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2006年03月 アーカイブ

2006年03月29日

引越の季節

3月28日
年度末は異動の季節。
部外者なんだが、ずっとお世話になっている人たちなので、送別会に混ぜてもらった。
なにかあると、泣きついて助けてもらっていました。
これから私はどうしたらいいの?なんて、笑いながら話していました。
いつもは、困ったときに泣きついてばかりいるので、あまりゆっくりお話しすることもなかった。
こんなに楽しい人たちなんて。
惜しいなあ。
もうちょっと前から仲良くしてもらっていたらよかった。
って、トラブルメーカーは私か。
ありがとうございました。
新しい職場で落ち着いたら、遊んでやってください。

今年度もあと3日。
もうすぐ春ですね。
春の嵐はすごかった。
そして、明日は花冷え・・というより雪やわ。
この温度差で、体調崩しそうやな。

3月27日
プロジェクト室の送別会。
太秦にある料理屋さんにて行われました。
なかなかいいところで、この前は何度も通っていたはずなんやけれど、この店はきづかへんかったなあ。
お世話になっている先生はもちろんのことだが、今の同僚たちとの時間は毎日楽しくて、かけがえのないチームワークを発揮できる仕事仲間であった。
いつまでもわいわい一緒にいたいと思うけれど、それは無理。
というより、それでは困るのだ。
一緒に仕事が出来てこんなに楽しい人たちとめぐり合えたことは宝やね。
喜びと寂しさがあるのが春。

3月26日
引越し完了。
とはいえ、トラブルが多くて・・・
まだ解決してへん。
しゃあない、予定がいっぱいや。
来週に手打たなあかんな。

引越しって、大変やわ。
祖母の家に今週は滞在することにしているが、2階で疲れて呆然。

3月21日
渋谷にて、町田康のライブ。
チケットは大分前にとっていたのだが、結果的にかなり強行スケジュールとなってしまった。
結果的に、忙しいとか無理なスケジュールとか物凄く多いねんけど。
やはり、計画性ないってことか。
ついでに、ちっともがくしゅうせえへんっちゅうことやな。
あほや。

とはいえ、ほんまに久しぶりにライブに来てよかった。
最高やね。
ほんまに、途中はどないなるかと思ったけど、よかった、よかった。

実は、東京に向かう新幹線の中で、貧血で倒れたのだ。
新幹線で倒れるなんて・・・
ほんまに情けない。
名古屋を過ぎたあたりから、妙に耳鳴りがするので、「トンネル多いし、結構ゆれるから本を読んでいて酔ったのかも」なぞのんきに思っていた。
それにしては、だんだん気持ちが悪くなってきて、「トイレに行こう」とデッキに向かって歩き出した。
もう少しで、車両から出るというところで、目の前の世界がぐにゃーっとゆがんできた。
「あ、やばい」
足取りを何とかこらえて、ドアの外に出た途端、膝から崩れた。
ドアからすこし外れたところで、四つんばいになって、こらえようとしたが、そのまま倒れていった。
もちろん、半分意識的ではある。
無理したら、失神して危ないのは、何度か経験済みなので、膝から崩して、頭を打たないように静かに崩れていったのである。
脂汗が吹き出てきて、世界が白んできた。
デッキの反対側では、外国人が携帯で話をしていた。
彼は、席に戻ろうと振り返ると、反対側に私が倒れているものだからかなり驚愕したようだ。
「ヘイ!ヘイ、ヘイ!」
って、声をかけてくれるが、英語も出てけえへんし、声もたえだえ。
狼狽した彼が、自分の席のある車両に戻って誰か呼んできてくれて、二人の日本人がやってきて、すぐに車掌さんを呼んでくれた。
彼は、とても心配してくれたが、英語でお礼を述べてみるが、通じなかった。
女性の車掌さんが駆けつけてくれ、運がいいことに、「多目的ルーム」というシートが完全に倒せるスペースがあるデッキで倒れたので、そこでしばらく寝かしてもらった。
なんてラッキーな?
「貧血ですので、横になっていたら治ります」と弱弱しい声で訴え、抱き起こしてもらい、肩を借りて、横に倒してもらったシートの上で汗を流しながら倒れていた。
水を持ってきてもらい、外から鍵をかけてもらって、静かに横たわっていた。
はああ、情けない。
情けないくせに内心思っていたことが、「ライブの時間にぎりぎりやし、下手に医者とか呼ばれたり、新横浜で降ろされたりして、新幹線を遅らせるようなことがあっては間に合わない。それだけは避けなくては」ということ。
自己中やわ。
この罰当たりものめが。

