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2011年04月 アーカイブ

2011年04月16日

スーさん、異動する

4月11日(月)

新年度になって十日あまり。
それにしても、多忙な毎日だった。

1日は、新しい職場での第1回職員会議。校長が経営方針を述べ、新しい組織が発表される。
自分は第1学年の学年主任を拝命した。
本校は、ここ数年のうちに市内でも最大規模の学校となる。現在でも、発達学級を加えて計24学級という大規模校である。
1年生は8学級で254名。担当する教員は11名である。旧日本陸軍の編制に倣うなら、「中隊」規模を担当することになる。となると、その規模の学年主任ならば、さしずめ中隊長というところか。
指導する教師の数も多いので、いかに学年教員間のコミュニケーションを図るかということに何より意を用いることになる。多忙さは、たぶんそれがインセンティブになっているのであろう。

1年生の担当ということは、何をさておき入学式であった。
入学式は6日の午後。ところが、生憎2日と3日は土日だった。準備をするのは、4日と5日の2日間しかない。
第1学年を担当する教員の中には、経験の少ない新規採用教員と常勤講師もいる。彼らの指導もしつつ、とにかく準備に遺漏なきよう気を遣いながらの2日間だった。

6日。午前中は、新任式と始業式である。2,3年生の生徒たちが登校してくる。式が行われる体育館は、二つの学年の生徒だけで既にフロアのほとんどが埋められていた。
新任式は、新任の職員紹介に続いて、生徒代表の歓迎の言葉、新任職員代表の挨拶と型どおりに進行して終わった。
続いて始業式。生徒代表が新学期の抱負を述べる。続いて学校長の話。新学期ということもあるのだろう、生徒たちはお行儀よく静かに聞いている。さらに、生徒たちにはお待ちかねの学年・学級担任の発表。
始業式が終わると、それぞれのクラスに戻って新しいクラスへと移動する。そうして午後の入学式の準備。1年生の教室に上級生がやってきて、お掃除をしてくれたり、黒板に歓迎の言葉を書いてくれたりするのである。
入学式の開式は午後1時半。受付はその1時間前からだが、気の早い生徒と保護者は12時過ぎにはやって来る。そのため、少し早めに昼食をいただいて受付に備える。
受付では、市から送られてきた入学通知書を受領して新入生の確認を行い、新しい学級へと案内する(これは上級生が担当)。保護者にはそのまま式場である体育館へと入ってもらう。

さて入学式。式中、学級担任が新入生一人一人を呼名場面があった。どの生徒も大きな声で元気よく返事をしてくれた。
終わって、生徒も職員も退場したあと、保護者には学年主任からひと言お話をする時間が設けられていた。「自立と共生」について簡単にお話をする。
このあとは、人数が多いため半分のクラスが記念撮影、残りの半分はクラスに戻って学級活動となる。好天に恵まれた、いい入学式だった。

7日と8日は、上級生との対面式や、全校のオリエンテーションが計画されていた。学級組織を決定したり、班編成をしたり、清掃分担を決めたりする時間が必要なので、いきなり授業をするわけにはいかない。そんなことをして慌ただしく過ぎていった2日間だった。

大規模校というのは、もちろんそのデメリットもいろいろあるのだが、こと教員に関して言うなら、自分的には大規模校の方が楽しくていい。だって、いろんな先生がいるからだ。教員の人数が少ないと、どうしても話をする人とかが限られてきてしまう。でも、大勢いるといろんな先生と話をすることができるのだ。
また、学年主任をするのも確か7年ぶりだと思うのだが、これまた楽しい。なぜなら、一緒に指導する仲間が10人もいるからだ。
今までやっていた教務主任は、どちらかと言えば「一人職」であった。自分一人であれこれ書類を整えたり、時間割を作ったりしていた。ところが、学年主任には「学年教師集団」なるものを率いることなるので、一人ではできないことも、みんなでやればできるということがある。ここが教務主任とは全く違う。
いやはや、多忙ではあるが、充実した毎日である。

そんな多忙な中で迎えた週末は、土曜日に名古屋での講習会を終えた香川の守さんが、夕方に浜松入りすることになっていた。
新幹線の改札口で守さんをお迎えし、いつもの支部メンバーと合気道浜名湖道場の有志による小宴が行われた。
守さんのご好意で、名古屋での講習会が行われる際には、浜松まで足を延ばしていただけることになったのだ。となれば、韓氏意拳にも正式に入門してご指導を受けるがよかろうということになった。
その記念すべき第1回の浜松教室。3時間は瞬く間だった。自分は2回目だったのだが、「たぶんこんな感じかなあ」というのが、最初の時に比べれば多少なりともつかめてきたような気がした。得難い講習会だった。守さんにはご無理をお願いして、ぜひ定期的に開催していきたいと強く思った。
多忙な新年度に、すばらしい一服の清涼剤となった。

