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広東はまだ夏です

内田先生へ

お久しぶりです。そちらはだいぶ秋らしくなってきましたか?こちらはまだまだ夏の
ような気候が続いています。

早いもので、中国に来てから1ヶ月が経ちました。時間が経つのがとても早く感じる
のは、毎日が充実している証拠なのかな・・・なんて思っています。

こちらに来て驚いたことが3つあります。1つめは、9月17日に「老
師節」といって、普段お世話になっている先生方にプレゼントを贈る習
慣があったこと。韓国にもあるそうですが、日本にはないので驚きました。日本にも
こんな習慣があれば、学級崩壊なんてあり得ないんだろうと思いました。

2つ目は中国の道路では、歩行者優先ではなく、車が優先だということ。この1ヶ月
で、何度か交通事故に遭いかけました。気をつけないと・・・。また、飲酒運転がOK
なことも驚きました。ビールはアルコール度が低いから、飲んだ後も運転していいそ
うです。

3つ目は、同じクラスの日本人の女性に突然声をかけられ、「この先生知ってるかし
ら?」と、朝日新聞(2007年7月29日朝刊、13頁)に載っている内田先生が書かれた
記事を差し出されたこと。
幸徳秋水の『兆民先生・兆民先生行状記』について書かれた記事で、その方はわざわ
ざ日本から記事を切り取って持ってこられていました。私が「私、内田先生のゼミな
んです!」とお伝えすると、その方は先生のファンだそうで、とても羨ましがられて
いました。
中国の、しかもこんなところで、内田先生の話題が出てくるなんて!さすが先生!!
と思ったのでした。

このような感じで、毎日いろんな人やものから刺激を受け、広東料理を楽しみながら
勉強しています。

今週末から中国は国慶節というGWのような休みに入ります。
また面白い出来事があればご紹介したいと思います。

後期の授業も始まったころだと思います。ゼミ生のみなさんによろしくお伝えくださ
い。
それでは。


(最近、人と話していてわからないことがあると、中国人のように「ハァ?!」と答
えてしまう)平山美穂より

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2007年09月26日 22:29に投稿されたエントリーのページです。

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