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2008年03月 アーカイブ

2008年03月12日

一月から三月までの日記です

3月10日

土曜日は、兄の家に泊めてもらう。

兄の仕事の関係と、久しぶりに話したこともあって、寝たのは夜が明けてから。

久しぶりに夜遊びモード。

そのせいか、昨日は一日が短かったような気がする・・・

今日は、南座で玉三郎を鑑賞。

昆劇との合同講演。

玉三郎は、きれいです。惚れ惚れします。

外見だけの話ではなく、動きなんかも全部含めて、素晴らしい。

色っぽいし、儚げだし、目の保養。

堪能したという言葉がぴったりというか。

いやいや?名古屋につまり現実に戻ってきたら、どっと疲れたのか、精神的なものがすなおに身体に出たというか、背中が痛くなって、調子が悪いと思わせる症状が。

絶対に精神的なもんやろうね。

明日からは、もうちっとセルフ・コントロールせなあかんな。

ああ、でも週末の京都滞在は本当に楽しかった・・・

3月8日

研究会。

久しぶりに解放された気分になる。

朝は、火災報知器の取り付け。

台所は、ガス会社の報知器も取り付けているのだが、換気扇の調子が悪く部屋に煙がたまってきたときには、誤作動を起こす。火災報知器までなったらどないすんねん?と不安に思って、説明を聞くと、台所は熱探知機だという。廊下などのスペースが煙探知器。

ふーん。いろいろあるんや。

マンションの火災に備えて、大家さん側からつけるとのことだった。たしかに、一軒家ではないのだから、単なる不始末ではすまへんやろう。

ところで、「バルサン」は反応すんの?という質問に、業者のおにいちゃんは、「反応するので、そのときはこのように解除して使用してください」と丁寧に教えてくれはった。

はーい。

ここのところ、研究会もいつも遅れてしか顔を出せなかった。

今日は、久しぶりに早めに到着。

ほかにも研究会があって、本当に久しぶりに、先輩たちにも会えた。

いろいろとアドバイスなどを頂き、感謝。

研究会は相変わらず刺激的。

のほほんと人の発表に感心してばかりいたら、とうとう次の発表をせよといわれる。

ああ、なんにも研究できてへんのに。

そういえば、最近、河合隼雄先生の本を読んでいて、「忙しくて○○ができない」というまえに、とにかくやってみよ、とのことが書いてあったのを思い出した。

別に、これを読む以前にも、よく言われていることで、「忙しくてできない」というのは、本当に忙しいのか、できないことの口実に忙しさを持ち出しているのかと、問われることはよくあった。(自問自答ね)

