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2004年08月 アーカイブ

2004年08月03日

阿鼻叫喚時代

7月31日

 今日はちゃんとお稽古に間に合うように早起きしようと思っていたのだけれども、いろいろとバタバタしているうちに時間がかかってしまい、駒場に着いてみたら呼吸法に間に合わなかった。
 ちょっと鬱。
 しかも急いでいたら今日渡そうと思っていたものを家に置いてきてしまった。
 さらに鬱のレベルが上がる。
 そして1時間ほどお稽古した後、今日は月例演武会なので練習不足なのに現役生のみなさまの前で演武をしなくてはいけないということを知った。(しかも直前に組み分けをしたらメンツが凄まじい方に入ってしまった。)
 鬱の泥沼に落ち込んでしまう。
 一応練習不足が露呈しないように演武したけれども、あまり今日のビデオを見たくないような気がする。
 練習の後に渋谷ブックファーストで最近近鉄バッファローズの買収に名乗りを挙げた堀江貴文氏の著書「100億稼ぐ仕事術」を買って、その後ドンキホーテと東急ハンズとロフトで花火セットを見て回る。ドンキホーテと東急ハンズにはかなり大量に花火が売ってあったので買うのは来週でも大丈夫かなあ。
 「100億稼ぐ仕事術」のレビューはちょっと時間がないのでまた明日にでも。
 
7月30日

 この2週間くらい仕事が忙しかったので日記を書く暇があまりなかった。
 この日記は一応「日記」とは名乗っているけれども、本当はある程度まとまった時間があるときにまとめ書きをしているので仕事が忙しくて帰るのが夜9時過ぎになっていたり休日に疲れが出てぼーっとしていたりすると文章が書けないのできちんと1週間に1回の頻度で更新できなくなってしまう。
 ずっと更新できないでいると旧ページの掲示版にいろいろと書き込みが増えてくるので文章を書かないでいる自分のことを後ろめたく思えてくる。
 でも仕事のほうも大きな山を1つ越えたことだしこれからはちゃんと日記を書いていこうと思う。普通の勤め人の人に比べれば時間的には余裕があるのだし。 

7月28日

 今日もお仕事を一時抜け出して歯の治療。
 今年の夏はどうやら仕事と9本ある歯の治療(と哲学)に明け暮れそうだ。
 ちょっと悲しいかも。
 虫歯が見た目よりも進行していたらしく、40分くらいかけてひたすら削りその後丁寧に仕上げをする。
 家に帰ってから治療箇所の仕上がり具合を確認すると神レベルで全くそこが虫歯だった痕跡が残っていなかったのでちょっと感動した。
 これからはきちんと丁寧に歯みがきしなければいけない。

7月27日

 中島らもが脳挫傷により死去。って聞いてびっくり。
 先日のニュースで「階段から落ちて重傷」と聞いたときには窪塚洋介よりははるかに軽傷のような印象だったのに。
 わたくしは高校の時の部活の友達が持っていたのを借りて読んでおもしろかったので「僕に踏まれた街と僕が踏まれた街」を持っていたのだけれども、底抜けの明るさと底なしの鬱の暗さが奇妙に同居した文章だった。
 この人もきっとひどい躁鬱病を患っていたのだろう。  
 中島らもはお笑い系の文章に天才的な才能があったのだけれど「僕に踏まれた街と僕が踏まれた街」の中には、鬱状態の時に仕事でギャグ系の文章を書かなくてはいけないときにお酒を飲んで無理やりほがらかな気分を作り出して文章を書いていたという。そしてそういうことの積み重ねによってアルコール中毒が悪化していったという。
 こういう結果になると才能があったことが果たして幸福だったのかどうかがわからなくなってくる。小耳にはさんだ話では「今夜、すべてのバーで」で吉川英治文学賞を獲得し、直木賞に2回ノミネートされたあたりからアルコール中毒は悪化し、大麻にまで手を出すことになってしまったという。「今度は直木賞」という周囲からの期待が重荷になっていた、ということなのだろうか。
 とりあえず向こう側の世界で心置きなく休息を取ってほしいと思う。