汗が引いて、意識が完全に戻ってき、上半身を起こして、水を飲もうと窓の外を見ると、富士山がくっきり聳えていた。
春にしては、珍しくはっきりを見える。
回復したのだが、ご好意に甘えて、新横浜も着く10分ほど前まで、その部屋を借りて、そのまま横にならせてもらっていた。
ご迷惑をかけてすんません。
それから、お礼の言葉も通じなかったかもしれない、第一発見者になっていただいた外国の方、ありがとうございます。
助かりました。
誰かが気がついてくれるのを、待ちながら意識が遠のいてましたので。

3月19日
無事、国際シンポ終了。
先生、そしてスタッフの皆様、ありがとうございました。
参加者の皆様、楽しい刺激的な時間をありがとうございます。

それにしても、こんなに楽しいシンポジウムは始めてである。
香港のときも楽しかったが、今回は格別。
シンポジウムの間も、オフの間も、ほんまに楽しかった。
私一人で、遊んでいるんやないやろうか。
そんな風にふと思うてしまうほど、楽しかった。
実名トークをOKしてくれはった舞の海さん、KKさん(って全然実名使ってへんやん)ありがとう。
でも、やっぱり実名は書きません。
今度、東京に行ったら遊んでください。

本当に、こんなにすばらしいシンポジウムを企画し、研究会からずっと参加させてくださり、指導してくださった先生に、心から感謝。

今回の収穫は、シンポジウムの内容だけではない。
ずっとお名前だけ存じていた先生とお話が出来、知り合いになれたこともあるが、一番びっくりしたのが、「世間て狭いね」という事実があちこちで発覚したこと。
2年間も一緒に共同研究員をしていたメンバーと、意外な共通の知人がいたり、あるいは、意外なところで同じ場を共用していたりしたことが発覚したのだ。
ひとりならまだしも、何人かいるのが怖い。
もちろん、それぞれは、別の人たちとつながっているのだが。
きっと、これは「ご縁」なんやわ。
だから、このメンバーたちとは、そしてこの場で出会うた人たちとは、これからも「ご縁」があるに違いない。
これからもよろしゅうたのみまっさ。

午前中に、帰ってきてから、昼は中高時代の友達とランチ。
夕方には、ふらふらになってきてしまい、「ごめん。帰るわ」とダウン。

家に帰ると、3時間(もっとやったかなあ)放心状態。
疲れが出てきたなあ。

3月13日
明日から、土曜日まで国際シンポジウムである。
ということで、今晩から、土曜の晩まで日文研に泊り込み。
明日は、寒そうなんだよねえ.
予報は「雪」やしなあ。
初日やし、寒いし、折角もってきたから着物を着よう。
明日から、楽しみでもあるし、不安でもある。
まだ、自分の発表準備出来あがってへんのよね。
パネル・ディスカッションやから、持ち時間は短いのだが・・・
さ、今から仕上げよ。

3月10日
千利休プロジェクトなるものに参加している。
といっても、茶の湯については素人。
知識はない。
ということで、ここでついでに学んでいるのだが、今日は発表を仰せつかった。
発表と言うか、報告ですな。
私の最も関心の高いところと言えば、やはり「茶懐石」。
歴史とかやりだすと、すごく深いので、とにかく今日は「茶懐石入門」。
茶懐石の順番や、料理の名称や順番、器の名称などなど。
たまに、今「会席(懐石)料理」と言われ、お料理屋さんで供される料理との違いや共通点にも触れてみたりする。
初パワー・ポイント・デビュー。
発表のぎりぎりまで、同僚に手取り足取り、すべて教えていただく。
ありがとうございます。
これで、パワー・ポイントもちょっとだけ使えるようになったかもしれません。
ほんまに、ひとりやったらなんも出来へんなあ。