そうなんよ、どうせ自分の要領の悪い言い訳に忙しさを口実にしているんよ。

でも、どうしても言い訳して、自分の弁解を正当化したいんよ。対外的には・・・

今年の年頭に自分で立てた目標というか、誓いというか、まだ、3月というのに半分も達成できず。

いい加減、腹くくらな。

諸先生方にも、いろいろとアドバイスをいただいたことやし。

がんばらな、あかんな。

3月5日

ああ、忙しいのか、なんだかよくわからん。

1月はいく、2月は逃げる、3月は去るというが、もう3月だよ。

どないすんねん。

こんなはずやなかったのに・・・

2月17日

温泉に行ってきて、体が緩んだみたいです。

しまい込んでいた疲れまで解き放ってしまったみたいです。

頭が痛くて、体がだるくて、微熱。

軽く、嘔吐。

今年に入ってから、何度もどしてんねん。

ほんまに吐き出したいもんは、なんやろう。

そういえば、主治医のところにいけていない。

吐くと、涙が出てくる。

2月15日

芦原温泉です。

雪がすごい。おお、雪の中の露天風呂。最高や。

祖母の念願やったんで、計画したのだが、昨年は雪が少なくて失敗。

今年は、雪がようけふったんで、満足してくれたようだ。

私も大満足。

でも、雪が降りすぎて、ほかになんもできへんけど。

旅行やったらええか。住みたくはないけどね。

2月14日

市川崑監督が亡くなった。

まあ、年齢的にもおかしくないのだが、新藤兼人も大島渚もがんばっているし、まだまだ映画を撮りそうに思い込んでいた。

雷蔵の映画を通じて、市川崑については随分、縁があったよなあ。

ご冥福をお祈りいたします。

合掌。

2月8日

卒業研究の口頭試問。

計21人を1日がかりですることになった。

ほとんどデス・マッチ。

しんどくて、吐きそう。

2月4日

入試。

朝、車で通勤すると、晴れていたはずなのに、山いや丘の上に立つ本校の上には、なぜか黒い雲がかかっている。まあ、天気予報は時々曇りあるいはにわか雨とのことだが、なんか・・・暗雲が立ち込めているように見えるのは、気のせい?

いやいや、考えんとこう。

昨日、9時ぐらいに服薬してとにかく寝てみたので、なんとか大丈夫。

食欲はないけど。

はあ、調子が悪い。

しかし、もっと調子が悪かったのは昨日の新年会だった。

泣きそうやったわ。

謡曲の新年会だったのだが、こんなに最低・最悪なのは初めて。

朝、着物を自分で着て、いろいろ準備を済ませ、いざ本番というときに、めまいがしてたっていられなくなった。

脂汗が出るし、貧血と思ってしばらく横になっていると、猛烈な吐き気と寒気に襲われ、どうしようもなくなる。

何もできず、がたがたと震える体をコートにくるんで、暖房をがんがんかけた部屋で丸くなる。結局、胃の中のものを全部、吐いた。

どう考えても、昨晩からほとんど消化していない。

そういえば、昨晩はぜんぜん眠れなかった。睡眠不足?

身体が痛い。

なんとか、薬等をもらって服薬。

悔しいので、わがままを言って、自分の舞と謡だけは挑戦するが、すぐに2階にひっこんで、あとはがたがた。寝たっきり。

明日は朝から入試なので、とりあえず、着替えて、ええ加減に挨拶をして、名古屋に戻ったが、ほんまは情けなくてしゃあない。

新幹線の中で、持たされたご飯を少し食べたが、結局家に帰って嘔吐。

今年に入ってから、ほんまに調子が悪い。

もう、休みます。

1月25日

長い話なので端折るが、ご縁があって研究室に「キネマ旬報」の1970年代以降から1999年ぐらいまでの、ほぼ全巻がやってきた。

わたしのものではなく、お借りしたものだが、当分の間は、研究室においておける。

欠号も多少あるが、なにしろ、大学の図書館にこの時期のものがまったくないので、助かる。

特に、1970年以降は時代劇の衰退により、これまでは私があまり扱わなかった時代であるので、これからの研究方向を考えると、本当にありがたい。

なんか、本棚1棹が、こういう資料で埋まるのは、見ていて妙に興奮する。

運ぶのを手伝ってくれた学生にも感謝して、学食でお昼ご飯をおごる。(我ながらせこい)

ありがとう。ぜひ、利用してね。

1月22日

新年会。

うまいものを食べて、満足。

の、はずが・・・

先ほどから、気持ち悪くなって結局嘔吐。

胃が荒れる。

1月20日

あれ、あんなにうまかったステーキが、もたれている。

胸やけがおさまらない。

調子が悪いんかなあ。

1月19日

新春能。

せっかく神戸に出たさかい、たまにはと、神戸ビーフのステーキを夕飯に食べる。

とろけるうまさ。

やっぱり、お肉は神戸なんかなあ。

この味は、家では無理やわ。

幸せー!

1月15日

秋学期の担当講義科目が終了。

あとは、演習科目のみ。

授業準備をしなくていいと思うと、ほっとする。

って、準備に追われる自分が悪いんか?

