「オマエなんかに来て欲しくなかった」というヘイトをそこらじゅうからぶつけられる環境は、繰り返しぶつけられると、非常に嫌な気分になる。
ブダペスト大学で学ぶということは、このヘイトに耐えるということである。社会的弱者と呼ばれる人たちは、昔からこのヘイトにずっと耐えてきた。
移民だけではない。女性、身体障害者、ユダヤ人...あらゆるマイノリティはその呪いに耐えてきた。
トランプの当選を受けて、命の危険を感じることも増えた。道を歩いているとナイフをちらつかせる人がいたり、「ハリスを火炙りにしろ!」の垂れ幕がかかっていたり。とりあえず今僕がすべきなのは、「死なないこと」である。
そして同じ境遇に置かれている国外在住の日本人、またマイノリティとして今脅迫下にある人たちに加護がありますよう。生き延びること最優先で。