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2004年06月 アーカイブ

2004年06月02日

Bonsai reminds me of a story

5月31日(月)

先週は、3年生の総合的な学習の時間の一環として行われる「浜名湖花博見学」に、引率教員の一人として同行した。

「浜名湖花博」は、正式名称を「しずおか国際園芸博覧会パシフィックフローラ2004」と言い、浜名湖にある庄内半島先端に会場を設営して、4月8日に開幕した(10月11日まで開催)。

期間中は、浜松市のすべての公立小中学校が、総合的な学習の時間として花博の見学に行くことになっている。

会場に近い中学校などでは、ボランティアとして参加する学校もあり、その参加形体は様々である。

わざわざバスをチャーターして行くとなると交通費が嵩むということで、本校では学区にある天竜川駅から花博会場に最も近い弁天島駅までJRに乗り、弁天島駅からは湖上に架かった浜名湖大橋を渡って、徒歩で会場まで行くことにした。

実は、3年生の花博見学は1週間前の5月20日に予定されていたのだが、季節外れの台風2号接近ということで、1週間延期したのだ。

幸い、当日は好天に恵まれ(暑かった!)、予定どおりに実施することができた(って、出張の復命書みたいな書き方ですね)。

手前は、「緊急車両」ということで、(弁天島駅から歩きたかったのだが!?)車で会場まで行き、入口前で徒歩組と待ち合わせをすることになっていた。

会場には基本的に駐車場がない。

車で行く場合には、(大型バスを除き)会場周辺の駐車場に車を入れ、シャトルバスにて会場まで行くことになっている(シャトルバスは無料だが、駐車料金が千円かかる)。

入口前で生徒たちを待つ間、続々と大型バスが到着する。

降りてくるのは、ほとんどがお年寄りたち。そりゃそうでしょう、平日だからね。

高校生の集団も多かった。遠足も兼ねているのだろう。

ほどなく生徒たちも到着し、いよいよ入場である。

入口近くは売店のブース。「国際花博」ということもあってか、インド料理や韓国料理の店などがある。

会場マップを見ながら、展示会場などを覗く。

手前は、基本的におよそ花には興味関心がない。

花の名前や種類も、とんと不案内である。

しかし、そんな手前でも「おお、これはいい!」と感心させられた展示があった。

「園芸文化館」に展示されていた「盆栽」である。

それまで、「だいたい盆栽なんて、年寄りがやるもんじゃないかよ、ケッ」と思っていた自らの不明を深く恥じた。

「園芸文化館」では、東京にある高木盆栽美術館から、特別出展が行われていた。

この特別出展の盆栽が、手前のようなシロートから見ても、すばらしい!の一言なのである。

何がすばらしいかって?

確か昨年、最初の内田ゼミで、先生からグレゴリー・ベイトソンのお話を聞いた。コンピュータに「人間と同じように考えられるようになるか」と問うたところ、コンピュータからは「ソレニ チナンダ オハナシガ アリマス」という答えが返ってきたというお話である。

展示された盆栽の一つ一つをじっと見ていると、「物語」が浮かんでくるのである。

何であれ、「それに因んだお話」を、思い出させたり思いつかせたりしてくれるものというのは、よきものなのである。

今はとてもそんな時間はないが、いつか手前も盆栽に取り組んでみようと強く思っているのである。

いやあ、「浜名湖花博」へ行ってよかった。

ちなみに、「花博」は10月中旬まで開催されております。

浜名湖の海の幸に舌鼓を打ちつつ、花も愛でたいという方は、ぜひ浜松へお越しくださいね。

2004年06月08日

ふん、まあ、いいけど

6月6日(日)

土曜日は、県中学生ソフトテニス選手権大会への参加のため、富士宮へ。

雲一つない晴天で、間近に見える富士山も、その頂上までくっきりと見ることができた。
同じ静岡県とは言え、県西部に位置する浜松市からは、富士山の姿はほとんど見ることができない。

晴れた日に、校舎の4階から頂上付近が少し見えるだけである。

でも、富士宮から見る富士山は、でっかいこと!

とにかく、見事なパノラマなのである。

なーんて、別に富士山を見に来たわけではない。

試合は、各地区の予選を勝ち抜いた、計114組の個人戦トーナメントで行われた。

本校からのエントリーは1組のみ。

4月末に行われた浜松市の予選で、ベスト8に入れば今大会への出場資格が得られたのだが、本校から参加した6組中、ベスト8に残ったのはただ1組だけだったのである(その1組は優勝しましたが)。

この参加組数の割り当てについて、手前はかなり不満を持っている。

参加は、基本的に県下各郡市ソフトテニス協会に割り当てられた組数によって出場するようになっている。

しかし、ある協会などは、ソフトテニス部のある中学校が1校しかないのに6組が出場できたりしているのである。

浜松市の協会には、ソフトテニス部のある中学校が30校ちかくあるんだよ?