皆様、助けてくれてありがとう。

3月6日
久しぶりに、ひきこもり。
これは、結果論。
朝から、めまいがひどくて、貧血かと横になっていたのだが、ちっともよくならない。
立ち上がると、ふらふらして、座り込み、横になると、天井が回る。
本当に、眩暈。
残り少ない授業があるし、仕事も溜まっているので、出勤せねばと思っていても、めまいが治らない。
すこしましになったと思って、家を出たが、マンションから1分も歩かないうちに、ふらふらとしてきて、あやうい。
1時間半以上通勤時間がかかるのに、こんな状態じゃとてもじゃないが、外を歩けない。
結局、家に引き返して、メールで欠勤の侘びメールを入れ、倒れてしまった。
眠れるわけではなく、かといって、目をつぶっても、空けても頭がぐるぐる回って、気分が悪く、どうせいっちゅうねん。

そういえば、先週は、大会を控えているにもかかわらず、喉が痛くて、咳が止まらず、鼻水が出て、耳鼻咽喉科に駆け込んだ。
それは、風邪でもなんでもなく、「アレルギー性鼻炎」と診断され、鼻が詰まっていることにより、寝ている間「口呼吸」をして、結果喉に負担がかかり、気管支が弱っているための咳と説明される。
気管支を広げる薬、喘息を抑える薬、アレルギーを抑える薬などを処方され、無事大会を終えた。

今日の、眩暈は、じゃあなんやねん。
ようやく、こうして文字を書いたり、座っていたり出来るようになったのは、外が暗くなってからだった。
あああ、今から活動してたら、明日またおかしなるがな。

3月5日
謡曲の発表会。
今年は、いつもとちごうて、仕舞と素謡の会となった。
つまり、お囃子がなし、鳴り物なしというわけやね。
やはり、少しさびしい気がする。
出番は、朝一に「吉野天人」の地謡。
後は、最後のほうに、仕舞「清経」のクセ。
この舞は大好き。
そして、素謡「清経」のシテ。
なかなか気持ちよく、といいながら心臓がばくばくしてましたが、ゆったり舞ったつもりです。
先生から「大会に間に合わない人」と言われておりましたが、終了後「なかなかよく舞えました」とお褒めの言葉をいただきました。
そういわれると、自分でもよく舞ったなあなんて、褒めてやろう。
お稽古いけなかったからねえ。
はあ、今度は10月1日。
お稽古間に合って、舞台に立てるのかなあ。
でも、仕舞いは憧れの「玉の段」。
絶対に舞いたい!!

終わったばかりやのに、こりんなあ。
どっと疲れが出てきた。

3月2日
嵐山の「広川」に連れて行ってもらいました。
うわさには聞いていたが、ほんまに美味しい。
ありがとうございました。
あかんたれのこんな私に、こんなにしていただいて、申し訳ない。

2月17日
間人温泉に行って来ました。
そうです。
間人蟹です。
新鮮ゆえ、すごくあっさりしていて、上品なお味でした。
普通、蟹づくしなんて飽きて食べられない。
蟹に限らず、○○づくしというのは、好かん。
せやけど、びっくりするほど食べましたね。
次の日も、「もう蟹なんか見たくない」とか「ああ、食べ過ぎて胃がもたれた」ということもなく、快適。
さすが、幻の蟹と表現されたりするだけある。
何が違うのか?
それは、もうただただ「鮮度」ですね。
それ以外ない。
素材と鮮度、そして旬。
料理の基本やね。
白菜も菊菜も、地の野菜で甘くて香りが高くて美味しかった。
祖母は、「長生きしていてよかった」と蟹の感想。

温泉自体は、そんなに大した泉質ではないけれども、とにかく貸切状態で、大きなお風呂。すなわち手足を思いっきり伸ばして入れるお風呂を満喫できて最高。
お風呂好きですから、昨日2回、今朝も2回入りました。
それから、祖母と母と3人で、麻雀を昨日3回。
いやあ、荒れて荒れて、結局母に巻き上げられてしまいました。
大笑いしながら、家族麻雀なのですが、結構シビアなのです。
それにしても、温泉でがちがちになった身体をゆるめにきたのとは、方向が違いますが・・・

日本海は荒れていて、寒い。
でも、その寒さの中の露天風呂は気持ちがよかったけれど。
おまけに昨日は、JRで人身事故があり、予定よりも電車が30分強も遅れて、寒いJR大阪駅のホームで震えていましたが、まあ、いまではそれもエピソード。
おほほ。
それにしても、JRがゆれすぎて、資料を読んでいて気持ちが悪くなったときは、どないしょうかと思うたな。

