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温泉で疲れる

10月21日
疲れた。
しんどい。
それは、温泉でリラックスさせたためにじわじわとにじみ出てきた疲れもあるが、気疲れも多い。

今朝は、祖母を起こさないように、仕事を始める。
8時半過ぎに、ゆっくりと二人で朝食を取り、売店をうろうろして祖母のお買い物に付き合う。
朝風呂は時間的に終わってしまったので、部屋に戻り、祖母はソファに寝転がってTVを見ながらうたた寝。
やはり祖母も疲れが出てきたのであろう。
昨日、結構歩かはったもんね。

私も疲れが出てきたのは否めないが、とにかく仕事を少しでも済ませようと、パソコンの前に座り、ぼちぼちとする。
目が疲れたら、大山を目の前に周りの緑に癒される。
そして、また仕事に戻る。

昼過ぎに、今度は昼食を食べに行き、部屋に戻る。
ああ、こういうゆっくりとした贅沢な時間を久々に過ごして、嬉しい。
缶詰と言う名目で、文人が環境を変えて執筆などいうのは、こういう感じなのかしら。
自分で家事も何もせんでええし、なんかええよなあ。
自腹では出来へんけどなあ。
少し乗ってきたら、タイミング悪くゴルフから帰ってきてしまった。
ああ、後1時間でも遅かったらいいのに。

そこまでは良かった。
そこから最悪な戦いが始まった。
あれほど、「運転は思いやりのある、静かな運転をしてくれ」と言うておいたのに、全く耳を貸さない。
だんだん気分が悪くなり、母も祖母も寝ているからいいが、一人で「そんな運転は辞めて」と訴え続けるのを無視され、荒すぎる。
もう限界だ。
パーキングで休憩とガソリンを入れると止めた時、トイレにダッシュしてもどした。
「吐きそうや。スピード出し過ぎないで。運転が荒い」とそれまでに何度訴え続けたか。
私が運転すると言うても、きかない。
こういう運転をしてくれと嘆願し、出発するが、全く聞いていない。
祖母の前なので、我慢していたが、車内で吐くよりましだろう。
とうとう切れて、次のパーキングエリアを見つけるや「そこに入って」と言って、運転を交代。
「危ないからアカン」とまだのたまう父を無視して、運転をする。
後ろで最初は嫌みを言われ続けたが、気がつけば、朝からゴルフをして疲れていたのであろう。
助手席の母もふくめて、後部席で父も祖母もいびきをかいて寝ているではないか。
それだけ、慎重にカーブでもふられないようにこっちは運転しているのだ。
それでも起きたら気に入らないらしく、家まで運転をさせてくれない。
名塩で交代するというので、まあ名塩まで帰ってきたら後は少しだし、譲歩した。
その上、「大分運転慣れたやろう」と言わはるので、呆れてしまった。

家に帰った時は、気分が悪くて、ふらふらだった。
母には悪いが、「金輪際、二度と父の運転で長距離乗る気はないし、旅行もしない」と宣言。

家に帰って茫然自失。
薬を飲んで、昏倒したい。

10月20日
皆生温泉を9時半過ぎに出発。
もちろん、朝風呂も入っておりました。

境港を通って、松江へ。
今のナヴィはすごく賢いのだが、それでも行き先の大体の道路地図を頭に入れといてくれよ。
ここ最近は車に乗らないが、以前はナヴィのない頃、道路マップを片手に四国や丹後や、香住や赤穂やと、なんだかんだと運転して、友人たちと旅行したものだ。
自分が運転するとなると、用意周到に下調べをする。
あと、運転をしなくても自分が行きたいところを回るのであれば、横でナヴィゲーション出来るようにやはりかなり下調べで地図を頭にたたき込む。
そういうのが私にとって当たり前だった。
しかし、父はどういう自信か知らないが、ナヴィに頼ればなんとかなると思ってはるようで、それはそれでいいのだが、町の案内表示とかも無視して道に迷ったりする。
ただでさえ運転が荒くて、気にくわないものだから、自分が道を間違ったからと行ってヒトにあたったり、要領を得ないことをされるとこっちが疲れる。
たしかに、今回の旅行は全くノータッチだった。
だから文句は言えないが、「私が運転するわ」と何度もふっかけては拒否され、あほらしくなってきた。
まあ、祖母が楽しいと言うのだから、それが今回の一番大事なポイント。
あまり、喧嘩せんとこ。

小泉八雲記念館は、とても興味深くゆっくり見たいのだが、興味のないヒトと一緒に行くと、どうしてもあわせて切り上げなくてはならない。
かなり、粘っていたが。
安来に移動し、足立美術館に行く。
ここも、初めてなので、ゆっくり見たいが、そうも言うていられない。
まあ、またいつでも来られるから、今回はみんなにあわせよう。
早くホテルについて、仕事もしたいし。
横山大観の絵を中心に、有名な庭を少しばかり鑑賞して、終了。
祖母が杖を忘れてきたので、やはり疲れるらしい。
その割には、よく歩いているけれど。