1分の6と30分の8じゃあ、明らかに割が合わないでしょ?

ふん、まあいいけど。

来るべき市町村合併の折りには、ぜひとも出場組数についても見直しをしてもらいたいのである。

さて、本校から参加した唯一のペアは、途中苦戦もしながら何とか4回戦までたどり着いたが、そこで力尽きてベスト16。

中体連の夏季大会では、県大会ベスト8が東海大会へと出場できる。

あと一歩なのである。

中体連夏季県大会までは、あと残り2ヶ月足らず。

負け惜しみで言うのではないが、手応えは感じている。まあ、見ておれよ。

途中、小野先生からメールが入って、「浜松に帰ったら反省会をやりましょう」とのことで、大坪先生も参加して、いつもの居酒屋にて小宴。

四方山話の中で、「今年の夏休みは内田先生がまた浜松に来られて、今度は麻雀ができるんですかねえ」という話題になり、「いやあ、ぜひやりたいですよねえ!」と盛り上がる。
そのまま居酒屋近くの雀荘へと出向いて、半荘を4回。酔っていない大坪くんの一人舞台であった(覚えてろよ)。

朝起きて、内田先生の日記(6月5日)を見てびっくり!

ひょっとして、内田先生にはわれらの言動がすべて筒抜けになっているのではなかろうか。
まことに畏れ入った千里眼なのである。

よし、これからは内田先生を招いて、「浜松うなとろ大麻雀大会」(仮称)を毎夏の恒例行事にするのである。

内田先生、どうぞよろしくお願いいたします。

2004年06月15日

すーさん、今週もテニス行脚

6月14日(月)

土日は、コーチらと選手10名とで、沼津市にある加藤学園高校女子ソフトテニス部を訪問し、合宿練習を行っていただいた。

加藤学園高校女子ソフトテニス部の監督である菅井先生とは、かれこれ10年以上のおつき合いになる。

その間、5人の教え子がお世話になったが、ケガでインターハイ予選に出場できなかった1人を除いて、他の4名はすべてインターハイへと出場させていただいた。

菅井先生は、昨年行われた静岡国体でも、少年女子チームの監督を務められている。

手前より年下なのであるが、その指導力には、県内のソフトテニス関係者の誰もが一目も二目も置いているのである(ちょっとホメすぎかな?)。

今年も、加藤学園高はインターハイ県予選で、団体戦こそ優勝を逃した(ベスト4)ものの、個人戦では見事優勝を飾っている。

優勝したペアは、中学時代はまったく無名だった選手。高校に入学してからの指導の賜物なのである。

そんな指導力のある菅井監督に、本校の選手たちを見てもらい、技術面で最後の仕上げをしようという目論見なのである。

実は、この4月からも、本校卒業生が一人お世話になっている。その生徒の様子を見にいくというのも、今回の訪問目的の一つであった(カワラザキさん、たくましくなっていました!)。

さて、到着早々高校生と一緒に基本練習を行いながら、本校から参加した選手一人一人に、菅井先生から技術的なアドバイスをしていただく。

特に、技術はありながらも、試合になるとどうしても動きが固くなってしまう前衛選手には、マンツーマンで指導していただいたが、ぐんぐんと動きがよくなっていく(いったい自分は何を指導していたのだろうと思ってしまう)。

他の選手も、周囲に技術レベルの高い高校生たちがいるためか、目に見えて上達していくのがわかる。

午後は高校生とゲーム。

さすがに、高校生の団体戦レギュラークラスとは試合にならない。

それでも、何とか高校生のボールにくらいついて必死にゲームをしているうちに、少しずつゲームも取れるようになってきた。

夜は、高校の合宿所に宿泊。何より、宿泊代がかからないというのがありがたい。

大人は学校近くの居酒屋にて、菅井先生を囲んでの小宴。

その日の練習の様子を肴にしながら、ビールをぐいぐい飲む(やや飲み過ぎてしまった)。

そう言えば、菅井先生も手前の紹介で内田先生の著作に親しむようになり、いっぺんに内田先生のファンになってしまったのだそうだ。保健体育の先生ということもあり、武道の身体論にも興味があるとのこと。いいことである。

翌日は、午前中2時間ほど基本練習を行い、再びゲーム。

本校の選手一人一人の課題がはっきりした合宿であった。いろいろな意味で、今後の目途が立ってきた。

実は、高校生は今度の土日に東海大会を控えているのである。

大会1週間前の貴重な土日というのに、中学生の相手をさせられるのは、選手にしてみればさぞや気を揉ませられるというものであろう(すみませぬ)。

そんな菅井先生と加藤学園高の選手たちのご厚意に応えるためにも、来月から始まる中体連夏季大会では、それなりの結果を出すつもりであります。

どうも、2日間たいへんお世話になりました。ありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。

2004年06月28日

でも疲れましたの学校開放日

6月28日(月)

