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綱渡りな霜月

11月30日
11月が終わる。
それは、12月の始まりを示し、そして、今年が後一月と言うことを示す。

今日中にやっておかなくては、と張り切ってリスト・アップしたものの、あまりにやることが多すぎて、半分しかできない。
いや、半分も出来ていない?

はあああ、綱渡りの毎日。

11月29日
午前中も引き続き研究会。

午後は、いつもの仕事。
なんとかせねば。

夜は祖母宅泊まり。
疲労困憊。

11月28日
朝からひどい腹痛。
研究会なので、昼前にはなんとか出勤。

家から出ると、一応お外モード。
着物を着て、研究会参加。
なんか、怪しい人みたい。

懇親会モードなのだ。
懇親会は嵐山で湯豆腐。
朝に腹痛があったけれど、お豆腐なので、大丈夫。

知人の就職が決まったらしい。
おめでとう。
私もあやかれるかな。

研究会は楽しい。
ちょっと、精神的に復帰。

11月27日
楽しいこと半分。
うっとうしいこと半分。

半分なのに、プラスマイナスするとマイナス。
とっても、マイナス。

体調崩れる。
浮腫、発熱、腹痛、頭痛。
めげる。

11月26日
多忙な日。
朝から、着物を着て、「湯木美術館」に行く。
詳しい同僚が一緒というより、誘ってくれはったので、ただ「観る」よりも、いろいろ解説をしてもらえるので、有意義。
楽しかった。

お茶を飲んで、日文研に。
午後からの研究会に参加。
知らない事がたくさんあるので、研究会に参加するのは楽しい。
けれども、懇親会まで参加して、家に帰るとなんだかしんどい。
喉が痛い気がする。

11月24日
久し振りの観劇。
リリパット・アーミーIIの『時の男』を観る。
演劇としては、結構楽しいし、ストーリーも良くできていると思う。
なんといっても、今回は私の好きな及川さんが、かっこいい役でたくさん出ているのが嬉しい。
もちろん、ばかばかしい踊り(これは絶賛の言葉)も披露してくれるし。
が、しかし、不満が残った。

というより、過去のリリパット・アーミーを求める私が間違っているのかも知れない。
もともと中島らもが始めた「笑殺」劇団だったので、ストーリーと関係ない、意味のないシーンやギャグ、踊りや唄が満載で、それを求めて観に行っていた劇団である。
しかし、中島らもは座長を辞め、挙げ句の果てに劇団も辞め、そしてこの世も辞めてしまった。
そして、桂吉朝さんもまた、他界してしまった。
そんな経緯を知っていながら、新生、つまり新しい劇団の方に、そのような特色を追い求めてはいけないのかも知れない。

恒例の「ちくわ投げ」もなかったし・・・

ちょっと、考えてしまった。

11月23日
念願の『チャーリーとチョコレート工場』をようやく観る。
今年のベスト1だ。
良かった。
これを映画館で見逃していたら、一生後悔もんやな。

昼ご飯を食べて、再び同じ映画館に戻り、最後の時代劇傑作選。
『天狗飛脚』と『町奉行日記』を観る。
しかし、モーニング・ショーの『チャーリーとチョコレート工場』があまりに面白かったので、印象が薄い。
『天狗飛脚』は市川右太衛門。
これは、観たことがある。
『町奉行日記』は、実はもっと長い題名。
これは、未見。
勝新太郎主演で、若い。
これは、近年?市川崑監督、役所広司主演でリメイクされた『どら平太』のオリジナルというか、同じ話である。
でも、二つを比較すると、抜群に『町奉行日記』の方が面白い。
まあ、個人的感想ですけれど。

家に帰り、ビデオを観るが、疲れが出て、途中で放棄。
やっぱり、映画館で観ないと、集中力が落ちるわ。

11月22日
朝からちょっと驚く。
あまりにリアルでしんどい夢を見たからだ。
リアルすぎて、起きてからもここで夢の出来事が本当にあったことのように思われて、記憶をたどる。
あれは夢か現か?
ほんまに、自分の頭がおかしくなった気がする。

今日は、紅葉狩り。
仕事は休ませてもらった。
祖母が、元気でいられる間、お供をしよう。
朝の重たい気分を振り切り、何も考えないようにする。
でも、着物を着ていると、うまく帯が結べない。
焦ると、余計に結べない。
なんとか、待ち合わせに間に合って、あとはひたすら紅葉狩りを楽しむのみ。
着物は暖かくて、このぐらいの季節に丁度ええ。

夕方に帰ってきて、家に帰り、着物を着替えて、お泊まりの準備。
簡単な和え物を作って、一緒に食事をする。
今日は、一日孝行の日。

今朝の夢見の悪さが、残っているのか、どうも眠れない。
いや、眠りたくないのかも。
薬が効かないなあ。

11月21日
なんだか、朝しんどくて起きられない。
寒くなってきたせいか?

身体が浮腫んで、重い。
それでも、今日はゼミもあるし、仕事が溜まっているので、這うようにして出勤。
週末は映画三昧で楽しんでいたはずなのに・・・

仕事もちゃんとノルマをこなす。
ゼミも楽しくて、得るものも多い。

にもかかわらず、なんだかだるい。
身体さんは何を言いたい?

11月20日
今日は、ワクワクの時代劇映画の日。
『子連れ狼』を二本観る。
『子を貸し腕貸しつかまつる』いわゆる第一作。(題名が微妙に間違っていたらすまない)
それから、『親の心子の心』。
こっちは、三隅研次作品ではない。
若山富三郎主演の子連れ狼は、勝プロで製作されたのが6本あるはず。
うち、三隅研次監督が4作品なのだ。
親の心・・・の方は、宮川一夫が撮影している。
なんて豪華な。

始まった途端、「おお、かっこいい」とつぶやき、見終わって、堪能して、「あー面白かった」と呟くと、隣のおじさんがぎょっとした顔で私を見る。
なんでやねん。

11月19日
時代劇映画の日。
今日は『昨日消えた男』『或る剣豪の生涯』の2本。
『昨日消えた男』は、リメイクの方しか見たことがなかったと思う。
マキノ正博が、相変わらずの早撮りをした作品と聞いている。
そろそろ長谷川一夫が肥えはじめてきた頃かしら。
フィルムの状態があまり良くないが、それだからこそ観られて嬉しい。

『或る剣豪の生涯』は、すでに録画して持っている。
稲垣浩監督。
稲垣浩は、すごく物知りなのだと思う。
この映画は、泣かされた。
その記憶があるので、スクリーンで観るのも楽しみ。
司葉子が綺麗。
そして、何処で泣いたのかわかっているだけに、そのシーンが近づくにつれて、既に涙腺がゆるみだす。
映画館にもかかわらず、号泣。
ほんまに、単純な観客やと思う。
知っている作品で、先取って泣くなんて、アホやなあ。

さらに、祖母宅に泊まり。
観たいTV番組がないため、少し話を振るとOKが出た。
部屋で、観ようと思っていた、美空ひばりの『振り袖捕物帖 若衆変化』を、みんなで居間で観る。
橋蔵も若くて、祖母もひばりの歌が聴けるのだから、少しは楽しんでみたようだ。
時代劇映画の王道の物語で、ひばりの活躍が楽しい。

11月17日
B.N.解禁。
今年は出来がいいらしい。

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2005年12月01日 10:50に投稿されたエントリーのページです。

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