大山に戻り、ホテルにチェック・イン。
お昼が遅かったので、夕食は19時にしてもらい、売店をうろついてあほなものを買い、大浴場(一応温泉)に行って、一休み。

フレンチをいただき、夜景を満喫して、部屋に戻る。
またもや、露天風呂に行き、帰ってくると、どっと身体が疲れてきた。
ああ、やばい。
下手に温泉なんか入って、身体を休ませると、ダマしていた疲れがズルズル出てくるのだ。
それは、予期していたが、ついつい温泉好きなもので、折角来たし入らな損という、卑しい根性が働くものだから、セーブ出来ない。

祖母も疲れたので、明日のフラワーパークの予定はキャンセル。
両親がゴルフに行っている間、チェックアウト時間を延長してもらい、二人でホテルでごろごろすることになった。
ラッキー。
明日、仕事しよう。

でも、今日はショックなことが二つ。
一つは、大山のホテルでは、モバイルの電波が途切れるらしく、メール・チェックやネットができない。
それは、まあ資料もあるし、他にも仕事は山ほどあるからいい。
明日帰宅後チェックしよう。
そんな大事な用件はないだろう。

もう一つはジェネレーション・ギャップをここまで見せつけられたこと。
松江で昼食を取った時の出来事。
シーズンらしく、修学旅行の団体が山のようにいる。
古いおそば屋さんに入ったのだが、中学生の男の子二人が店員になにか説明してもらっている。
何気なく見ていたら、びっくり。
それは、最近ではほとんど見なくなったダイヤル式のピンクの公衆電話であった。
つまり、彼等はダイヤル式の公衆電話のかけ方を知らない。
かけ方を店員に説明してもらい、何度も失敗して文句を言っているのである。
そうか、ダイヤル式の電話のかけ方知らんねんや。
あああ、そんなことありえんの?
かなりショック。

明日ゴルフで早いからと、12時過ぎにみんな就寝。
さて、仕事でもするかとPCをたちあげて、始めるが、身体の疲労が邪魔をする。
集中力激落ち。
朦朧。
明日、ゴルフ組が朝早く目覚めるので、きっとそれで起きるだろうから、早朝より仕事するか。
眠いわけではないが、だるい。
机の前に坐っていられない。
ので、清経の稽古用テープを聞きながら、横になって休もう。

10月19日
朝、チャリを飛ばして、不必要なものを置いて、必要なものを取って、ジャスミンに水をやって、祖母宅に戻る。
ゆっくり、朝ご飯を食べて、9時半頃出発。
どこに?
山陰へ。

祖母は老い先が長くはないから、動けるうちにあちらこちら行ってみたいといい、祖父が亡くなって落ち込んでいたが、漸く元気を取り戻してから、子供たち、友人(平均90才)などと、温泉や旅行に行き始めた。
夏頃だったか、「秋の北海道」というプランが持ち上がり、北海道に一度も行ったことのない私は「北海道案」に食いついた。
親戚が集まって旅行に行くというのは子供の頃何度かあったが、少人数で旅行に行くことはなかった。
まあ、京都とか近場でずっと一緒だから。
家も近所やし。

それで、北海道の紅葉シーズンを狙って、8月頃に今日10月19日から2泊3日予定を開けておいた。
それから、忙しさにかまけて、ほとんどその話はうちの両親に任せっきりで、ばたばたばたばた毎日を過ごし、この時期に及んで、予想もせぬほどまた忙しくなってしまい、動きが取れない状態に陥る。
祖母はとても楽しみにしていたので、今はパソコンを持って仕事もできるし、とにかく旅行に行くことにした。
ところが、先々週ぐらいに話を聞くと、何故か北海道から山陰という近場に予定が変更されていた。
温泉だからいいでしょ、という話になっていた。
まあ、自腹を切るわけではないので、文句は言えない。
結局、両親はゴルフもしたいが、祖母はゴルフをしないので、自分たちがゴルフをしている間に、一人祖母をほったらかすのが気にかかる。
これは、叔父や叔母たちも同じだが。
だから、ゴルフに興味のない私が一緒に過ごしてくれると、ちょうどええという計算が立ったらしい。
まあ、それはそれでかめへんけど。

本日は皆生温泉。
途中、大山の鍵掛峠など、観光もするが、問題発生。
父の運転が荒いから私は嫌いなのだ。
それが、山道やから完全に車に酔い、帰りはまだ一度も運転したことのない実家のクラウンを「私が運転する」と強引に乗っ取る。
初めてだから慎重になるし、車酔いする事がわかっているので、とにかく安全運転。
腹が据わっているので、結構久し振りだが、運転は出来ることを確認。

