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指折り数える夏休み

6月28日
今日は会議がなくて、ちょっと時間に余裕ができた。
明日と、来週の授業準備を簡単に済ませ、6月締め切り原稿に着手。
といっても間に合わんわなあ。
最後まであがくぞー。

それにしても、さっきから頭痛がひどい。
なんとなく熱っぽい気がするが、こういうときは熱を測らないこと。
気のせいやわ、きっと。

6月27日
明日の授業では、映画音楽の話をするために、(映画の音ではなく音楽)いくつか断片的に映像も見せようと、やっきになって映画を選ぶ。
当たり前だが、映画を全部見ているからこそ、そこで使われている音楽の効果が発揮されるのである。
だから、断片的に見せるにしても、「この映画は大体こんなストーリーでね」と説明をしなくてはならない。
あまりにも、音楽ともに印象的な映画が多いので、結構迷う。
そのほかの授業でなるべく重ならないような映画にしたいしなあ。
それにしても、「このシーンであの音楽が流れて」と思っていたものが、ぜんぜん音楽が流れていなかったという、記憶違いが多い。
まあ、昔見た映画にはよくあることだけれど。
気がついたら、音楽が鳴り終わっているのに、映画をそのまま見てしまっている。
あかん、時間がなくなってきた。

『羅生門』つながりで、『愛と哀しみのボレロ』を見せようと思い、ラスト10分強のジョルジュ・ドンのボレロを踊る姿を見ていると、泣けました。

6月26日
どうしようもないストレスに押しつぶされそうになっているような紀がする。
何のストレスかは、わからない。
ただ、自律神経がおかしくなっている。
ついでに、自分が何を今しようとしているのか、わからない。
制御できない。

最近は、ぎりぎりのところでとめることができていたと思ったが、狂い始めると止まらないのかもしれない。

6月25日
歌仙会。
今日は、いつもの私にしたら、出番が少ないほうである。
体調がかなり崩れかかっているので、それでもちょっとしんどかった。
仕舞が割りと早く終わってくれたので、気持ちが楽。
間違えたけれど・・・
昼ごはんを食べたら、気分が悪くなって、がんばっていたけれど、結局ちょっと席をはずして、軽くもどしてしまった。
あああ、暑いからかなあ。

それでも、まあ緊張感が持続しているので、倒れることはない。
久しぶりに内田先生ともお話をする機会を得、飯田先生とともに、いろいろと大学の先生とは、実際の教育の場についていろいろとアドバイスをいただく。
本当に、持つべきものは師匠です。
時間にしたらほんの少しだったけれども、短い言葉でも重い。

祖母の家に帰ると、いつもながらどっと疲れる。
明日の非常勤に備えて、今日はよく休もう。

6月24日
もう、なんて最悪なんや。
住めば都なんて、いつ来るねん。

今日はついてへん。
もちろん、己の不注意が原因のものもあるんやけど。

明日は、謡曲の歌仙会といって、内輪の稽古会がある。
昨日が、稽古日だったので、本当は昨日の夕方まで帰って、お稽古したかったのだが諸事情により断念。
一つは、折角お声をかけていただいた「書評」の仕事が、明日までなのに、できていなかったこと。
これについては、本当に反省している。
書評も初めてだが、とても面白い本だったのに、こちらの時間管理が悪く、もっと丁寧に書くべきところを、あまり時間が避けなかったのだ。
読んでいるうちに、あれこれ構想が膨らんでいたのに、書き出すと時間がなくて、しかもぎりぎりまで取り組めなくて、消化不良に終わった。
依頼してくれはった先生の顔を潰したようで、まことに申し訳ない。
ネット上で公開されるものなので、没になっていなければいいのだが・・・
それでも生き恥さらしているな。