7月26日

 おめでとう、自分。
 とはいっても今日は夜の9時近くまでずっと仕事。 
 
7月25日

 疲労が蓄積しているので寝たり起きたり水風呂に浸かったりして一日を過ごす。
 腰周りのあたりと太ももの近辺に大量のセルライトが付着しているので何とかしてこれを落としたいなあとは切実に願っているのだけれども、落ちない。
 最近ジーンズのウエストの部分が妙にきつきつになっているので細くしないといけないのになあ。

7月24日

 今月はちょっと金遣いが荒かったらしい。
 通帳の残高から判断すると、普段の月より1万円くらい余分に使ってしまっている。
 蟹のせいなのか???それとも本をいろいろと買いすぎたせいなのだろうか。
 まあこんなことをうだうだ書き連ねていても天から100万円が降ってくるわけでもないし、きちんと真っ当に働いて節約することにしよう。
 でも自分の自由に使用できるお金がもっといろいろ本を買いたい。

7月22日

 時々物事は人々のルサンマチンによって駆動されているのではないかと思うことがある。きのうの日付で書いた「大学」のことについて考えてみると、日本国内に戦後あれだけ大量の大学が設立されたのも、自分は経済的な理由で大学に行けなかったので子供には何とかして大学を出てもらいたいと渇望したおじさんが大量に存在したからではないかと思う。
 同じようなことが、ある世代の女性が自分の娘に一斉にピアノを習わせたことにも言えると思う。昭和のある時代までピアノを習っていることは「お嬢様」の象徴だったけれども、自分が子供のときにピアノを習いたかった女の人が自分が母親になって経済的に余裕ができたときに子供にピアノを習わせることで自分の欲望を充足させたようにも思える。人が持つ欲望や妬み・叶わなかった願いなどはその存在を定量的に測定することはできないけれども、何か人々の特別な行動を引き起こす・何かに対してお金を使うという形でその欲望は後々に噴出していることも時々あるのではないだろうか。
 そして現在、ある程度地位を得た老人たちが若者をずっと搾取し続ける中でどのような恨みや妬みが人の心に蓄積し、近い未来にどのような現象となって人の住む社会
を揺るがしていくのだろうか???
 ちょっと気分がダークになったときにこんな事をふと考えた。

7月21日

 今日もものすごく暑いので思考力がまともに働かない。
 というか頭がぼーっとして眠い。
 でも、お仕事がけっこう残っているのでちゃんとやらなくてはと思う。
 
そう言えば、先週末があまりにも暑かったのでつい書き忘れてしまったけれど、以下のような記事を見つけたので貼り付けておきます。
《↓以下コピペ開始》

少子化に伴って大学・短大の志願者数が入学者数と一致する「大学全入時代」の到来時期について、文部科学省は「2009年度」としてきた従来の試算を修正し、2年早い「2007年度」になるとの見通しを、23日、中央教育審議会の大学分科会に提出した。
 進学率が頭打ちとなる一方で、私立大を中心に定員増加が続いているため。
 実際には、人気校に志願者が集中するので「全員入学」とはならないが、不人気な大学の定員確保は一層困難になることが予想され、経営難に陥る大学が続出しそうだ。
 「大学全入」の試算は、1997年に旧文部省が当時の大学審議会に提出し、注目された。少子化は進行するものの、進学率が上昇するとの予測から、2009年度に志願者数と入学者数が70万7000人で同数になると見込んでいた。
 ところが、大学・短大進学率は1999、2000年度の49・1%をピークに伸び悩み、97年試算で前提としていた2006年度の「現役志願率(全高校卒業生のうちの大学や短大の志願者の比率)60%突破」が成り立たなくなった。
 一方で、私立大は定員を増やし続け、89年に約29万人だった私立大(4年制)の入学定員は、昨年度は約42万人にまで増えている。少子化に合わせた定員削減も鈍く、株式会社による大学経営参入など、かつて予測しえなかった事態も起きている。
 2003年度には大学・短大の全志願者は85万4000人で、入学者は71万8000人だった。
 こうした状況を勘案して、文科省が新たに試算し直したところ、2007年度の現役志願率は57・5%で、志願者は65万4000人。これに、同年度に見込まれる浪人生を加えると、全志願者は69万9000人で、この年度の入学者とまったく同数になるという結果が出た。(一部略)
《↑以上コピペ終了》
(ソース→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040723-00000004-yom-soci)
 2007年度と言えば、あと3年しかないではないかと思うとちょっとびっくり。
 さらにどうせ不況による進学率の低下などで文部科学省の見通し以上に事態は悪化するのだろうからあと1、2年で大学を取り巻く状況というのはもう言葉では表せないくらいにとんでもないことになってしまうと予測されるわけだ。
 この辺りの問題では「大学の淘汰」ということがまず議論されているのだけれど、それと連動して「浪人の数の劇的な減少とそれによる予備校の淘汰」とか「研究者の就職先の超絶的な減少」という事態も発生しているわけで当事者にとってはそれこそ阿鼻叫喚の地獄がすぐそこまで近づいているのだろうと思われる。
 でもわたくしは眠くてこれ以上物を考えるのがいやになったので寝ることにする。

