わたくし的には合宿の1日目。(でもみんなは3日目。)
K澤さんとまっすーとK谷さんと合流して、電車で九十九里浜まで向かう。
この日はたまたまJR東日本のストライキと重なっていたので、千葉方面の電車の運行本数が半分程度になっていたけれどそれでも十分余裕がある時間に成東駅までたどり着く。
途中で電車待ちをしている間にK谷さんに今年の春合宿のしおりを見せてもらう。最終ページの1つ前に「多田先生名言集」というコーナーがあって、その中に「とらわれない とらわれない」「マイナスの言葉は非常に強力なので、自分にも、人に対しても、決して言ってはいけない」というような、比較的真っ当な言葉に交じって「K野くんは一九会がどういうものか本当に知っているのか!?」という一文を見つけてしまい、これはちょっとかわいそうかも。笑ってはいけないかも。と思いつつも、個人的にはものすごくツボにはまってしまって大笑いしてしまった。(春合宿のしおりには実名で記載されていたのですが、ここに書いてしまうとあまりにもかわいそうなのでいちおう仮名にしておきました。)
成東駅で多田先生とI川さんと合流し、それから旅館の方が出してくださったマイクロバスに乗って宿に向かう。
菜の花が見える道を20分くらいバスに揺られていると、宿の看板が見えてきて、とうとう着いてしまったんだなという気になってきた。
昼食後に少し休憩を取った後に、午後のお稽古から練習に参加する。
最初に呼吸法と足捌きを相当入念に行った後に、もうすぐ新入生が入ってくるということもあるので受け身の動きとと攻撃を払う動きを集中的に練習する。その後に中段突きの技をいろいろと練習していく。
このところずっと体調がよろしくなかったので、今日のお稽古では甲野善紀先生のホームページ(http://www.shoseikan.com)に書かれていた「体調が思わしくない時は尾骨を温めるとよい」という文章を参考にして、尾骨の上あたりに貼るタイプのホカロンミニを貼ってみていた。そうすると、ヴァームゼリーに頼らなくても身体のエネルギーが持続するような感じでいつになくちゃんと身体を動かすことができたように思う。
(本当はにがりの入った天然塩を使って尾骨を温めるのが正式なやり方らしいです。もしもやってみようという方がいたら甲野先生のホームページの「随感録」の3月4日付けの記述に目を通してみてください。)
お稽古の後は、夕食を取った後に多田先生のありがたいご講義を聞く。
講義の内容は、「対象にとらわれない心の使い方」「呼吸法の重要性」「心にイメージを描くことの重要性」など、どちらかと言えば基本事項を再確認するような形。でも、そのような基本的な事項を改めて確認することが今のわたくしたちにとって、とても重要なことなのだろう。