もう一つは、こっちに来て一番いらいらしているトラブルである。
引越し時にいろいろ問題があったことは、何度も書いたが、そのうちの一つが「エアコン」の部品をなくされて、吹き出し口ががたがたになっていることである。
漸く、もう一度も苦情を言って「いつになったら、修理にくるんや」と交渉して、今日の午前中に決めたのが、2週間ほど前。
それで、家で仕事をしながら待っていたのだが、なかなかこない。
「11時ごろに行きます」と連絡が入っていたにもかかわらず、12時前になっても来ない。
12時になりそうなときに電話が入って、「部品がまだこちらに来ないので、いってもしかたがないのですが」と信じられない言葉を吐く。
部品がはいらへんって、こっちが日取りを決めたのは、2週間前やで。
そのために、今日の予定を確保しているのに、ふざけんな。
まだ、なじめないよそ者ゆえの暴言として許していただきたい。
おそらく、初めて関西に来られた方も、同じように苦々しい経験をしていると思うので、名古屋に特化して言うのではない。
が、ここにきて腹が立つのは、「再三」催促しなければ、対応してくれないことが多い。
また、「そんな説明は、はじめに聞いていない」ことが多く、「聞いていませんけれど」と強気に出ると、平謝りに謝られる。
だからといって、即対応してくれるわけでもなく、また催促する結果に。
まるで傍若無人に振舞っているのは自分自身ではないかと、強烈な自己嫌悪に陥る。
でも、不便な思いをし、しかもこちらのミスではないのは事実。
もう嫌やわ。

そんな気持ちで昼ごはんを作ろうとし、うっかり電子レンジの耐熱皿を落とし、木っ端微塵に割ってしまった。
オーブン・レンジなのでトースター用の網と電子レンジ用の耐熱皿を交換しようとした瞬間だった。
朝から折角掃除したのに、今度は広範囲に飛び散ったガラスの始末。
時間がなくなってきたので、あわてて関西に帰ろうとして、なぜか名古屋の地下街を迷ってしまい、(しかもいつも通っているルートにもかかわらず)焦れば焦るほど、周りが見えなくなり、電車に乗り遅れた。
30分もまたなくてはならない。
疲労困憊し、梅田まで帰り着くと、今度はあんなに慣れ親しんでいた阪急電車の券売機で、切符を買い間違える。

はあ、明日が思いやられるわ。

6月22日
うえー。
ちょっと調子に乗りすぎたんやろうか。
漸く前期の半分を過ぎ、なんとか夏まで行けるやろうと勢いに任せて過ごしていたんやけれど、身体さんの声を無視したんやろうなあ。
今朝、家を出ようとした途端に気持ちが悪くなり、そのままトイレに直行。
嘔吐。
朝御飯を食べていなかったので、胃にはほとんど何も入っていない。
胃酸が多くて、吐くものが少ないのはかなり辛い。
健康診断のときに、胃の検査は何もなく無事にクリアーしていたのに・・・
はああ。

胸焼けした気分で、通勤。
気分でなくて、胃酸で胸焼けしてんのか。
さすがに、昼ご飯を食べる気になれず、講義と演習をする。
終わってから、いろいろ事務手続きなどしていると、すぐに19時。
何も進んでへんなあ。
いつになったらちょっとは要領を得られんねんや。

家に帰るとさすがにおなかが空いた気がしたので、夕飯を食べる。
なぜか、今はおなかが痛い。
あかんたれやわ。
休講出来へんさかい、自分のためにも学生のためにも、体調を崩されへん。
そろそろ主治医のところにいかなやばいなあ。

6月21日
今日は会議が三つ。
なんだか、とても組織内の人間みたいじゃないか。
そんなに長い会議がないので、いつもありがたく思っているのだが、さすがに3つも重なるとしんどいなあ。
6月締め切りがまだ未着手。
やばいなあ。
大人って疲れるのねえ。