2004年08月16日

Qちゃん反省の日々

8月14日

 今週も結局ずっと仕事だけで終わってしまった。
 最近の日記はこんなことしか書けなくて悲しい。
 8daysのお稽古が終わってから夏合宿までずっとお稽古は自主稽古なのかなと思っていたけど8月の予定表をよく見ていたら今日練習があったのでとりあえず駒場に行く。
 ものすごく久しぶりにちゃんと朝起きられたのでうれしい。
 呼吸法を行うと、最近自分がちゃんと息を吸えてなかったことに気づく。
 今日はやはりお盆で帰省している人が多かったせいか、人が少なめ。
 山京くんが前で諸手取りのいろんな技を行う。
 調子に乗って技をかけていたら途中で激しく体温が上昇してしまったので氷を口の中に入れて冷やす。
 でも、久しぶりにちゃんとお稽古ができたのでちょっとうれしい。
 帰りにあちこちを寄り道する。
 フレッシュネスバーガーに入ってライムソーダを頼んで飲んだとき、ここ2,3か月間ずっと続いていた疲労感がだいぶなくなったような気がした。
 そうか、最近のわたくしに不足していたのはビタミンCだったのか。。。。
 ということで大量のライムとレモンを買って帰る。
これで少しは体調がマシになるのだろうか。
補足:別にわたくしが気にすることではないのだけれども、つっちーの袴のひざの部分が相当長い間破れたままになっているのがちょっと気になってしまった。とはいっても別にわたくしが気にするべきことではないのですけれども。
 
8月13日

 渡辺恒雄が巨人のオーナーを辞任、のニュースにちょっとびっくり。

8月11日

 今までは記録的な猛暑の中黙々と仕事をこなしてきたのだけれど、遂に力尽きる。
 疲労がたまっていたし、日記の文面もほとんど書けないし、ということで今日一日は休みを取って英気を養うことにする。
 しかし最近は業務が忙しいのでろくに思考していない。
 2、3日前に「京王プラザホテルで白人男性2人が全裸で飛び降り自殺」というニュースをネットで見た時も「すげー。いったいどういう事情があったんだろう???」と一瞬思ったけれど、すぐに思考の外に追い出してその後別の作業をしてしまったし、2ちゃんねるで「日本のサラリーマンが一日に平均して会社にいる時間が11時間30分というのは、長いのか短いのか?」というスレッドを発見した時も、「わたくしの個人的な感想としては特に長いとは思えないけれども(実際におとといも夜の9時近くまで仕事をしていたし)、平均の退社時間が19:30くらいということだとプロ野球中継を家で見ることのできるサラリーマンは随分少ないんだろうなあ」などと思ってはみたけれど、その事は日記用のネタとして脳内のバッファに蓄えられることは無かった。
 ろくに思考していないので時間に余裕があっておうちのノートパソコンを前にしてもあまり文章がさくさく出てこないので困る。
 日記を書き始めた頃は、「言語化できないけれどもどうしても言語化しておきたいこと」というのがたくさんあってノートパソコンを開けば怒涛のようにテキストが形成されていったような気がするけれども最近「思うように筆が進まない」と思うことが多くなった。(でも、気のせいなんだろうか。)
 あまり自分では気の利いた文章が思いつかないので、橋本治「上司は思いつきでものを言う」の一節を写経することにします。

