ハンガリーで30歳以下の結婚したカップルに大学の授業料が免除されると言う法律が提案された。「はあ?え?はああ?」というのが最初の感想である、当然ながら。誰がそんな超絶キモ法案を支持するんだ。え?キモキモキモキモキモキモ×100
その免除された授業料の出資どっから来んの?大学教育をなんだと思ってるわけ?その条件で結婚したカップルが仮にいたとして、その条件で行くと大学に行く人と行かない人の間の格差はますます広がるし、同性婚・選択的夫婦別姓・LGBTQ+に対する差別はますます強化され、「階層上位」に上り詰めるための醜い競争が激化することになるよ?ていうか30以上で結婚するな、急げと言ってるわけか?ありえんわ。
さてもっとありえんのは、このような提案に対する人々の反応である。「別にいいんじゃない?」という薄ぼんやりした反応が(男性ばかりだが)結構いるのだ。おいふざけんじゃねえよ。頭働いてるか?おい、目ェ覚せ。いいわけないだろ。
いいか、このシステムから恩恵を受ける人のことはどうでもいいんだ。このシステムから除外される人のことを考えろ。力をふり絞って考えろ。つまり30以上や、大学に行けない人や、性的少数者の人たちだ。そう言う人たちを、「仲間はずれにしよう」と言ってるんだぞ?「家族から、経済支援から、ネットワークから排除しよう」と言ってるんだぞ。そんでもって排除する側の人間が、排除する人間同士で、「俺たち結婚しよう」とプロポーズしてるわけだぞ。いわば。わかるかこのキモさが。無理に決まってんだろ!!
差別反対!!!僕はシェイクスピアと結婚したいと思います。