6月20日
初めて、少数ではあるが学生と飲みに行く。
とはいえ、先生方も多数なので、自分の教えた学生とでかけたわけではない。
このたびは、新入生のオリエンのスタッフ学生のねぎらいである。
来年は私がこの委員に指名されているので、半分は自分のための調査になる。
だって、全然みえてないんやもん。
先輩に当る学生の有志からスタッフを選び、自分たちが経験したオリエンテーションを学生主体にオーガナイズするのは、いいことだと思う。
先生はあくまでもサポートサイドである。
だが、情報収集してどうもよく分からないことがある。
それは、この研修のリハーサルがあるということだ。
新入生もいないのに、何をリハーサル?
どのように1泊2日をコーディネートするのかという打ち合わせを入念にやるのはわかる。
しかし、リハーサルと言うのは、実際にその研修所にスタッフ学生のみと泊まりに行くらしい。
ええ?
せやかて、スタッフも1回のときその研修所にオリエンで泊まっているんやろう。
施設が変わるならまだしも、そんなに広くないねんから、施設のルールも食堂や風呂場の場所も一度行けばわかるやん。(私は把握したで)
それとも、その施設を使ってなんか新しいことでもするのか?
そう思って、リハーサルの話を聞くが、本当にミーティングをして泊まりにいっているだけらしい。
だったら、わざわざその場所に行く必要性は・・・ないと思うねんけど。

不可解なことが多い社会やわ。

6月17日
ジュン・ブライド。
友人の結婚式で朝から京都で式に参加する。
雨が心配されていたが、朝の式は晴れていた。
着物で参加するが、ちょっと暑い。

とてもいい披露宴でした。
結婚式はチャペル。
グランヴィアホテルだったのだが、コンクリートと打ちっぱなしというか、石の雰囲気を出したモダンなチャペルである。
びっくりしたのが、普通聖歌隊がいそうな場所に、友人たちが座らされたことだ。
図示できないので、想像していただくしかない・・・
このチャペルに座っていて、ヘルシンキにある洞窟を利用したチャペルを思い出した。
もしかしたら、設計者の頭にあったのかもしれない。
友人の何人から「目頭が熱くなって賛美歌が歌えなかった」と言うのを聞いて、久しぶりに賛美歌(どうして、ホテルのチャペルっていつも同じ賛美歌なのかしら)を歌っていた自分の無感情さを思い知らされる。
私って、薄情なんかなあああ・・・
屋外に出て、フラワーシャワーの前に鐘を二人で鳴らす。
グランヴィアホテルは、京都駅ビルに組み込まれているので、鐘の外側は、京都駅ビルの階段。
階段に、よく人が座っている。
そこを、カランコロンカランコロンと大音量で鐘を鳴らすのであるから、遠めに見ると、人々が音源を探してこっちを見ているように見える。
そういえば、京都駅をうろうろしていて、この鐘の音を聞いたことあるなあ。
こういう仕組みになってたんかあ。

披露宴もこじんまりしながら、お料理もお酒もとても美味しかった。
ついでに、私も久しぶりに会う先生方にご挨拶。
私は新婦のご両親も少しだが知っている。
とても気さくなご両親で、お父様とは飲みに連れて行ってもらったこともあるし、ご両親にはうちの能というか謡曲の会に、わざわざ何度も来て頂いている。
後で、お二人に挨拶に伺ったら、お父様が「披露宴は、自分たちのものではなく、来ていただく人のために」と言い聞かせて、食事に飲み物に、何度も試食・試飲され吟味に銀器を重ねて、コーディネートされたという。
どおりで、美味しいわけだ。
でも、そのお心遣いは素晴らしいと思った。
あのご両親にして、ステキな彼女があると納得。

二次会では、懐かしい先輩方にもお会いできて、こういう機会に出席させてくれた友人の人望と心遣いに感謝。
どうぞ、末永くお幸せに。

6月16日
母の誕生日であるが、夜遅く帰る。
なぜなら、久々の研究会だから。

本当に研究会は楽しい。
気心知れた仲間なので、恥も外聞も捨てて聞きたいことを聞き、思ったことを述べ、批判される。
研究会が始まるよりも1時間ほど前に、プロジェクト室にお邪魔する。
一緒に働いていた同僚と話をするのも楽しい。
本当に、いい人たちとの出会いの場であった。
あいにく、先生は出張中だったが、なんだが嬉しくてリラックスしてしまい、ずっとしゃべって、皆さんの仕事を邪魔してしまった・・・
すみません、自己中なやつで・・・
おまけに、研究会も一人で関係あること、ないことしゃべりすぎました。
すまない。