 我々は、あきれるべきだったんです。ところが、あきれなかったのです。どうしてあきれなかったのでしょう?
 その一つは、「"あきれた"を意味する声の出し方を知らなかったから」です。どうしてしなかったのかと言うと、「そういう知的に高度な対処法がある」と知らなかったからです。
 それでは、どうして高度な対処法を知らなかったのでしょう?それは、「我々は相手に比べて劣っているから、相手に対して"高度な対処"など出来るはずはない」と思っていたからです--もちろん、これは第二次世界大戦後の話ですが。(橋本治「上司は思いつきでものを言う」p212,l5-l11

   
 橋本治はこの文章を「貿易交渉で無理難題を言ってくる西欧諸国とそれに向かって『NO』とはっきり言えないしうまくはぐらかすこともできなくて諸外国の言い分を受け入れてしまう日本」を念頭において書いているけれども、これはもっといろいろな場面で当てはまるのではないかと思う。例えば、今回ものすごく議論が沸騰したアジアカップでの中国サポーターの行動についても、「上手にあきれる」ということが有効になってくるのではないかとわたくし的には思ったりしたのだった。

8月8日

 昨日心配していた通りやっぱり朝起きることができない。
 ので、結局今年は8daysのお稽古にほとんど出席することなく終わってしまった。
 練習不足だよなあ。
 最近呼吸法を道場でやっていないしなあ。(おうちでは一応やっているけれども) 昨日まりりんちゃんに「最近ひ弱になったのでは???」と言われたのだけど、そんな感じもしてきた。暑いからなのか???  
 このところ最近暑いのか余裕がないのか疲れているのかは知らないけれどあまり文章を書く気にはなれない。漫然とネットを見てぼんやりしていることが多い。
 そういえばここ1か月くらいネットにつないでいる時間がやたらに増えたような。
 ぼーっとしているとインプットをするばかりで何かをアウトプットしていこうとする気力が無くなってきて困る。
 で、ここまでの文とは関係ないのですが、以下は遠くの星の下で旅を続けているとあるお兄さんに向けての手紙みたいな物ですので、関係のない人は飛ばしてください。個人的なメッセージですので内容についての問い合わせ等は受け付けません。ご了承ください。

【最近日記を書かないでいるのは、別に外部からの悪意ある圧力に屈したのではなくただ単に最近の怠惰な生活の表出にしか過ぎません。暑いとか疲れたとか、そのような些細な理由でただ何となく文章を書くことなく毎日を過ごしている。それだけのことです。仕事のほうで時間的に拘束されていたり余分なことに脳の働きを使うことが許されない状況がそれに対してさらに拍車をかけています。平凡な勤め人には物を思考しそれを人が理解できる形にするための時間があまりないのです。悲しいことですが。
 ここ最近の状態を遠巻きにしながらぼんやりと眺めていても私には「またか」としか思えないのですが君の目にはどのように映っているのでしょうか???悪意の旋律は大勢の人間によって奏でられるポリフォニーの様相を成していてもじっと耳を済まして聞けばその音色は僅かな差異がお互いに響きあうハーモニーとして存在するのではなく、同種の楽器によって同一のメロディーが奏でられているユニゾンであることに気づくとと思います。そしてその旋律は君と私にとって非常に聞き覚えのある音楽なのではないかと私には推測されるのです。まあこれは鬱病患者の耳にしか聞こえない空耳のようなものだ、と反論されれば否定することはできませんが。
 私は激しく人を憎み、何十年かかってもいつか自分の受けた傷を相手にも必ずつけてみせることを人生の動力源の一部として生きてきたのですが、一連の出来事を通じて私が仮想的としてきた人物はもしかしたら「敵」と仮定するのにさえも値しないのかもしれないということにつきました。私が作成した計画をわざわざ発動しなくても、京都大学文学部近辺や某国立大学の社会情報学研究所近辺などにその都度事実として起こっている事を流していけばわざわざ手を汚すことがなく勝手に消滅していくしかない。そういう認識に至ったのです。そして私は真っ当な生命への志向のみを人生の動力源にしようと思い直しました。
 日常の瑣末な仕事が積み重なっていると、目の前を大変なことが通り過ぎていたとしてもただひたすら瑣末な仕事を処理することに追われて大変なことの「大変さ」というものを理解することなくただ何となくやり過ごしてしまっているのですが、ただ一つ気になっているのは鬱病を悪化させてせて入院するに至ったというK島さんのことです。
 私は何とか廃人になる一歩手前で引き返すことができましたが、最近ふっと「そういえばK島さんはどうしているんだろう」と思うことが多くなりました。そして、どうして自分の生徒に重大な精神的な傷を負わせた人間が他人の些細な記述に対して、「この人、大学教授なんだ?世も末だね。(?)」と嘲笑できるのでしょうか。そのことが、私には不思議でなりません。
 まあ上記の文章はは最初に言った通り、あくまで私の妄想の作成物にしか過ぎません。私の友人の言う通りあのテクスチャーは不特定多数のDQNによって織り成されたと思っていたほうが精神的健康に良さそうなのでそう思うことにします。しかし私の精神の中枢の深部で掻き鳴らされる不穏な響きの不協和音は、どうしても、消すことができないのです。
 長くなりました。東京ではずっと何かに取り憑かれたような暑さが続いています。これは何か予測のつかないような現象の起こる前触れなのかそれとも何でもないのか。。。未来から現在という過去の時間を振り返って見ている人にしかこの答えはわかりませんね。それではまた。】
 
