2月23日(月)
21日(月)にミーツ4月号(3月1日売りです)校了の後、昨日今日と5月号の入稿作業を進めている。2月は小の月だから、4・5月号の日程はタイトである。
「東京ファイティングキッズ・リターン/悪い兄たち~」の2回目にかかる。
この連載はインターネットと同時連載で、もうすでにウエブ上では8回目がアップされている。
「悪い兄」のひとりである、やさしい内田先生は、すでにアップされている内田→平川第6便の原稿で、
>そろそろビジネスに話を戻して、青い顔をしている江さんを安心させてあげませんか?
と書かれているが、青い顔なんてとんでもない。血圧上がりまくりで赤い顔である。
内田先生には12月3日のヒラカワさんブログのコメント欄で、
>TFKのあのグルーヴ感は、ブログならではだと思います。うゎー(パソコンに向
かっている)、パチパチパチ(キーボード叩く音)というのが持ち味なので、まずブ
ログで「書き散らしてください」。
とお伝えして、
>江さま:うわー、ぱちぱち。
わかりやすいですね
では、そーゆーことで。
といただいて、現実にそーゆーふうにしていただいている。
もうひとりの「悪い兄」の男前江戸っ子な平川さんには12月23日
>いきなり、共同体論からのはじまりとなってしまった。江さんのリクエストとはちいとばかり、横道にそれたところからのスタートになったが、まあそれは、それ。おもしろければ何だっていいでしょ。
との伝達をいただいていて
>その通り、おもしろいのは何でもアリだと思ってます。
とお返ししている。
それにしても初めは、「2ページとります、おひとり2000字くらいで1号でお二人分掲載で」ということをお伝えしていたのだが、やはりお一人あたり4000字必要だ。というかそれも始まってからそうなった話で、初めからむちゃくちゃである。
月曜校了した3月1日売り新連載は「解題」がかっこいい文章だったのでそれも掲載ということで、編集長命令で5ページを奢った。
ちなみにミーツ連載1回分に充てるウエブ版Vol.1・2は、20字詰めに換算して、兄Aが315行、兄Bは327行。 まあ、横組みスクロールはところどころ改行1行空きがあり、それを詰めることができるが、はっきりいってムチャクチャである。
100字削るというのではなく100行削るというのは、これでも長い編集者生活でも記憶がない。
さて今回2回目、兄A 253行、兄B 356行。なんぼなんでもB兄ぃ、それは殺生というもんでそらないでっせ。
なもんで今回も4ページ。
けれどもこのとてつもない分量の削ったり改行を追い込んだりの作業は、結構たのしい。
よく切れる包丁で、ずばずば魚をさばいているようで気持ちいいのである。
編集者も料理人とおなじで、何よりもスピードである。
おばちゃんがおにぎりを握るように鮨を握る職人のそれは、まずいに決まっている。
片や2キロの神戸近海の真鯛、もう一つは1・5キロの江戸前のヒラメ。
どちらもばりばり天然物だし、それも毎回魚種も大きさも違うから、美味いの何の(だまってまあ、喰うたらわかるやろ!)。
さらにこちらはアタマをあら炊きにしたり、縁ペラの美味しいところなどなどをつまみ食いしながら料理するというような感じで、お客に出すより先に「すでに美味しい」のである。
明日から、この仕事をやめて板前になるのもいいいな、とふと考えるのであった。
いや、こんなアホな文、書いているばやいじゃないんだ、オレは。
コメント (1)
おさかなは、何もわるいことしてないのに
食べられる@みすず。
でも、伝説の料理人に捌かれるのは、魚冥利につきますですよ。
五ページありがとうございます。
投稿者: ヒラカワ | 2005年02月24日 22:46
日時: 2005年02月24日 22:46