11月16日
歳をとりました。
あやうい記憶力が、さらに危うくなりました。
数々の連絡事項をほぼすべて忘れてしまい、先方から「どうなっていますか」と問い合わせの電話が。
ああ、すみません。
忘れておりました。
すみません。
すみません。
申し訳ない。
謝ってすむ問題か!
って、いまのところ謝ってすんでいるので、かろうじてここにいる。
同僚より、「エプロン」を頂戴しました。
嬉しいプレゼントです。
さあて、次は何を作ろうかな?
そろそろ秋から冬への素材とうつりつつある。
牡蠣ご飯、蓮蒸し、蕪蒸し、茶碗蒸し、鍋・・・
あ、そんなこと空想してニヤニヤしてる場合やない。
今日もまた、やり残していることに気づいた。
やってもうた。
明日、朝一でせなあかん。
11月15日
朝から気が狂いそうなのを、なんとか隠して、京都へ。
今日は、会議でJR京都のほうにまず出かける。
早めに出たのに、JRはまた人身事故。
結局、10分ほど遅れるが、もともとの開始時間よりは30分早く行く予定だったので、同僚にだけ迷惑をかけたぐらいで、事がすんだ。
それにしても、JR京都駅は観光客と、ブッシュのせいで警備が厳しくなり、ごった返し。
おまけに、電車は遅れるし。
昼を同僚と食べてから、日文研に出勤。
昼ごはんのあいだ、昨日からこけた原因の一つを、ちょっぴり愚痴って聞いてもらい、ちょっとすっきり。
せっかくのランチをまずくさせてしまったかも知れんなあ。
すまん。
せやけど、心から感謝してます。
今日中に提出の書類が、なかなか仕上がらない。
うえーん、うえーん。
泣きながら、夜にようやく提出。
そのまま、おかしくなっていく。
狂うていく・・・
11月14日
朝から、またこけた。
物理的にこけたのではない。
精神的にこけたのだ。
それでも、気を取り直して仕事をするものの、引きずる自分がおる。
そのおる奴をどないかしたい。
せやけど、仕切りなおし、いや、頭の切り替えがまったく出来ん。
結局、体調がだんだん崩れ、吐き気をもよおし、仕方なく家に帰る。
締め切りがあるのだ。
明日は、またまた忙しいのだ。
稽古にも間に合わず、家で、もう一度あまたを冷やして、仕事する。
気が狂いそう。
11月13日
今日は時代劇映画の日。
『戦国野郎』と『赤毛』の2本。
『戦国野郎』は観た事があると思っていたが、勘違い。
はじめての映画である。
何の作品と勘違いしていたのか?(戦国自衛隊かなあ)
今日は、客層が少し違う。
いつものおじちゃんたちはいはるが、年齢不詳というか、同年代なのか、めちゃくちゃ若いのか?
そんな人たちが性別問わず、数人いる。
本日のプログラムを見て、推測。
今日は、二本とも監督が岡本喜八なのである。
どうも、岡本喜八の作品が目当てで来ているようだ。
単なるチャンバラ映画ファンではないみたい。
しかし、私はなんとなく、なんとなく思っていたのだが、自分にはあまり岡本喜八作品は合わないのでは、と。
その気分を確認した気分。
まあ、個人的感情ですが、これだけ、近い年代の出演者の重なった映画を集中的に観ると、好みは出るだろう。
まあ、みなさま頑張って研究して下さい。
私は、自分の好みでいきます。
って、誰に言うとんねん。
妄想。幻想。幻聴。幻視・・・
『赤毛』は三船敏郎が主演で、はじめて観たとき泣いたのを覚えているが、今回見ると、あれ?印象が少し違う。
単純なので、泣かしどころでは、どんな映画でも、必ず「泣く」素直?な観客なのだが、見終わった後に、あれほどの感動が残らない。
しかも、三船敏郎はもうどうでもよく、なんといっても、泣いて感動したのが「乙羽信子」の演技だった。
彼女はすごい。
あらためて感服しました。
『戦国野郎』は、加山雄三。
でも、時代劇のつくりはなかなかしっかりしている。
と、思ったら、殺陣師が久世竜だった。
若大将は、時代劇でも、忍者でも、やはり歌うのであった。
ボーとしていて、ずっと誰だか考えていたが、田崎潤だった。
なかなか、東宝もやるなあ。(黒澤のイメージが強いから・・・)
11月12日
秘密の稽古会。
前回、デビューしたばかりで、どうなるやらと思っていたが、今回から、ちょっと本格的に指導を受けられる感じがした。
短い時間の稽古だが、自分がもしかして少し感覚がつかめたような、そんな気分がする。
時間の許す限り、ぜひ鍛錬したい。
11月10日
呆然。
昨日は、用事で仕事を休んでいたら、その前にすませておいた仕事にミスが発生。
同僚の機転に助けられて、難を逃れたものの、メールがきて驚愕。
一体、何やってんや?
今日は、迫り来る締め切りに向かって、1日奔走。
ちゃっちゃと、と思う心と行動は別。
結局、1日をそれで潰してしまい、頭くらくら。
本来の仕事が残っていたが、体調不良により、帰宅。
桂吉朝が亡くなった。
本当は昨日亡くなったのだが、本田美奈子の告別式ばかりニュースになってしまい、尼崎の病院でひっそり亡くなったニュースはほとんどなかった。
享年50才、若すぎる。
桂吉朝さんは、落語の評価も高いが、実は中島らもの劇団の関係で、その魅力にとりつかれた。
米朝さんがとても可愛がっていたことも知っている。
でも、落語以外の吉朝さんも魅力的で、好きだった。
中島らも、桂吉朝、私が大学時代からはまっていたステキな人々がいなくなってしまった。
寂しくて、悲しくて、号泣。