8月7日

 8daysの5日目(のはず。)

当初の予定としては6時に起きてチャプチェを作り、7時15分に家を出てちゃんと最初から最後までお稽古に出て、その後に花火と小玉すいかを買ってきて、15:00に駒場東大前の改札口で待ち合わせるはずだったけれども、朝起きた時には既に8:30を過ぎていた。
 しょうがないのでチャプチェを作るのはあきらめて急いで家を出る。
 急いで家を出たけれど、駒場に着いたのは10時。激しく鬱。
 2時間ほど後ろ両手取りの技をいろいろ行う。(確か後ろ両手取りだったはず)
 最近お稽古不足だったので身体が思うように動かない。
 そして当然のことだけれども暑いので身体から大量の水分が絞り取られていく。
 お稽古が終わった後、ドンキホーテで「手持ち花火300本セット」を買い、西武百貨店の地下1階で小玉すいかを買う。途中でマクドナルドでコーラのLサイズを頼む。
 飲んだらさらに夏バテが加速したような。。。
 その後、1時間ほど時間が空いたので、用も無いけど井の頭線を渋谷から吉祥寺まで往復してその後待ち合わせ場所まで行く。
 3時にまりりんさまとまーべらすさまと待ち合わせして、その後買出しへ。
 まーべらすさまからお誕生日プレゼントのCDプレイヤーを頂く。Thanksです☆
 お弁当や飲み物などを買う。
 しかしわたくしは午前中にお稽古をしたせいか激しく喉が渇いて仕方が無かったのでポカリスエットの1.5リットルをほとんど一人で飲み切ってそのままテーブルに突っ伏してしまう。
 その後ビールで乾杯して、その後酒のカクヤスで注文したウオッカなどを飲んだくれていたら通常より酔いが速く回ってきたらしく頭がぐるぐるしてしまった。「新撰組!」の話やスーフリ事件のマスコミには出てこない情報などについて話していたような気はするけど、詳しいことは忘れてしまった。(M本さんとステキマンさんとM川くんが途中から参加したのは覚えているのですが。)
 とりあえず、隣ですいか割りをやっていた家族の人がすいかをおすそ分けして下さったのはうれしかったのですがわたくしの買ってきた小玉すいかが食べられることが無かったのがちょっと悲しかったのです。それだけ。  