まあ、そろそろ年度末に向けて行事が走り出す。

採点がたいへんやけど・・・卒論も・・・

はあ、自分が学部・大学院を通じて、いかに先生方に後ろ足で砂をかけ、極悪非道の限りを尽くしていたのかをようやく悟る。

そのまま、全部自分にかえってきているんやないけ。

反省。

先生、ほんまに感謝しています。これからも、見守ってご指導ください。

いまさら、遅いか。

1月6日

冬休みがおわるので、名古屋にもどる。

新幹線の中でめまい。

家に帰って、夜中中、嘔吐。

苦しい。

発熱。

1月1日

あけましておめでとうございます。

実は、奈良ホテルにいます。

年越しをしました。

夜中は、興福寺と春日大社に初詣。

奈良ホテルに泊まるのは、あこがれだったのでうれしい。

昨晩は、フレンチ。

こんなにゆっくりした年越しは、はじめてかも。

今年はどんな年になるんやろう。

この年始のように、すこしは落ち着いた年をおくりたい。

走り回るのではなく、余裕を持つようにしたい。

そのためには、自分の体からリラックスさせて、もう少しお稽古など、体によいことにちゃんと時間をさこう。

そうすれば、自分の研究にも少しはつながるといいなあ。

2008年03月30日

微熱日記

3月30日
ぜえぜえ。
やっと、熱が下がったと思う。
26日から27日にかけて、大学の仕事で恵那に行く。
寒かったせいか、にわかに体調を崩し、27日に大学に戻ったころには、かなりしんどかった。
仕事があったのだが、途中で放棄し、帰宅。
38度を超えている。
栄養をつけなきゃとご飯を食べたら、全部戻した。
そのまま服薬して、ベッドに直行。
咳がひどくて、よく眠れず、翌朝は、さらに熱が上がってしまった。
どうしても、昨日のオリエンテーションの前までにすまさないといけない仕事があり、解熱剤を飲んで、睡眠薬とともにもう一眠り。
ようやく、37度。微熱。
這うように、(車で?)通勤。
帰宅後、また発熱。薬が切れたのか?
まったく食欲がない。
帰宅後、またもや熱が38.5度。今朝と同じ。
またもや薬、頓服などを飲んで、ベッドへ直行。
朝は、なんとか平熱に。
汚い格好で学生に会いたくないので、お風呂に入ってから通勤。
これが、あかんかった。
だんだんしんどくなり、夕方に帰宅。
車を運転しているが、判断力が落ちている気がして、かなり慎重に。
もう、どんな姿勢をしても苦しい。
家にたどり着いて、一応熱を測ると、とうとう39度。
倒れた。

何度も夜中に起きて、水分補給。
どっと汗をかくなどするといいのだが、寒気・悪寒、喉の痛みと咳で、もうよくわからん。
それでも、やっと熱が下がってきた。

2日間固形物が喉を通らなかったが、やっとおかゆを少し食べられるようになった。
歳のせいかなあ。
とにかく、今日も1日中休養します。

3月24日
一昨日の22日は卒業式。
初めてのゼミ生(一期生!!)を無事に送り出すことができた。
赴任前のゼミ募集で、私が書いたゼミ内容の紙っきれ1枚だけで、顔もみたことがない、どんな人かもわからない(名前から性別:女性ぐらいは想像できたと思うけれど)のに、ゼミを希望してくれたつわものどもだ。
昨年の春、こっちもカチカチに緊張した1年生だったが、2年間、ほんまによう理不尽な課題や要求にこたえてくれはったと、逆に感謝する。
贈り物まで用意してくれて、感動しました。ほんまに。
ゼミ生10人、全員4月からの行き先も決まったし、ほっとした。
月並みなことしかよう言わんかったけど、無理をせず働いていってほしい。
身体だけはこわさんとってほしい。
素直で、ええ子たちやと、誇りに思っています。