ただ、いつも学習せんのやけど、温泉でゆるゆるしすぎると、結構逆にしんどなるんよね。
ああああ、ちょっと反省(のふり)。

2月15日
祖母宅に泊まり。
朝から仕事をして、定時にあわてて帰り、お稽古。
今日は、夕方が混んでいて、お稽古が終わったのは20時半過ぎていた。
おまけに、まだ3月5日の大会もすんでへんのに、次回10月1日は必ず日程を空けとくこと、まあ、これは前からきいていたからええけれども。
来年の大会の日程まで言われて、「予定表に書き込んで、絶対に予定を入れないこと」と言われてもなあ。
来年のスケジュール表も持ってへんさかい、無理言うわ。
まあ、うちの師匠はいつもの事やけれど。

家に帰って、明日からの温泉のために一泊(祖母の家に泊まるから2泊分)の旅行準備をして、祖母宅にたどり着いたときは、22時半。
それから、ようやく遅い夕飯をいただき、0時過ぎには、気分が悪くなって倒れそう。
明日は朝がゆっくりやけれど、温泉に蟹を食べに行く。
昨年秋の大山に続いて、祖母と両親と近場で旅行に行くのだ。
一つは、祖母と一緒に旅行に行けるのが、いつまで出来るかわからないため。
もう一つは、私も自分の生活があるので、もう平日休んでのほほーんと遊びに行ける余裕がなくなってくるため。
ほんまはかなりかなり無理して時間を作ったぐらい今は年度末で忙しい。
だからこそ、どうせ行くならちょっと無理なところ(なかなか自分ではいけなさそうなところ)を今回はちうもんしてみたのだが、あきらめていたら、意外と宿が取れたのだ。
あああ、吐き気とめまいがする。
とりあえず、薬飲んで、休まねば。

2月14日
バレンタインデー。
別になんもあらへん。
久しぶりに、知人と一緒に西北に飲みに行きました。
ずいぶん前から約束していて、楽しみにしていたのだが、仕事を終えて向かう途中にちっとばかし体調が崩れて、電車の中で悩んでいた。
腰が痛いし、身体が「やばいかも」と言うてる。
でも、でも、現金なもので知人と本当に久しぶり、今年に入ってから初めて会って、積もる話をしていると、楽しかった。
美味しいお酒と食事と楽しい会話。
至福のときやね。

2月13日
朝から授業。
その後、仕事。
昨日の疲れが残っていて、夕方には、「しんどいから帰る」と帰ってしまった。
頭が痛いとぜんぜん仕事がはかどらん。
時間の無駄。
時は金なり。
効率を上げるために、時には早めに切り上げて、明日に備えるのも大事。
そんなことを最近思うようになった。

2月12日
国際シンポのお手伝い。
朝は雪が降っていて「どないすんねん」と心配しておったけれど、昼過ぎにはやんだ。
よかった。
それにしても、寒い。
朝から1日で済ませるには、内容が豊富。
全然自分の知らない分野なのだが、なかなか聞いてみるのも面白い。
シンポジウムの案内をもろうても、自分ではきっとわざわざ聞きに行くことはないだろうから、こうして、お手伝いと言う形を通じて、異分野のお話が聞けるのはありがたい。
お声をかけてくださった、先生に感謝。
でも、さすがに疲れた。
3月は自分も参加する国際シンポが5日間ある。
しんどいなんて言うてられへんな。

2月11日
あわただしい日。
朝にばたばた所用を済ませて、午後からお稽古。
今日は、ぼろぼろ。
なかなかうまくいかんわ。
って、苦労もせんと体得するなり、上達すれば、なんでも「達人」になれるやん。
自分の身体が自分の思い通りにならず、そして、頭で理解していても実際には、なんていう便利な表現ですませるのは、いかがなものかと改めて思い知る。
でも、この稽古会に参加するようになってから、今までとは全然違うものが見えてきた気がする。
気がすると言うのは、まさに気がするのであって、奥が深すぎて、もっともっとそしてゆっくりと長くかかるような気もするからである。
一ついえるのは、ここでのご縁が出来たのは、本当によかったこと。
そして、大事にしたい縁であると事だけ。
それだけでもすごい収穫。
今後とも、よろしくお願いいたします。

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