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今週も新撰組!

9月27日

 糸井重里がラジオ番組「チャノミバ」で堺雅人さんをゲストに呼んで2時間トークを行った時でさえも「激しくうらやましい。こういう時にメディアを握っている人間はずるい。」などとグダグダグダグダ考えていたのに、ほぼ日刊イトイ新聞で堺さんと一緒に京都旅行に行っていて、その模様を携帯電話のメールと写真でライブ中継してネット上に載せている(これ→http://www.1101.com/2004_TV_taiga_kyoto/index.html)と知った時には「激しくうらやましすぎる。3か月だけでもよいから糸井重里と立場を替わりたい。自分が出版社とかそれに近いところで仕事をしていればいいのに。そうすれば『取材』という名目で堺さんと会えたりするのに」と思うようになってしまった。
 「新選組!」関連のウェブサイトを見てばかりいて日常の生活に支障をきたしているので、いい加減少しはセーブしておこうと脳内では思っているけれども、まだまだ「新選組!」に激しく傾倒する日々は終わりそうもない。
 そういえば今週はあの「9月30日二本松トークショー」があるんだった。当日は台風らしいのだけど、それでも雨具を持ってきて徹夜で並ぶと言っているお姉さんをネット上で何人か見かけた。凄いなあ。 

9月25日

 生理痛のため全く動くことができない。
 お稽古に行かなくてはなあ、とかそういえば内田先生が朝日カルチャーセンターで講演をしているんだったなあ、とか思ったけれど結局おうちから一歩も出ることなく1日に18時間くらい寝てしまった。

「新選組!」第38回「ある隊士の切腹」は、ここ2、3回があんまりおもしろくなかったので期待して見なかったけれども予想に反して面白かった。河合さんがあまりにもかわいそうで。
 でも三谷幸喜は大河ドラマのような長編よりも、閉じられた空間を舞台にする短編の劇の方により才能を発揮することを改めて確認させられたような気もする。

9月24日

 旅行の疲れで仕事は全くはかどらず。
 でもこういうときに限ってやるべき仕事があって、思い切り残業しなくてはいけないということが鬱。
 ふー。 

9月23日

 会津藩公行列の、鶴ヶ城の出陣式で良い場所を確保するために朝の5:30に起きて支度をする。わたくしは普通の服に着替えたけれどまりりんさまは服の上にわたくしが貸した柔道着と袴を着込む。わたくし的には袴の名前を他人に見られると非常に恥ずかしかったりするのでその上からだんだらを羽織ってほしいなあと激しく思った。
 準備が予定していたよりも早く終わったので朝食の前にチェックアウトを済ませ、東山温泉の周囲を一回り散歩する。東山温泉の街並みは、昭和40年代くらいで時間が止まったような感じの街並みで、けっこう良い感じである。温泉宿の間を川が流れていたり、怪しげなストリップ小屋があったりするのが「火曜サスペンス劇場」か何かの舞台っぽくて良い。
 最大限の速さで朝食を取った後、7:20にタクシーで鶴ヶ城まで出かける。
 わたくしたちが鶴ヶ城の本丸内にある出陣式会場に到着した時には、まだそんなに並んでいる人というのはいなかったけれども、「東京湾景」のあらすじをまりりんさまに話してもらって暇つぶしをしているうちにどんどん見物人が増えていき、午前9:00前後には身動きが取れないほど人が集まってしまっていた。そういう中でどこかのプレスの人が見物人を強引にかき分けて記者席のほうに行こうとしていたので、そのお兄さんの持っていた三脚がまりりんさまの頭にぶつかった。かなりむかついた。
 わたくしはものすごくトイレに行きたかったのだけれども、一度自分のいる場所を離れてしまったら二度と戻ってこられなさそうだったので、気合いで我慢することにする。
 予定を15分ほど過ぎた9:30頃に会津藩公行列の出陣式が開始。
 白虎隊や新選組の衣装を纏った人々や薙刀を持ったお姉さんの行列が次々と登場する。そして、行列に参加する人が一通り揃った後でステージ脇から、浅葱色のだんだらを着た山本耕史と照英と熊面鯉が登場する。
 やはりこの3人が登場すると見物人のボルテージが一気に上がる。何とかして山本耕史の写真を取ろうとするお姉さま方がものすごく前のほうに詰めてきたり思い切り押したりしているので大変だった。
 わたくしたちは「新選組!」に出演している3人に一番距離的に近い席に場所を取っていたのだけれども、それでもテレビ局の人々がカメラを回している後ろの場所だったのでまりりんさまのカメラで写真を取ったけれどもちょっと小さめにしか写らなかった。
 この後、お城を出て次に「新選組!」に出演している3人が挨拶を行うポイントへと急ぐ。でもものすごく人で溢れていて、さらに行列の人の妨げにならないようにあちこちを通行止めにしているのでなかなかお城の外に出ることが出来ない。
 でも何とかしてお城の外に出る。
 最初に行列の人々イベントを行うポイントに直行しようと思ったけれど、かなり見物人でごった返していて無理そうだったのであきらめる。でもちょっと歩いているとちょうど狭い路地から大通りをでてくるところで、行列の人々が間近で見られる場所があったので、そこで「新選組!」に出演している3人が通過するのを待つことにする。15分ほど待っていると山本耕史と照英と熊面鯉が何か山車のようなものに乗って登場。ちょうど狭い路地の角のところに場所をとって待っていたので推定2mくらいの超至近距離で山本耕史を見ることができた。
 日焼け防止のためか相当ドーランを厚塗りしていて透き通るように白い首の色と顔の色が違ってしまっていたけれども、それでも格好いい物は格好いい。眉も相当濃く書いていたように見えた。でもものすごく格好いい。
 まりりんさまが「歳さまは傾国の美男子♪あれほどかっこよければ人々を意のままに操ることもできるって感じよね♪」といっていたけれどそれもあながちオーバーな表現ではなさそうだ。
 まりりんさまのカメラでズームを最大限にして3枚ほど写真を撮る。
 1枚超絶アップ&カメラ目線の写真が撮れた。この写真がちゃんと撮れていればものすごいことになるのだけど、ちゃんと撮れているのだろうか???
 この後マクドナルドで軽く昼食を取ってからさらに2か所で行列を見ることにする。
 この日自分たちが歩いた距離を測ってみたら4kmあった。疲れた。
 後で聞いた話では、(どういう数え方をしているのかはわからないけれど)会津藩公行列の人出は例年15万人のところ31万人もあったらしい。道理でえらいこと混雑していたわけだなあ、と思った。
 行列を見物した後は、特に他の場所を観光はせずにお土産などなどを買って東京に帰ることにする。帰りの電車の中で暇つぶしに「冬のソナタ」のあらすじをわたくしが語っていたら、ちょっと詰まってしまった時に電車の向かいの席に座っていた女性の方がフォローして「冬のソナタ」のあらすじの続きを話してくれたのでちょっとびっくりしてしまった。そんなにわたくしたちが話していた声が大きかったのかな。

