華チャンの韓国”うほほい”インサイド・レポート・2004

 

2004年3月18日

こんにちは!

 

先日、先生宛てに、「妊娠9週です、つわりは軽めです」というようなメールをしましたが、あの後、ピークがやってきて、かなり大変な日々を送っていました。

女子大での授業が始まったのですが、学校までのバス通勤があかんかったようです。

 

行きと帰りに1回ずつ、吐いてしまって・・・。

(汚い話ですみません。・・・ビニール袋を持っていたので助かりました。)

 

それ以来1週間ちょっと、食べられなくなったり、吐いたりしていました。

体重も5キロ近く減ってしまい・・・ちょっと心配になったので、予定よりも一週間早い13日(先週土曜日)に病院に行ってきました。

 

超音波で見ると、(頭からおしりまでの長さが)5センチにも満たないちっこいのが、手や足をガンガン、ブンブン振り回して暴れているのがわかりました。

びっくりでした。

先生に、

「今、ちょうど手のひらサイズで、おもちゃみたいでしょう?でも、これでもちゃんとした人間なんですよ。」

と言われ、いまさらですが、「母に、親になるのだなあ。」という実感がわきました。

 

病院ではサービスで毎回、超音波のビデオを撮って渡してくれます。

前回のはまだただの丸、動いてもいないし、あんまりおもしろくなかったので(?!)、家で1、2回見ただけでしたが、今回のはおもしろくて、家でも何回も見ています。

 

超音波を見て安心したのか(単純!)、病院から帰った後、気分が少しずつ良くなり・・・月曜日からは、急に3食、量は少な目やけど食べれるようになりました。

今は、世界が変わった!って思うくらい、気分爽快!!です。

まだ、妊娠前に比べたら、食べる量は少ないけど・・・。(前が大食いすぎたから。)

ムカムカもほとんどなくなったし、何よりも、おいしい、おいしいと思いながらご飯を食べられることの幸せを、心からかみ締めています。

(大袈裟でしょうか?でも、本当に、食べられないことが辛かったので・・・。)

夫も、やっとまともな晩ご飯が食べられると喜んでおります。

長いこと、ちゃんと作ってへんかったからなあ・・・。

 

明日は早速市内に出て、日本人奥様たちとお昼ご飯でも食べてこようと思ってます!

妊娠・出産経験者の友達みんなに、「今からが一番楽しい時期やで〜!」と言われています。

確かに、自由に動き回れるし、ご飯もおいしいし、おなかが大きくなってきたり、胎動を感じたり・・・・そういう、「妊婦っぽい」ことも経験できるだろうし。

今からわくわくしています。

ちょうど、いい季節だし。

楽しめるだけ楽しんでやろう!!という気持ちです。

 

またメールします。

お元気で。

 

2004年3月4日

こんにちは。

私、妊娠しました。今、9週です。

今がつわりのピークらしいのですけど、幸い軽い方みたいです。

でも、やっぱり、一日中二日酔いみたいな気分、食欲もないし・・・しんどいことはしんどいです。

来週から学校が始まるのですが(週に1回、3時間だけですけど)、バスで1時間以上かかるので、途中で気持ち悪くなったりしないか、それが少し心配です。

早くおいしいものをおいしい!と思いながら食べられる日がくればいいのに・・・。

でも、自分の体の中にちがう命が生きている、心臓が二つある(!)ということを考えると、すごく不思議な気持ちになるし、ちゃんとせななぁ(←?)と思います。

お酒も全く飲んでません!!

またメールします。

では。

 

 

2004年1月8日 

あけましておめでとうございます。

2004年もどうぞよろしくお願いします。

2004年になり、韓国では日本文化がほぼ全面的に開放されました。

さっそく、5日からテレビでは日本のドラマをいろいろ放送しています。

ちょっと古めのドラマばかりなのですが、私は日本にいる間、あまりドラマを見ていなかったので、どれも見たことないものばかり。

ついつい、夫と二人、夜更かしして見ています。

ドラマもすごいのですが、それよりももっとすごい、ある意味、革命的(おおげさ?)とも言えるのが大相撲の放送です!!

録画ですけど、それにしても、韓国のテレビで日本の国技である相撲が見られるなんて!!

とっても意味があると思います。

私は亡くなった祖父の影響で、中学生の頃からの相撲ファン。

最近はこっちのネット相撲同好会をみつけ、会員になったのですが、ここがまたおもしろい(変な?)空間なのです。

会員はかなりの相撲マニアばかりで、2月の韓国巡業を心待ちにしている人たち。

ソウル公演の会場に、韓国相撲(シルム)の最高峰を決める競技場が選ばれ、

「シルムの競技場で相撲だなんて!」

というシルム関係者や反日派の意見があり、もめたらしいのですが、それに対しても、

「相撲の真似してるのはどっちやねん!」

「だんだん派手になっていく審判の衣装とか、土俵入りみたいな儀式とか、明らかに相撲の影響やん!」

「あの競技場だって、外から見たら両国国技館かとおもたわ。」

「スポーツなんやから、いろいろ言わんと楽しめばええねん。」

と、ほんまに韓国?っていうような意見が続々と出てました。

また、荒らし目的(?)みたいな人の、

「もし韓国人力士が優勝したとして、その時も君が代を流すのか?」

というような話題にも、

「しゃあないやん、そういうことになってるんやし。」

「メジャーリーグでもアメリカ国歌流してるやん。」

「っていうかー、韓国人力士が優勝することなんか、今のとこありえへん。」

と、なんともまったり(?)した反応やったし。

「僕の小学校にお相撲さんが来ました。大きかったです。」

というような、小学生のほのぼのカキコがあったりもしました。

(韓国出身の春日王などが、ソウルの日本人学校、韓国の地元小学校を訪問したのです。)

なんというか、たまには、こういう「日本人にやさしい」空間(まあ、そこに来ている人は日本好きというよりは、相撲が好きでたまらないっていう人たちなんでしょうけど。)、ぬるーい空間に身を置くのもええかも・・・なんて思ってしまいます。

・・・かといって、私が今まで、日本人だという理由でいじめられたり、いきなり戦争責任を追求されたりしたわけちゃいます、念のため。

でも、特に、顔の見えないネットの場合、日本人だとカミングアウトすると、変なことを言うてくる人もたまーにいて、なんとなく発言する勇気がなくなったりもするんですよね。

だから、思う存分、好きな相撲のことについて話せる、こんなサイトは私にとってはとてもありがたいです。

ところで、その相撲サイトの掲示板に、きのう、テレビ局関係者から書きこみがありました。

「相撲に詳しい方、解説者をしてくれる方を捜しています。」

今ごろそんなことして、初場所、いつからやと思ってるんやろ?

ちゃんと準備してるん?(しかも、ネットで募集なんて、ええ加減な・・・。)

ほんまに放送されるんかしら・・・と、不安になってしまいました。