8月4日

 昔あるお兄さんが「セロリとパクチーが食べられない」というような事をどこかから聞いて、「まあ何てお子さまなのでしょう」と思っていた。
 でも、半年前の「ものを燃やす会」の後に焼き肉を食べに行った時、わたくしがおなかの具合を悪くしてしまってトイレに行って自分の席に戻った後に、キムチ盛り合わせの皿のうちセロリのキムチだけが残してあったのがわたくしの席の前に置かれていたので、「どうしてみんなセロリのキムチ食べないの???」と聞いたらその場にいた全員が「だってセロリ嫌いなんだもん」と答え、さらにその後の会話で私以外の全員はパクチーも食べられないことが判明した。
 そういう会話を聞いて、わたくしは「ああしまった。ちゃんとした統計を取ったわけではないけれどももしかしたら日本人の半数以上はセロリとパクチーが食べられないのかもしれない」と思って、あるお兄さんのことをお子さまだと思ったことをちょっと反省した。
 ・・・・・・前置きがずいぶん長くなってしまった。
 しかし、このように多くの人々から嫌われているパクチーでも、暑くて湿気のある時にはなぜか身体が欲してしまう場合がある。
 最近夏バテ気味だったので、今日は西安刀削麺に行って唐辛子とパクチーがこれでもかこれでもかと上からかかっている麺を頼んで食べる。
 確かにパクチーは一般的においしいというような味ではない。前にステキマンさんが「僕はこれを『マズ草』と呼んで必ずよけるようにしている」というのもうなずける。
 しかし、パクチーを噛みしめるとささやかなな清涼感が口の中に広がり夏バテ気味だった体が少しだけ軽くなる。これもまた事実。

8月1日

 今日は8daysのお稽古の1日目だということは重々承知していましたが身体の具合が悪すぎて起き上がれませんでした。申し訳ありません。
 でも大量の水分を取って一日中横になっていたら大分身体の中から良くないものが抜けていったような気がする。
 とりあえず痩せたい。足のむくみもとりたい。
 昨日書き忘れたライブドア堀江社長の書いた「100億稼ぐ仕事術」の感想を書いておくと、書いてある内容自体は至って普通だった。でもこの「至って普通の内容」を実際の現場で実行するというのが難しいだろうと思われる。(日本のほとんどの会社では高い給料を貰っていたり多額の経費を使っているくせにほとんど会社に利益をもたらしていない人に向かって『あなたは会社に損害を与えてるので給料減らします!!!』ということができなかったりする。恐ろしい話ですが。)ライブドアが成長した要因としては、ITバブルの波にうまく乗って途中で波にさらわれなかったという以外にも、通常発生するコストを極力抑えていったということもあるのだろう。(これからどうなるかはわかりませんが)
 記憶に残ったことを書いておくと「僕は通常8時間睡眠をとるようにしている。徹夜はしない」ということと「普段仕事で使用しているソフトはメール送受信のためのソフトとブラウザである。ワードやエクセルのようなソフトは時として資料を作成すること自体が目的となってしまい時間の無駄になる」ということ。この2点についてはちょっと納得かもしれない。  

2004年08月28日

大日本ビール党党大会とアテネオリンピックと合宿と私とピーターファンデンホーヘンバント

8月27日

 まーべらすちゃんを強引に誘って切込隊長の主催する「第5回大日本ビール党
党大会」に行ってきた。
 新宿のアルタ前で待ち合わせをして、ロッテリアで軽く腹ごしらえをしてから
会場である新宿ロフトプラスワンまで行く。
 新宿ロフトプラスワンは「サブカルの殿堂」と言われており過去に西原理恵子
やM台S司も出演してトークライブを行ったことがあるらしい。室内の装飾やリ
リー・フランキーの描いた壁の絵が非常に怪しくていい感じを醸し出している。
 そう言えばるんちゃんの働いているお店もこんな感じだったよなあ、というこ
とを思い出した。

