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2004年05月10日

すーさん、山田博信師範より五級を授与さる


5月10日(月)

先週の土曜日(8日)は、合気道「浜名湖道場」の昇級審査会。

寺田先生のお師匠様である山田先生(北総合気会)をお迎えしての審査会である。

手前は、5級の審査を受けることになっていた。

審査会後に、山田先生による特別稽古と直会が予定されていたため、車は自宅において浜松駅から電車で行こうと思っていたが、同様に審査を受けるサトウくんが、車で行ってその日の夜は道場近くのホテルに宿泊することにしたというのを聞き、「迎えに来てくれる?昼飯おごるからさあ〜」と申し出たところ、快く引き受けてくれたので、昼前に手前の自宅近くでサトウくんと待ち合わせた。

このサトウくん、東京都の出身で、大学卒業後は浜松市の隣の隣にある袋井市の会社に就職し、近年合気道を始めて病みつきになった好青年である。

寺田先生とともに、本部道場の稽古や多田塾の合宿にも参加して、最近ぐんぐんと技が上達しているのである(本部道場の稽古の際には、内田先生もお見かけしたと申しておりました)。

最近は、稽古の際に「このやり方でいいの?」などと、もっぱらサトウくんから教えを乞うているのである。

サトウくんの車は年代物のジープ。

車の床には水抜き用の穴が空いていて、走行中に下の道路が見えるのである。

わざわざ迎えに来てもらったので、文句は言えないのだが、乗り心地は頗る悪い!(浜名湖道場までは、車で約40分なのであるが、せっかく食べた昼食も車の揺れで戻しそうになってしまうくらいにポンポンと弾みっぱなしなのである)

まだ体が揺れている感覚のまま、ようやく「浜名湖道場」へと辿り着く。ふう。

すぐに稽古着に着替え、準備運動を行う。

審査は、午後1時開始。

手前は、初めて山田先生の英姿を拝したのだが、典雅な中にも凛とした気が感じられ、「このお方はただ者ではない」ということを直感させられた。

さて、審査は5級から開始である。

5級の審査を受ける者は、手前を含めて8名。

まずは、受け身から。続いて、「天鳥船」。さらに、2人1組になって、正面打ちからの「一教」、片手取りからの「四方投げ」と「入り身投げ」、さらに「呼吸投げ」などを行う。

ちょうど手前が技を行う場所が、山田先生の正面であった。だいぶん、緊張した。

審査はおよそ30分。

終わった後の爽快感が何ともいえない。

続いて、4級の審査。技では、三教が指示された。うーん、4級では三教もできるようにしておかなければならないのだ。

さらに、1・2級の審査。さすがに、このレベルになると、技にも迫力がある。4級までは、寺田先生の指示で技を指示されていたが、1,2級は山田先生御自らが指示されての審査である。

立技、座技だけでなく、半身半立からの技も指示された。

いつかは手前も1,2級の審査を受けることができるようになるのだろうか・・と思ってしまう。

審査の後は、山田先生による特別稽古。

片手取りから転換しての二教などを稽古する。間近で見る山田先生の技には、寺田先生とはまた違った迫力がある。

特別稽古終了後は、道場からやや離れたスナックに移動しての直会。

充実した稽古の後に飲むビールは、また格別!である。

山田先生も同席されていたので、先生が手前の席近くに来られたときに、「実は、昨年1年間、神戸の内田先生のゼミに聴講生として参加しておりまして云々。」などと話をすることもできた。

得がたい機会であった。

次回、山田先生が浜名湖道場に来られるのは、11月である。

その時には、ぜひ4級を受けられるよう、さらに稽古に励もうと決意した(稽古に行く時間がほしい!)。

投稿者 uchida : 2004年05月10日 15:02

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