9月22日

 今日と明日は会津旅行。
 お仕事は午前中に終わらせて12:30に東京駅に向かう。どきどきどき。
ホームでまりりんさまと待ち合わせて新幹線に乗り込む。お弁当を食べながら「新選組!」と会津関連のいろいろな話をする。
 そう言えばわたくしは戊辰戦争のあれこれについてきちんと調べていなかった。
 「大鳥圭介」が何者か、ということについてもこの電車の中でまりりんさまに聞いて初めてわかった。箱館戦争で土方歳三と一緒に戦った人だったんですね。
 買ってきたお弁当を食べたり会津関連のお話をしているうちに新幹線が郡山に到着する。
 そこからは快速に乗り換えて会津若松に向かう。電車の風景はいきなりのどかな感じになったので「ああ遠くまで来たんだな」と強く感じる。
 土方歳三役を演じている時の山本耕史と、普段の状態の山本耕史はどうしてあそこまで美貌の程度に差が出てくるのかということを話しているうちに会津若松駅に到着する。
 会津若松駅に到着したときには既に16:30になっていたけれども、そこから会津武家屋敷を見学して、それから宿に向かうことにする。
 会津武家屋敷は、「姿三四郎」のモデルにもなった西郷四郎の養父西郷頼母の屋敷を移築した物で、「新選組!」のロケもここで行われたらしい。
 さらに、会津武家屋敷の係員のおじさんから、7月28日のトークショーの際に堺雅人さんがここを見学にきたという話を聞いて、「うわー。うらやましいー。」と思う。
今更言っても仕様がないことだけれども、本当は9月30日の二本松トークショーに激しく行きたかった。
 あと、会津武家屋敷には「新選組資料館」というのもあって、松平容保公が孝明天皇から頂いたという和歌と手紙(のコピー?)と土方歳三が義兄あてに送った「花街の女の人にモテてモテて困る」と書いた手紙があったのでその内容をじっくりと見てきた。
書体が行書なので内容は全部はわからなかったけれども、「婦人」と大きく書かれた後に「祇園」とか「明神」とかそれらしい文字がいくつか並んでいた。この「モテてモテて困る」と書いた手紙を土方歳三が書いたときには、壬生浪士組から新選組と改称して間もない頃だったけれども、それでも遊郭に顔パスで入ることが出来たらしい。凄い。
 会津武家屋敷の閉館は本来17:00なのだけれども、結局18:30くらいまで長居してしまった。
 この後、宿の東山温泉まで歩いていったのだけど、途中の分かれ道で間違った道を選んでしまい、人が上るにしてはものすごく急な坂を上ってしまったのでまりりんさまを激しく疲弊させてしまった。すみませぬ。
 このあとご飯を食べて「トリビアの泉」を見た後お風呂に入る。
 ご飯はけっこうおいしかった。でも激しく量が多かったかも。
せっかく温泉にきたのだから、温泉にはもう少し長く浸かっていたかったけれども、一日の疲れが出てきて眠くなってしまった。明日は早いので早めに寝ることにした。

 

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2004年09月29日 22:51に投稿されたエントリーのページです。

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