9/25(月) 留学生はなぜ病院に行かないのか

 風邪はウイルス性の何かで、コロナではなかったのでそれはよかった。診断書を書いてもらって、一週間は学校を休むように、とのこと。風邪が悪化したのはやはり免疫がないからだと思う。
 大学の講義室でも、寮でも、かなり多くの人が咳をしている。おそらくは僕と同じウイルスだ。空気感染しているのだから、相当強い感染力のウイルスだと思う。どういうウイルスなのだろう、これは。それで、咳をしている学生たちが病院に行った様子がない。近くの部屋の人に聞いても、まあ咳だけだし行かなくてもいいでしょ、と言っていた。そしてかなりの人が咳をしているにもかかわらず、誰もマスクをつけない。
"Everyone is sick now." と担当医の人は言った。大学の講義で風邪をうつされないためには、マスクをして行くのが今のところ唯一の対策ということだ。しかしこの場合、比喩的な意味の病気ではなくて文字通りウイルスにかかっているのだから、異変を感じたら病院には行けよ、と僕は思う。
 ウイルス性の風邪を見栄で直すつもりだろうか。咳が出てもマスクをつけない留学生にこれまで一体どれだけの人が「頼むから病院に行ってくれ」「頼むからマスクをしてくれ」と言ってきたのだろう。
 クルハリラズール。今は、色々なことに対してじっとしていることがいいだろう。