買って帰ってきてサバの刺身を作ることにする。
 サバの刺身はものすごくおいしいという話なのだけれど、相当に鮮度の良いサバで作らないとすぐにおなかを壊してしまうらしいし、また相当に鮮度の良いサバを手に入れたとしてもアニキサス(という寄生虫)がサバの体内にいるので取り扱いには非常に気をつけないといけないらしい。
 でもサバの刺身は前々から話を聞いていて一度食べてみたかったのでとりあえず挑戦してみることにした。
 サバを3枚に下ろして全体に塩を振り昆布で挟む。そしてその後冷凍庫で一時間ほど寝かして身を締めた後にしょうゆとみりんとすりごまを混ぜた漬け汁に40分漬け込んでできあがり。
 大量の薬味と温かいご飯を用意して食べてみたのだけど、口に入れると思わず「あははははー」と笑いが込み上げてくるくらいに、おいしい。
おいしい食べ物、っていうのはいい。それだけでしばらく幸福な気分になれる。
 
 

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