それにしても、卒業式の袴姿が流行なのか?
ほとんどの女の子たちは着物と袴。一人はシックなドレス。
その後の卒業パーティー(もう、謝恩会という言葉は死語なのね)では、全員ドレスに着替える。
結婚式の披露宴か二次会に着そうな、大体がAラインのワンピースに、かなり高いピン・ヒール。
男の子たちは、まあ、両方ともスーツ。
普段よりも、ずっと大人っぽく見えるし、雰囲気が変わる。
まあ、相も変わらず、私は着物ですが。
「極妻先生、写真を一緒にとってください」と何人に言われたことか・・・
岩下志麻さんみたいに綺麗やったらええけどなあ。だんちやわ。
(岩下志麻さんを、2年前やったか京都映画祭で生で見たことがる。御歳を推測すると、さすが女優はちがう、綺麗やあ。と感動した)
なんか、卒業パーティー後の2次会も一人でまぎれて、楽しかった。

翌日から、東京へGO!
久しぶりに知らない土地を観光しながら、開放された気分。
2年ぶりぐらいにちぃちゃんの家に泊めてもらう。
花粉症がつらそう・・・
でも、私もくしゃみが出ているので、来年あたり本格的になりそうな予感。
いややわあ。
1日中、だらだらと過ごし(人の家なのに)、夕方に駅まで送ってもらうことに。
今晩は、詩人の朗読会を聞きに行く。
少しばかり、文化的な生活へ。

3月20日
今日は、退官される先生を囲んでの食事会。
直接の論文指導ではなかったのだが、かげながらに見守ってくれはり、ときには発表のきかいをあたえてくれはったりと、ほんまにお世話になった先生である。
また、ほかにも集まった人たちとも、久しぶりに再会。
楽しいひと時を過ごす。

しかし、会ったときに私と認識してもらえなかった。
そんなに肥えたかなあ。
食欲がなくて食べへん時と、暴飲暴食がかわりばんこにおきているからなあ。
ああ、自分でも自覚はしているんやけど。
身体が重いし、動きも鈍くなってきているし・・・
よし、今日のエネルギーをもとに、きっちりと自己管理して、生活を立て直さねば。

食事会がすんだ後も、再会した同期と3人でさらに、喋る。
関西にいるのは、一人だけ。あとは広島、私が名古屋。
とはいえ、非常勤などで、私ももう一人もしょっちゅう関西に帰ってんねんけど、なかなか集まられへんわ。
ほんまに、楽しかった。

3月19日
今日も、今年度中に終わらせないといけない仕事で、朝からばたばた。
余裕のある生活はどこへ?
おまけに、さらに仕事が増えた。
聞いてないよ。

3月18日
目が充血。
やることがたくさんあるのに、しんどい。
食欲がない。
でも、卒業式までにやらなくてはならないことがあって、大学を出たのは1時。
今年初の、午前様。
はああ、来年度も思いやられる・・・

3月17日
午前中はお稽古。
普段なら、やり直しをさせられるところだが、午前中に稽古をおわらせたいという社中がほかにもいたために、注意を受けるだけで逃れる。
そのあとは、日文研にゴー!

久しぶりに、プロジェクト室でご飯を食べ、お茶をする。
先生や一緒に働いていたスタッフ、後輩に会って、ほっとする。

夕方に名古屋に戻る。
なんだか、目がかゆくて、鼻がむずむず。
今日は黄砂がひどいらしい。
花粉症なのか、黄砂アレルギーなのか?
なんか、思考が落ちていく。

3月16日
夕方まで家にこもって、録画していた映画を観る。
それから、久しぶりに友人と会って、夜遅くまで喋り続ける。
楽しい1日。

3月15日
先生が能楽『杜若』を舞うので、観にいく。
なかなかお能を舞われる時に見ることができないので、なんとしても。
それにしても綺麗・・・
お話の舞台は、三河です。
舞台となったところに、杜若の名所があるのか調べて、あったら近いから行ってこようかなあ。
少しは文化的な生活にしないと、身が持たんわ。

3月14日
とうとう主治医のところに駆け込む羽目に。
おかげで、救われた。
春学期は、時間割の関係で、通うことができない。
今のうちに、秘訣をおしえてもらっておく。
なんとか、自分で管理せな、あかんわ。

3月13日
会議が重なってしんど。
昨日もまだもどしてしまった。
仕事が向いてへんのかなあ。
悩んでしまう。

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