帰りの電車の中で、同期と話をしていると
「小川さん、なんかそうとう飢えているね」と指摘される。
う・・・その通りです。
何に飢えているのかは、想像にお任せします。
明日は同期の結婚式。
同時期に研究会日を重ねてくれた人たち(偶然かもしれないど?)に感謝。
出席しやすいもの。

家に帰ると、バースデー・プレゼントにネット注文していた「青いバラ」の花束が届いている。
「青いバラ」といえば、「ガラスの仮面」でしょ。
あれ?紫のバラだったっけ?
あああ、最近記憶力が衰えて、ひどい。
土壁が剥がれ落ちるように、ぼろぼろと落ちていく。

まあ、ええわ。
写真を見て、「ええやないの」と思って注文してみたのだが、実物は不安だった。
けれども、ご対面してみるとなかなかきれいである。
紫と言うか藤色のバラは知っているが、青いバラは初めて。
寒色系の色が好きなので、自分好みで選んだが、まあ喜んでくれたと思いたい。
ちなみに、明後日の父の日には、「アルコール類がよくない」と医者に言われているのに、ちっとも節制しない父に、「そば」を贈ってある。
先週の祖母の誕生日に花キューピットを使い、ここのところ本やDVDを除いて、初めてネット・ショッピングなるものを立て続けに利用したが、なかなかつかえるもんやなあ。
私は、古風な、というよりアナログの人間であるので、通販自体もあまりしない。
通販の注文を受ける側のバイトはしましたが。
結局、自分の目で見て、触って確かめないと不安なのだ。
もちろん、返品期間もあるけれども、基本的には不安。
通販でビデオラックを購入したが、それは家具屋にいっても、どうしてもなかったからで、あとは、「カタログ」を見るだけで十分である。
ネット・ショッピングも同じで、「写真」がどうも信じられない。
しかし、忙しくて、買いに行く暇もなかったので、今回立て続けに利用してみたが、なかなか便利なものだと思った。
でも、怖いものがある・・特に、贈り物になるとね。

6月14日
なんで、今日に限って夏日のかんかん照りなん?
今日は、大学のスポーツ大会である。
大学で体育祭?
しかも、午前中の授業は普通に行い、午後から休講になって、学科対抗で行うという。
中途半端やなあ。(@ちゃらんぽらん)
14時に開会式なんて、貧血で倒れるで。
Tシャツまで作って、どれだけ大騒ぎなのかと思いきや、種目はたったの4つ。
大縄跳び(1回生のみ)、400メートルリレー(男女別)、アジャタ(知らなかったのだが、玉入れだった)、綱引き。
いまひとつ、盛り上がりに欠けるような・・・
しかも、どれだけ伝統あるものかと思いきや、今年で第4回だという。
どういう趣旨で始めたのか、知りたい。
学生の応援に、当然学科特製Tシャツを購入して、それを着てグラウンドに昼の一番厚い時刻からナイター近くまで、うろうろ。
梅雨なのに、今日に限って夏日で、すっかり日焼けしてしまった。
日焼け止めも効果なし。
この年で日焼けするのは、致命的なんですけど・・・

おまけに、うちの学科はスポーツ大会においては過去3回で総合のみならず、種目別でも栄光に輝いていたらしいのだが・・・今回は、全部予選落ち。
まあ、そんなにあつくなるもんでもないんやろう。
午前中に講義をして、夕方まで日照りの中、うろうろしていたらごっついしんどいわ。

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2006年06月30日 10:13に投稿されたエントリーのページです。

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