お座敷に座ってまったりしていると、突然額に“禿”と大書したお兄さんがシャ
ウトしながら登場する。変な人には耐性があるはずのまーべらすちゃんがあっけ
にとられて固まってしまう。
 その後、オープニングビデオが流れた後に切込隊長が登場。
 実際に見た切込隊長は、わたくしがBLOGを読んで脳内で形成した印象より
も華奢で口数の少ないようなような感じだった。
 最初にビールで乾杯した後、党大会は「"きんたま"氏による映像作品上映会」
→「第1回ご歓談タイム」→「ゲストに山形浩生氏を迎えての質問タイム」→
「第2回ご歓談タイム」→「とっても怪しげなプレゼント抽選会」というような
順番で進行する。
 質問タイムではヤクルトの古田選手の裏事情やK−1の裏事情やUFJの裏事
情が飛び出したり、プレゼントタイムでは隊長と客席の人々が壮絶なおしぼりの
投げ合いを繰り広げてロフトプラスワンのお店の人に静止されたり、(わたくし
も隊長が投げたおしぼりが顔面に当たったので思わず渾身の力を込めて投げ返し
てしまった。)隊長が泥酔して暴れ始めたのでお店の人が2人がかりで羽交い絞
めにして何とか床に押さえつけていたりしたので見ていてものすごく楽しかった
けれど、まーべらすちゃんが地下室に充満するタバコのヤニの臭いに耐えられな
くなってしまったので、質問タイムが始まる直前に帰ってしまった。すみませ
ぬ。強引に誘ってしまって。
 楽しかったけど、党大会に参加している人々はお互いに知り合いのような感じ
でもあるので一人でいるとちょっと辛かった部分もある。
 でもまた誰かを強引に誘って行きたいなあ。
 
8月25日

 長嶋ジャパンがどうしてオーストラリアに連敗したのか少しだけ疑問に思う。
 中畑ヘッドコーチは「全力を尽くしたけれど負けてしまった」というように
言っていたけれど何か他に原因があるのではないか???と思う。
 何か向こう側に決定的な弱点をつかまれていたとか。
 オーストラリアチームは予選の最終試合でわざとカナダに負けて、準決勝で日
本と当たるようにしたとも聞いているし、「何かが怪しい」とも思うのだけど、
このあたりがどうしてもわたくしには解せない。でも解せないけれどしょうがな
いか。
 今回のオリンピックでは、日本選手団は「今まではいったいなんだったのだろ
うか???」と思うほどの驚異的な活躍を見せて、金メダルの獲得数も15個に
まで達しているのだけれども、井上康生選手や浜口京子選手や長嶋ジャパンな
ど、アテネオリンピックが始まる前の報道では金メダルが絶対確実と思われてい
た人(またはチーム)が金メダルを逃しているというのはなんでだろう???と
思う。   

8月23日

 おうちでぼーっとしているとNHKで女子マラソンの再放送をやっていたので
見た。
 ぼーっとしながら見ていると25km付近から野口みずき選手がスパートをか
けて、後続のヌデレバ選手に追いつかれそうになりながらもそのまま逃げ切って
しまった。
 凄いなあ。
 今回のマラソンコース(マラトン〜アテネ間)は上り下りの激しい過酷なコー
スらしく、途中で吐いてうずくまってしまう人やリタイヤした人が続出したけれ
ど、やはりこの人も根性の勝利といったところなのだろうか。
 野口選手が金メダルを獲得するまでには、失業保険をもらい元同僚6人で同じ
アパートの部屋に住みながらトレーニングを続けたなどさまざまな苦労があった
と聞いている。
 「先物取引会社の手先」という人もいるのだけれども、それとこれとは関係な
いだろうとも思う。
 やはり一度地獄を見ている人は強い、というよくある結論に落ち着くのだろう
か。   

8月22日

 わたくし的には夏合宿の2日目。
 新潟に行けば少しは涼しくなるのかと思ったけど、やっぱり暑い。
 早朝のお稽古で、呼吸法を一通りやっただけで全身に汗をかいてしまう。
 多田先生が、「丹田を練る呼吸はよくやっておくように。日常の生活を送って
いるといろいろと下らないことが発生する。そういう下らないことに気をとられ
ないようにするためににするために、丹田を練る呼吸を入念に行っておく必要が
ある」というような内容のことを仰られる。
 そういえば最近わたくしはいろいろと下らないことに気を取られ過ぎていた。
 これからは丹田を練る呼吸を入念に行って、自分の集中するべきことに集中す
ることにしよう。
 午前中のお稽古では片手取りの技のあれこれを行う。
 運動すると身体が激しく食料を欲してしまうせいか、カレーライスを2杯分食
べてしまう。
 そして午後からは軽く基本技の練習を一通り行った後、昇級・昇段審査を行
う。
 今回は何故か疲労困憊している人が多く、審査の合間の休憩時間には道場に横
になって倒れていたり壁に立てかけてある杖の袋の束に顔を突っ伏して意識を
失っていたりする人が数多く見られた。
 みんな何かの事情で夜も寝てなかったりするんだろうか。
 本当はちゃんと審査を最後まで見てから帰りたかったのだけれども、電車の時
間の都合があったので多田先生に「途中で帰ります」とご挨拶をして東京へ戻
る。
 皆様お疲れ様でした。そして今回昇級・昇段された方おめでとうございます☆
  
