移民とは!? 9/2(土)

 ユダヤのシナゴーグはブダペスト第七地区に多いみたいだ。神の好きな数字「7」の地区にユダヤの宮殿が密集している、というのは面白い。
 第七地区は人種的なマイノリティの人にフレンドリーな所だと感じた。アジア系、黒人系の人たちを第五区よりも頻繁に見かけた。キリスト教系の装飾が少なく、タイ料理、日本料理などのお店も多く、目立つ建物にレインボー・フラッグやウクライナの国旗を掲げていた。スーパーの店員もどことなくフレンドリーだった。三つの地区しか歩いてないからまだ分からないけど、ブダペストでは一番リベラルな地区なのではないだろうか。
 ところが、ブダペストではハンガリー政府によるユダヤの人々に対する弾圧が強まっている。ユダヤのシナゴーグの一つが閉鎖され、話題になった。
 第七地区が反骨の場所であり続けることを祈る。
 その後、"Goodbye Budapest"を読んだ後では涙なしでは見られぬコービン・シネマ(第八地区)を見に行き、裏のショッピングモールで買い物して帰宅。
 ブダペストで生活するには第七地区の動向が最も気になるところである。