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関西に生まれてよかった

10月12日
調子こいたふざけ野郎には、やはり罰が当たる。
自分勝手にエゴイスティックに振る舞うから、気がつけば、周りの人に被害甚大。
今更ながら、申し訳ないと謝っても後の祭り。

後悔役に立たず。
と、前にものたもうていたが、またやってしもうた。
すべてに中途半端で、抜き差しならぬところまで行っていないとはいえ、どちらにせよ、円満におさまらない。

はあああ。
自分が嫌や。
こんな奴がこの世にいたらアカンのとちゃうか?
アカンやろ。

アカンというたところで、事態が変わることはない。
せめて、今晩は祖母の家に泊まり、孝行して、心の中で迷惑をかけている人々に謝罪。

10月11日
珍しく、父が出張だという。
そこで、母にお願いをして、以前から行きたかった料理屋に行くことにする。

朝から、呆け呆けで仕事の捗りの悪い中、同僚にからみながら母からの連絡を待つ。
自分が仕事捗らんからって、同僚にからんで仕事の邪魔をするとは、誠に不埒きわまりない悪童である。
いや、おばはんか。

昼過ぎに、漸く連絡があると、第一希望も第二希望も予約が取れず、惨敗。
そこで、3年ほど前に行った夜しか営業していない祇園の店はどうであろうかとさらに頼み込む。
再び、連絡があり、19時前に予約が取れたとのこと。
18時半に河原町で待ち合わせ。
うきうきしながら、仕事をする。

海外から帰ってきて、寿司(刺身)、蕎麦、お好み焼き、ときて、極めつけの京懐石。
フルコースである。
罰当たるかもしれんな。

ここは、ご主人が面白い。
カウンターに坐り、あまりのおいしさに感涙。
むせび泣き。
は、さすがに恥ずかしくてしていないが、一箸つける毎に「ああ、美味しい」「幸せ」と連呼。
しみじみ、日本人に生まれてよかった、いや(京)阪神に生まれ育ってよかったと思う。
こんな上手いもの食うたことない!
そう、呟いた。

よし、明日から頑張るぞー!

10月9日
いろいろ仕事が溜まってしまい、結局、昨日は朝から日文研に行き、研究室を空け、自分の仕事をしながら、後かたづけや他の班員との連絡を取る。
なんだか、だんだんふらふらになってきた。

それでも、朝から行ったおかげで、またもやお声をかけて頂く。
以前ちらっとおはなしがあったのだが、これで具体的に発表の機会を与えて頂いた。
ありがたや大明神。

16時に約束があったので、昼過ぎに必要な資料を持って帰る。
この間の稽古会で、というより稽古会の後、友人にそのままずるずる着いていき、関係もないのにお茶をする場に居座ったおかげで知り合った人たちが、西宮で稽古会をするという。
稽古、稽古と怪しいが、まあ武術的にいかに身体を遣うかと言うことに興味を持った人とのつながりである。
金曜日の段階では、すっかりハイ・テンションになっていたので、「大丈夫、行く行く」などメールで返信していたのだが、もはや思考が停止。
着替えも得物も持たず、仕事関係の紙資料をかかえて顔を出す。

なんてやる気がないんや。
そう思いながら、最初は坐ったり、立ったりして、人が稽古し、身体を遣うさまを「ほう、ほう」と感服してみていたのだが、自分が出来ないのにとうとう居ても立ってもいられなくなる。
木刀を借り、実際にそのすごワザを受けて、驚愕。
一人でなんとか稽古出来る策はないかと、いろいろ鍛錬法を教えてもらい、実験。
それで、帰ればいいものを、一人の家にみんなでぞろぞろ着いていき、御飯をご馳走になり、古武術の映像をたくさん見せてもらい、さらに泡を飛ばして議論。
それだけではあきたらず、実践をし出すものも。
さぞや、お家の方はご迷惑であったであろう。
申し訳ない。

当たり前だが、今日は完全にダウン。
薬もよく効き、目が覚めても頭が割れるように痛く、腹の調子もいまいちなのか、腰痛、腹痛、最悪の状態。
漸く、起きあがってきたところへ、母からお好み焼きを食べないか?とランチの誘い。
うっ、痛いところをつく。
香港に1週間行っていたので、帰ってきて寿司というか刺身を食べ、蕎麦を食べていたが、粉ものはまだである。
しかも、定期的に粉ものが食べたくなる関西育ちであるので、1時間後ならと注文をつけ、ぼろぼろの顔を洗い、着替えてふらふらとチャリをこいで、馴染みのお好み焼き屋へ。

唇が乾燥して割れて痛いと思っていたら、母が私の顔を見るなり「あんた、熱のハナ出来てるやん」という。
え?別に発熱してへんけど。
口内炎も出来てへんし。
とぼけていると、別に高熱を出さなくても疲れが溜まると出る、つぶれて出血していたそうだ。
あああ、確かに昨日あんなあほな事してたさかいなあ。
そんなことは言えず、「確かに、ごっつい疲れが出てきたわ」といいながら、今度はコテでやけどする。
あほや。

家に帰ると、今度はほんまに発熱してしまいました。

10月7日
研究会。
疲れた、しんどいといいながらも、やはり刺激があって楽しいので、ついつい忘れて突っ走る。
TVCMの研究を行う上で、大変貴重な報告を聞く。
これから、なんとか上手く活用して、いろいろ研究を展開したいと強く願う。

中には、結構笑えるCMがあるので、個人的に見ていて楽しい。
懇親会で、調子に乗って泡盛を飲み、帰宅する。

ひどい頭痛に襲われている。
あああ、やっぱり疲れてるんやわ。

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2005年10月13日 09:25に投稿されたエントリーのページです。

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