 
8月21日

 夏合宿に行ってきた。
 ネットの検索サイトで合宿所までの行き方をいろいろ検索していたら、新幹線
で越後湯沢まで行くのと鈍行で目的地まで行くのとでは所要時間が1時間ちょっ
としか変わらなかったので(人によっては全然違うと思う人が多いかもしれない
けれど)おうちから鈍行を乗り継いで出かけることにする。
 電車に乗っている途中は英語のブックレットを6冊持って行ってそれをひたす
ら読むことにする。時間があるのでたくさんの量を読むことができた。
 でも電車の中で本ばかり読んでいると頭が痛くなってきた。
 ちょうどお昼頃に到着したので、午後からのお稽古から参加して諸手取りのあ
れこれを行う。
 でもこの1、2か月くらいは練習不足でほとんど合気道をすることが無かった
のでのですぐにバテる。もうすこし足捌きなどをちゃんと練習したほうが良さそ
うだ。 
 そして今日は夕食を取った後、普段は多田先生の講義がある時間に、道場で全
員で円陣を組んで倍音声明を行う。
 倍音というのは。。。ギターの弦を鳴らしたときにちょうど弦の長さの2分の
1または4分の1または8分の1(以下省略)の部分を軽く抑えると、ギターの
弦を鳴らした時に鳴る通常の音よりも1オクターブくらい高い別の音がなるとい
う"あれ"のことだけれども、倍音声明というのは大勢の人間の声で倍音を出すこ
とによってトランス状態や瞑想状態に誘導しようとする行為である。
(あんまり説明になっていないかもしれませんが)
 去年多田塾合宿の時にも倍音声明をやっていたのだけれど、その時と比較する
とものすごく倍音が出ていたように思えた。
 このあとはお風呂に入った後に寝ることにする。

8月15日

 今日は日記上で公に出来ないことをした。(一応犯罪ではありません。)
 雨が降っていたのでけっこう身体が濡れてしまった。
 まあ、当該人物にまで某袋包みがちゃんと届けばよいのですが。
 おうちに帰ってからアテネオリンピック関連のニュースなどを漫然と見る。
 オリンピックが始まる前はあれこれ言われていたけれど、(確か細木和子は絶
対に金メダルは取れないと予言していたように記憶している)谷亮子はやはり凄
い。怪我を克服し、プレッシャーを跳ね返しての金メダル獲得。
 「披露宴での地球型ケーキが限りなく変だ」「普段の言動から推察すると、自
分のことを女子アナ並みにかわいいと思ってはいないだろうか???」「とりあ
えずマンガのYAWARAちゃんとは髪型と柔道が強いこと以外、どこにも共通
点を見出せないのだけど。。。」などなどと思っていたけれど、こういうような
日本中の多くの凡人が発するネガティヴなヴァイブスなどには全く動じない絶対
的な胆力を持っていることが彼女の最大の強さだということに気がついた。
 そういう点はわたくしも見習いたいところではある。(その他視覚的な部分は
当然別なのですが。)
 そして競泳の北島康介も凄い。
 この人もまたアメリカチームからの抗議を完全に無視して金メダル2個を獲得
するなど、非常に強靭な神経と胆力を有しているなあと思った。

特にライバルのブレンダン・ハンセンのことを「ほら、あれ、あれ。名前何だっ
け」とその存在を完全に無視しているところに非常に好感が持てた。 
 電車で「アテネをミテネ!」という女子アナ5人が出ている広告を見たとき、
「誰が見るかい!」と思っていたけれどもこれではアテネからの中継に釘付けに
なりそうだ。

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