しかし、山道が終わると、またもや私の運転は拒否され、結局後部座席で祖母と話しながら温泉まで行く。
とても良い宿で、温泉も楽しい。
2種の泉質があって、比べると全然違う。
夕食前、夕食後と、すいているのでほとんど露天を貸し切り状態で楽しむ。
夜は、いつものことだが、麻雀をして、夜中12時半まで享楽にふける。

私のあほなところは、その後、2時過ぎまで、みんなが寝静まった後、仕事をしているところだ。
はあ、疲れが出てきて効率が悪い。
そろそろ寝るか。

10月18日
昨日、喋りすぎて、今日は手抜き。
手抜きは仕事ではない。
料理である。

実は、本日うちうちで「阪神タイガース優勝記念宴」を開催。
阪神の優勝を見られなかったので、その思いは深い。
明日からお休みを頂いているので、出来るだけ、仕事をしながらも、夕方に向けて、少しずつ準備。

18時半頃、宴が始まる。
あああ、楽しい。
素晴らしい差し入れがあり、自分の料理はどうでもよくて、差し入れや他のスタッフ(この人は阪神ファンでも何でもないのに)に作ってもらったメニューに舌鼓を打つ。
美味い!

週末の阪神百貨店は、本日のためにCH.Tigersという紅白のワインを購入しに行っていたのだ。
6人でワイン3本あけ、六甲おろしを合唱?して終える。

遅くなったので、さんざん騒いだくせに、後かたづけを全部ほったらかして、駅まで送ってもらい、慌てて帰る。

家で、用意していた荷物に必要なものを加えて、チャリで祖母宅に走る。
12時前に到着。

あ、忘れ物した。
明日の朝取りに帰るか。

10月17日
朝、疲れが噴出しだして、起きられないと思った。
本当に、目が覚めているのだが、星は飛ぶし、坐ると、そのままズルズルと身体が沈む。
下手に休むんじゃなかったと後悔しつつ、這いながら出勤。

授業に、私の友人がゲストで参加。
友人とはしょっちゅう連絡を取っているわけではないが、会う時は頻繁に会う。

最初に会って時、すごく頼もしい人物だと思い、それから仲良くさせてもらっているのだが、二人とも会うと話がとまらない。
まあ、揃ってようしゃべる輩ってとこか。
面白いから、ついつい夜中まで喋り続ける。

刺激をたくさん、メルシー。

10月16日
中高部時代の友人とランチ。
本当は、忙しいのだが、「気晴らしも肝心」と訳のわからない理由で出かける。
昼間からワインを飲んで、酔っぱらい。
そのまま、仕事モードに入り損ねて、「休養も少ししないと疲れが溜まっている」と気付いて、だらだら休むのが大失敗。

ためていたと思われる疲れが、じわじわ噴出してきた。
夜になればなるほど、しんどさが益々募り、もうアカン。

明日から仕事復帰を誓い、今日はもう倒れます。

10月15日
午前中、研究会。
データベース解析を駆使した、文系の発表。
私には憧れだ。
データベース作成のお手伝いはしているが、それは目の前にあることを言われたままに黙々とこなしているだけで、プログラムがどうなっているのか、入力した項目がどうなるのか、それを使って、どう解析するのか、解析するのにさまざまなソフトが活用出来るなど、全くわからない。
理系音痴。
機械音痴。

でも、今日の発表を聞いていて、もはや理系や文系やなど区切っている場合ではないと思った。
自分が出来ないから、余計にそう思うんかもしれん。
でも、いろいろ聞きながら想像していくと、すごく面白いものが出てくるような気がした。
インスパイアされたと言いたいが、その前にパワー・ポイントを使えるようにならないと。
レベル低いなあ。

午後は、またもやご無沙汰のNOVAに行く。
ついでに、阪神百貨店に行く。
梅田に出たついでと、ヨドバシカメラに行く。
うっかりしていて、一番の目的の映画の上映開始時間に間に合わなくなった。
あほや。

10月14日
今日中という仕事が終わらない。
漸く、午後に終えて、本来の仕事をすると、もう時間がない。
今日も主治医のところをあきらめる。

ほんまは、いかなあかんのとちゃうん。
と、いつも言うてんな。

10月13日
体調悪し。
などと、言ってはおられない。
差し迫るさまざまな書類や原稿の締め切りを目の前に、仕事も捗らない。
にもかかわらず、今日は稽古日。
全く、行けなかったので、どうしても行かなくては。
行ったけれど、すべて忘れている。
案の定、稽古はぼろぼろ。
ごっついしかられ、特訓日まで設けられる。
だから、今は忙しいので、など恐くて言えなかった。
どないしょう。

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2005年10月22日 18:19に投稿されたエントリーのページです。

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