2011年04月27日

スーさん、職場にちょっと慣れる

4月26日(火) 気がつけば4月の最終週。 早いものだ。 だんだんと学校の様子がわかってきた。それに連れて、身体も今の学校のペースに慣れてきた。 気がついたことがいくつかあるので、それを記しておきたい。 その1、日課がキツい。 前任校に比べて、生徒の登校時間が5分早い。「たかが5分」なのだが、朝の慌ただしい時間帯の5分間がいかに大きいかはみなさまよくご存知のことであろう。 それに、職員の勤務時間は8時からなのだが、生徒の登校時間も8時だ。少なくとも、生徒が登校する前には職員の勤務が始まっている方がよろしかろう。ならば、生徒の登校時間をもう少しだけ遅くした方がいいと思うのだが。 昼休みも、前任校に比べ10分間短い。給食を食べ終わって、歯を磨いて、ちょっとだけ椅子に座っているひと息ついていると、もう5時間目の予鈴のチャイムが鳴る(実際には、椅子に座ってひと息つく時間はないのだが。昼休みは、ほとんどの先生がそれぞれの持場で生徒の様子を見ることになっているからだ)。 月・水・金曜日は、授業終了後に清掃がある。それも、授業が終わってから5分後に開始される。これも、たいへんに慌ただしい感じがする。 まあ、日課はそのうちに身体化していくもので、自然と苦にはならないようになっていくものなのであろうから、来年度の教育課程編成のためにも今のうちに記しておくのである。 その2、女性教員が多い。 県職、市職も含め、全職員の約半分が女性職員である。これは、中学校の現場としては多い方ではなかろうか。 特に、中学校でも荒れている学校では、時に女性教員の授業が成立しなくなることもある。 そういうこともあってか、中学校では概ね女性教員は3割程度ではなかったかという印象である。それを思うと、本校の女性教員の割合は高い。 しかも、それら女性教員は総じて「指導力のある」人たちばかりだ。キビキビしていて、とかく行動が遅くなりがちな1年生など、ひどく叱られる場面を目にする機会がよくあった。コワイのである。だから、生徒から舐められるなどということは絶えてないと断言してよいのである。 その3、職員室での無駄なおしゃべりが少ない。 これはとてもいい。 前任校は、授業のない時間に職員室でたわいもないおしゃべりを大きな声でする教員が何人かいて、それがたまらなく嫌だった。「仕事に集中しろよ」って何度言いたかったことか。 まさか、「職員室の和気藹々とした雰囲気がチームワークを生む」とか、「職員室内での何気ない会話で貴重な情報交換が行われている」などと、本気で信じているような教員はいないであろう。 無駄なおしゃべりで仕事が遅くなる。いきおい、できない仕事を残ってやるようになる。つまり、残業が当たり前になる。 遅くまで職場に残っていて帰宅が遅くなり、当然就寝も遅くなって十分な睡眠時間も確保できず、翌朝眠い目をこすりながら出勤して、子どもたちをいい顔で迎えられるわけがない。 残業は百害あって一利なしなのである。 その4,部活動に一生懸命取り組む生徒が多い。 どの部も精力的に活動している。放課後は、校庭のあちこちから元気のいい声が聞こえてくるのだ。 自分の指導する男子ソフトテニス部も、どちらかと言えば体育会的な雰囲気で、よく声を出して練習に励んでいる。 春の選手権が間近に迫っているからか、3年生は修学旅行から帰ってきたばかりなのだが、あまりそんなことは感じさせない練習ぶりである。 大会でどんな試合を見せてくれるのか、今からとても楽しみだ。 とまあ、こんな印象である。 大事なことを忘れていた。学校のすぐそばに湖があるのだ。これもいい。 先日も、「総合的な学習の時間」で湖畔まで出かけてきたのだが、自然環境にはとても恵まれていると感じた。 特に朝夕の出退勤時、微妙に表情を変える湖面が見えるだけでも癒される。 また、1年生の教室がある4階からは、1キロほど南側を通っている新幹線がよく見える。ちょうど本校からよく見える辺りで上下線がすれ違うことが多い。そうすると、「おお、あの新幹線に内田先生が乗っておられるかも」と思ったりもする。 大阪方面から来ると、浜名湖を過ぎてから進行方向に向かって左側の窓を見ていると、ニトリの看板が見えると思う。そのすぐ山側の高台にあるのが本校である。東京方面からは、浜松駅を通過してから右側の窓を見ていると、同様に見られるはずである。 みなさま、新幹線に乗られて浜松を通過される際には、ぜひ本校を捜してみてくださいまし。 平日はそこで授業をやっとります。

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