7月21日
身体が痺れている。
それもそのはず。
久しぶりに完徹したからだ。
どうしても、今日の午前中までに済ませなければならない仕事が入ってしまい、昨晩から泣く泣くしていたら、夜が明けていた。
なんとか、間に合ったことを願う。
毎晩、23時とか、22時過ぎだから、もう冷蔵庫にまともな食料がない。
今日こそは、早く帰ってスーパーへ行こう。
それで、自分の仕事をしなくては。
7月20日
今の職が向いていないのではないかと悩む。
なぜなら、出席をとり始めたとたん、軽いめまいに襲われたからだ。
学生の顔が少しゆがむぐらい、ふら~としながら、踏ん張って出席をとり続けた。
幸い、すぐにおさまったので、何事もなかったかのように講義をしたが。
あかん、向いてへんのやろうか。
7月19日
最近、日本語に自信がなくなってきた。
あまりにも誤字が多いから。
ごらく→誤楽、おおくの(は)→大くの(は)、さつえい→撮映
まあ、これは仕方ないのかもしれないけれど、
ばんどうつまさぶろう→板東妻三郎
板東英二やないんからさ・・・
笑ったのが、養生所。何かと思ったら養成所のことだった。
今学期最後の教授会。
来週末で夏休みだ。あと10日。
といっても、授業が終わるだけでお仕事はあるのだが。
7月17日
雷蔵の命日。
涙が出るほど大雨。
大雨の中の祇園祭を、TVにて鑑賞。
あああ、びしゃびしゃやがな。可愛そうに。
辻回しもうまくいけへんなあ。
大阪で用事を済ませていると、帰る前に夕飯を食べていかないかと、父より電話。
ゴルフが雨で中止になったみたいやね。
17時半に落ち合って、「美々卯」に行く。
美味しかった。
家に帰ると、現実に戻された。
7月16日
朝から京都へゴー。
宵山やしね。
京都シネマで、『花よりもなほ』を観る。
是枝監督が時代劇を撮ったらしいが、どうももう名古屋では終わってしまったというそれだけの情報で見に行ったのだが、これ幸い。
なかなかの出演陣に、結構よかった。
久しぶりの映画館にての映画鑑賞。
その後は、京都のお料理やさんでランチ。
やったのはええねんけど。
これが最低やったんよね。
祇園さんの京料理のはずやのに、「牡丹鱧」(あるいは「鱧の落とし」)「加茂茄子」「万願寺」など季節のものが何一つない。
鮎の塩焼きだけやがな。
こんなんぼったくりやで。
結構有名なとこやっただけに、幻滅。
二度と行くか。
7月15日
息抜き。
朝からものすごい日照り。
はりきって、布団を干す。
午前中にお買い物と思っていたが、なんだかだるくて気がついたら11時過ぎていた。
暑い・・・
気を取り直して、メッツ大曽根にゴーゴーゴー。
まずは、「エイデン」で念願のオーブンレンジを購入。
耐熱皿を割って以来、トースターとオーブン機能しか使えず、しかも10年ぐらい前のものだから、取り寄せるのも困難。
いっそのこと買い換えてしまえと、決意を固めたのだ。
最近は、「ヘルシー」機能をついたものが売れ筋らしいのだが、いかんせん、それらにはトースター機能がない。
どうせ、いろいろ機能がついてても使えへんしな。
せっかくやし夏の安売り商品がええなあと、しつこく店の人の説明を聞く。
あ、しつこいのは、店の人やなくて、聞いている私のほうね。
比べてみると、ずっとつこうてたんは、結構賢いことにきがついて悩む。
これとこれは何がちゃうん?値段はなんでこんなにちゃうん?
ちゃうん?ちゃうん?ちゃうちゃう。
ついでに、古いのを引き取ってもらう相談をしたら、「お持ち帰りされますか?」「今、古いのをお持ちですか?」と逆に訊かれてしもうた。
いや、あの、持ってきてませんけれど・・・と答えると、こちらへどうぞと座らされ、「配送料が2100円、それから引き取り料が2100円、それにとりにうかがうとなるとその料金が・・・」ってちょっと待って。
そんなん負けてもろうたんより、たこつくやんけ。
「名古屋市は、たしか大型ごみの回収が500円だったので、そちらをご利用されては」ってはよ言うてや。
「ほな、持って帰りますわ」と車まで運んでもらう。
それから、「ニトリ」で鏡と思ったら、重そうだし、今日は辞めた。
小物を買うて、それから薬局でいろいろ買うて、トランクに詰め込む。
はあ、なんか久しぶりに生活用品を新調した感じやわあ。
次は、徳川美術館へゴーゴーゴー。
企画展示が月曜日までで、「将軍家の愛した名刀」(という名称やったと思うけど)展を見に行ったのだ。
こんだけええ天気やったら、チャリでいけるんやけど、荷物もあるし、ええ天気通り越して、ごっつい日差しやさかいな、車で下見がてら到着。
げげ、30分で120円も取るの?せこー。
しゃあない。
さて、美術館へと思うと、「ここは庭園を通るルートなので、美術館とは別に庭園の入場料が要ります」といわれ、「いや、美術館だけでええんですけど」というと、「じゃあ、ぐるっと外壁回って、美術館の正門に直接どうぞ」と言われる。
日傘を差して、とぼとぼ歩いていると、気分はドナドナ。倒れそう。
初めて来館したのだが、噂に違わずなかなかよい美術館である。
恥ずかしながら、「殺陣」の研究をしているにもかかわらず、「刀」「太刀」そのもの(真剣と言う意味ではなく、名刀のほうね)をちゃんと見た事がなく、いわゆる「刀」「太刀」類の展示は初めて。
銘とか勉強不足でよく知らないので、説明書きを読みながら「ほお、これが虎徹かあ」と素人丸出しにはしゃぐ。
むむ、なにやら怪しい光。
ではなく、ものすごく怪しいというかいやーな雰囲気をかもし出している刃紋に眼が釘付け。
へんな刃紋やわあと、魅入っていると「村正」と書いてあった。
おおお、妖刀村正とはこのことか。って村正の銘が入った刀はいくつかあるのだから、別にこの刀が「妖刀」のわけないやん。
それにしても、なんともいえない雰囲気をにじみだしている刃紋と刃の光(光は展示の照明やけど)。私みたいに、初めて見るもんにも「むむ!!」と感じさせるとは。
すっかり堪能して、村正に魅入られたまま家に帰る。
あ、電子レンジってめっちゃ重たいやん。
荷物を部屋まで運び込んだら、汗だくになってしもうた。
さあ、アーバンライナーで帰阪しよ。