先週は、木曜日と金曜日が「学校開放日」であった。

この「学校開放日」なるものは、以下のような目的で実施されている。

①日常の教育活動を、保護者や地域住民に公開し、学校の現状に対する理解を深める。

②地域の信頼に応え、学校と地域、保護者が一体となって、生徒の健全育成に取り組む体制をつくる。

要するに、「地域に開かれた学校」を目指して、保護者や地域住民に学校へ来ていただき、その活動の様子を見ていただくという趣旨なのである。

それはいいのだが、この「学校開放」については、多少の問題点がある。

最も問題となるのは、学校開放中に、「不審者」が校内へ侵入したらどう対処するのか、という点である。

大阪池田小の事件以来、浜松市内のほとんどの小中学校も、児童・生徒が校内にいる時間帯は正門を閉鎖するようになった。

さすがに門扉が閉まっていると、「不審者」も校内には入りにくいということがあるのだろう。

しかし、「学校開放」期間中は、そうはいかない。

「児童・生徒の安全面の確保」は、学校において何よりも優先されなければならない事項である。

つまり、「開かれた学校」と「学校のセキュリティ」というアンビヴァレントな状況の中におかれているということなのである(ホントは、正門のところに「守衛さん」とかがいてくれればいちばんいいんですよね)。

とりあえず、本校では「受付」のところで、教頭が終日対応することとなった(教頭先生、お疲れさまでした)。

参観者は、名簿に氏名を記入し、「参観者」という名札を付けてから、校内に入ってもらうようにした。

昨年までは、午前中のみ開放していたが、「午前中ではなかなか学校へ行けない」という保護者の声にも配慮して、今年は午前9時から午後3時半までの開放時間としたのだが、その甲斐あってか、多くの人たち(2日間でのべ100人以上)が学校を訪れてくださった。

さて、開放日2日目の金曜日には、賓客が本校を訪問された。

県教育委員会の義務教育課長が訪問されたのである。

静岡県では、この4月から「中学校1年生支援プログラム(中学校1年生において、学級編制の弾力化や少人数指導の充実等を行う)」が実施されている。

本校もご多分に洩れず、この4月より中学1年生の学級編制の弾力化(本来ならば7学級のところを、1クラスの生徒数を減じて8学級で編制)を実施している。

さらには、保護者の要望もあり、1年生の英語と数学で「少人数指導」も導入した(もちろん、「習熟度別」ではやってませんよ、念のため)。

浜松市内では、いくつかの学校で「中1支援プログラム」を実施しているのだが、ちょうど本校が「学校開放日」ということもあり、その実施状況を視察するとのことで、めでたく本校への視察訪問とは相成ったらしい。

県教委義務教育課長ともなると、われわれ義務教育に携わる下々の教員が拝謁の栄を浴する機会など、めったにあることではない。

もちろん、事前に県の出先機関や市の教育委員会からは、訪問の旨連絡があった。

いくつかの質問事項があるので、それに対して答えられるようにしておいてほしいとのことであった。

当然、教育課程に関わることが主になるので、教務がお答えしなければならないようであった。気が重くなった。

課長一行は、きっかり午前10時に来校された。校長先生と懇談後、主に1年生と3年生の授業の様子を参観された。

そのあとは、校長室にて質疑応答である。いつお呼びがかかるかと恐懼して職員室で待機していると、はたして校長先生が顔を出し、「教務主任、ちょっと校長室へ」とのお言葉。

畏まりつつ校長室へ入ると、すぐに課長より「少人数指導を行うについて、時間割編成上工夫したことや苦労したことは何ですか」とのご質問。

続いて、矢継ぎ早に「加配教員をどのように有効活用しているか」、「すべての時間を少人数で行うのではなく、題材または教材によって2C3T(2クラスを3人の教員で指導する)にする等の弾力的な時間割編成はできないか」などの質問がなされる。

どれも核心をついた質問ばかりであった。

答える方はといえば、何せ新米の教務主任なので、冷や汗をかきつつお答え申し上げるのが精一杯である。

「世に賢き人の種は尽きまじ」(そんなこと誰か言ったっけ?)。とにかく、頭の回転が手前などよりは数倍速い(8ビットと64ビットの違いと申しましょうか)という印象であった。

いくつか具体的な御指導もあったが、いちいち納得できるものばかりであった。

最後に、「カリキュラムの編成については、とにかく教務主任の采配に負うところが大きいですよね。そういう意味ではたいへんなお仕事ですが、ぜひがんばってください」と激励された。

うれしかった。

帰り際、職員玄関でお見送りをする時にも、またもや手前のところに「教務、がんばってくださいね」とおっしゃっていただいた。恐縮の限りである。

現実にはなかなか難しいところもあるのだが、できる限りよりよき方向に向けて教育課程の編成をしていこうと決意を新たにした。得がたい機会であった。でも、疲れました。

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